2010．04．28～05．04　伊勢志摩～名古屋～豊橋の旅/ダークロＨＰ

2010.05.03　名古屋から豊橋

・2010．04．28～05．04　伊勢志摩～名古屋～豊橋の旅

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7時起床。今日の過ごし方を、携帯や新聞を眺めながら2時間じっくり考える。豊川稲荷や名古屋城は興味がないのでやめる。他のイベントにも興味が出ない。午前中に名古屋の美術館二つ見て豊橋の路面電車に乗ることに決めた。私の中では豊橋は思い出の中にあるが、現実はそうではないだろう。豊橋よ。お元気ですか？今日も晴れ。9時にホテル出て、デニーズへ。朝っぱらから満員近い。この辺のビジネスホテルに泊まる素泊まり客が利用するのだろう。オムライスとコーヒー。なんか眠い。テレビ塔の周囲をうろうろする。10時に愛知県美術館。常設展のすばらしい展示を眺める。11時に出て歩く。すごく歩く。街路樹の緑がきれいだ。11時半に名古屋市美術館。美術館のある公園にはサーカス小屋がかかり、子供たちでにぎわっていた。企画展「静けさのなかから：桑山忠明」を2分で鑑賞終了。つまらなすぎた。常設展のグルームス「ウールワース・ビルディング」がすばらしかった。こういう、マンガのような構造物は大好き。12時15分ごろ美術館を出る。暑い。地下鉄で大須観音から鶴舞へ。電車も駅も、東西線と感じが似ている。鶴舞から名古屋へ。13時17分、名古屋から豊橋へ。立ってたら疲れた。14時7分着。路面電車で終点まで。運動公園前。なんだか記憶よりも町が発展したかもしれない。昔通った小児科の病院まで行く。記憶と違う建物と周りの風景に違和感。休診日なので本当にここの病院なのか、よくわからない。携帯でいろいろ調べ、ここに違いないと判断。30年も経てば建て直しするはずだ。一応、建物を撮影し、去り際に、お辞儀。どうも、いつもは別の終点から来ていたのではないかと気付き、もう一つの終点である赤岩口まで歩く。ザリガニ釣りをした沼はどこかに消えたようだが、記憶にちかい風景が現れた。川にも見覚えがある。なかなかいい再会だった。16時44分に赤岩口に着く。47分に発車。豊橋から渥美線で、南栄へ。ここには父の転勤で幼少のころ、5年間住んでいた。祖母は20年以上前に亡くなり、両親にとってはそれほどいい場所ではなく、弟にとっては記憶の断片すらない。他人に共感してもらえない場所。今回は一人旅。行くには、今がいい機会なのだ。駅の隣のダンキンドーナツがない。見覚えのある店が消えている。スーパーも２つほど消えていた。なんだか昔に比べ、元気がない気もする。緑地公園へ。松の香りがする。路面電車の展示は撤去されたようで、ほとんどの遊具が新しくなっていたが、昔遊んだ遊具が２つほど残っていた。昔は毎日のようにここに通っていた。例えば、公園といえば、今でも私はここをイメージする。緑といえば、今でもこの公園の緑をイメージする。底なし沼といえば、今でもこの公園の隣にある底なし沼をイメージする。松といえばここ。ベンチといえばここ。私にとって、全てのイメージの源泉のような場所なのだ。ホテルまで歩く。途中、昔住んでいた借家を通る。３０年前からおんぼろだった「わが借家」（父が昔、我が家という意味で呼んでいた）が、当時と同じ外見で残っていたのに驚く。今も誰かが住んでいるようだった。道路を超えたところには、同じように当時からおんぼろだった大学生アパートも、そのままの姿で建っていて、思わず声を上げて笑ってしまった。ただいま！その後、ホテルまで長い長い道のりを歩く。ホテルは豪華で驚く。大きなイトーヨーカ堂があり、フィットネスジムもあり、１０個くらいの映画をやっているシネコンも隣接されていて、快適な空間だった。ヨーカ堂のフードコートで日向夏ソフトクリーム。とても美味しい。部屋に帰り、コーラとビールを飲みまくる。ビールは５００ミリを２缶空けた。泥酔。

名古屋～豊橋