レスラーノート

ブッカーT

BOOKER T

本名:ブッカー・ハフマン
1965年5月1日
テキサス州ヒューストン出身
191cm 113kg

タイトル歴
世界ヘビー(WWE)
WCW世界ヘビー
WCW世界タッグ
WWE世界タッグ
GWFタッグ
WCW・TV
WCW・US
WWEインターコンチネンタル
WWE・US
TNA世界タッグ
TNAレジェンド
得意技
シザースキック(別名アックスキック)
ブックエンド
スピンルーニー(ブレイクダンスのウインドミル。アピール技)

88年、テキサス州ヒューストンでデビュー。92年にダラスのGWF(Global Wrestling Federation)に入団。実の兄のスティービー・レイとタッグチーム「エボニー・エクスペリエンス」を結成。92年7月にGWFタッグ王座を獲得。日本のインディ団体NOWにも2回参戦している。93年6月に兄と共にWCWに登場。チーム名「ハーレム・ヒート」として活躍した。WCWではWCW世界ヘビー級王座を5回、WCWタッグ王座を11回獲得した。

2001

01年、WCW崩壊後にWWFに入団。妙技スピンルーニーと、決め台詞の「SUCKA!」を武器に活躍。8月19日、PPV「サマースラム」でザ・ロックを相手にWCW世界ヘビー級王座の防衛戦。15分20秒、ロックボトムに敗れて王座転落。

2002

02年2月17日、PPV「ノー・ウェイ・アウト」でテストと組んでタズ、スパイク・ダッドリー組のWWFタッグ王座に挑戦。7分16秒、タズのタズミッションにテストが敗れた。3月17日、PPV「レッスルマニア」でエッジと対戦。6分33秒、インプラントDDTに敗れた。8月25日、PPV「サマースラム」でゴールダストと組んでクリスチャン、ランス・ストーム組のWWEタッグ王座に挑戦。9分36秒、乱入したテストのビッグブーツをくらってブッカーTがクリスチャンにフォール負け。

2003

03年1月23日、ソウル市蚕室室内体育館大会で行われたWWEの韓国公演でゴールダストと組んでウイリアム・リーガル、ランス・ストーム組のWWE世界タッグ王座に挑戦。12分14秒、ストームにベルトで殴られてブッカーTがフォール負け。3月30日、PPV「レッスルマニア」でHHHの世界ヘビー級王座に挑戦。18分50秒、ペディグリーに敗れた。

2004

04年2月16日、RAWでRVDと組んでバティスタ、リック・フレアー組の世界タッグ王座に挑戦。フレアーの足4の字固めをブッカーTが決められたところにファイブスター・フロッグスプラッシュを決めて、ブッカーTがフレアーにフォール勝ち。世界タッグ王座を獲得した。3月14日、PPV「レッスルマニア」でレネ・デュプリ、ロブ・コンウェイ組、ババ・レイ、ディーボン組、ギャリソン・ケイド、マーク・ジンドラック組を相手に4WAYでのタッグ王座の防衛戦。7分52秒、RVDがファイブスター・フロッグスプラッシュでコンウェイに勝利。

2005

05年3月、「ブッカーT&スティービー・レイ プロレス・アカデミー」をヒューストンに開校。元WCWのナイトロ・ガールスのシャーメルと結婚。シャーメルもディーヴァとしてWWEに登場。4月3日、PPV「レッスルマニア」で30人参加のバトルロイヤルに出場し、11分20秒、最後に残ったクリス・マスターズにオーバー・ザ・トップロープで勝利。

2006

06年4月2日、PPV「レッスルマニア」でシャーメルと組んでブギーマンとハンディキャップマッチ。3分53秒、ネックハンギングボムにブッカーTが敗れた。5月、キング・オブ・ザ・リングの決勝戦でボビー・ラシュリーに勝利して優勝。優勝後、キング・ブッカーに改名。7月23日、レイ・ミステリオを破り世界ヘビー級王座を獲得した。11月26日、「サバイバー・シリーズ」でバティースタに敗れ王座転落。

2007

07年8月26日のサマースラムで、8ヶ月間の欠場から復帰してきたHHHと対戦。ペディグリーをかわしてブック・エンドを決めたが、最上段からのサマーソルト・レッグドロップをかわされ、最後はペディグリーに敗れた。10月にシャーメルと共にWWEを離脱。11月11日にTNAに初登場。スティング、X組対カート・アングル、ケビン・ナッシュ組というメインイベントでのXとしての出場だった。13分36秒、アングルのオリンピックスラムにスティングが敗れた。その後もTNAで活躍。11月29日、TNAの放送でロバート・ルードと対戦。アックスキックで勝利。12月13日、TNAの放送でクリス・ハリスと対戦。アックスキックで勝利。

2008

08年2月10日、TNAのPPV「アゲインスト・オール・オッズ」でロバート・ルードと対戦。両者リングアウト。2月16日、IGFの有明コロシアム大会に来日し、TAJIRIと対戦。12分21秒、スピンルーニーを見せてからのシザースキックで勝利した。2月21日、TNAの放送でカート・アングルと対戦。エプロンに立ったボビー・ルードを攻撃する隙を突かれてオリンピックスラムに敗れた。3月9日、TNAのPPV「ディスティネーションX」でロバート・ルードとストラップマッチ。手錠で殴られてフォール負け。3月20日、TNAの放送でAJスタイルズと対戦。丸めこんでフォール勝ち。3月27日、TNAの放送でロバート・ルードと対戦。場外で鉄柱に激突させて流血させて勝利。5月22日、TNAの放送でAJスタイルズと対戦。スタイルズがスワンダイブの技を狙ったところでトムコが妨害し、チョークスラムで勝利。6月19日、TNAの放送でBGジェイムスと対戦。アックスキックで勝利。6月26日、TNAの放送でケビン・ナッシュとノーDQマッチ。乱入したサモア・ジョーがトラースキックをナッシュに誤爆してそのままフォール勝ち。7月13日、TNAのPPV「ビクトリーロード」でサモア・ジョーのTNA王座に挑戦。エキサイトしてブッカーTだけでなくレフリーやスタッフを攻撃しつづけるジョーに対し、スティングが乱入して止めに入る。いったん引きあげたジョーだったが、リングに戻ってブッカーTを攻撃。スティングがバットでジョーを殴る。倒れたジョーをブッカーTがフォールしてシャーメルが3カウント。ベルトを手にして退場した。7月17日、TNAの放送で、ノーコンテストのため王座奪取は無効とマネージングディレクターのジム・コルネットに宣告された。同日、コンシクエンス・クリードとストレッチャーマッチを行ない勝利。ストレッチャーで運ばれた先の救急車の中からサモア・ジョーが現れて、救急車につっこまれて発車させられた。8月10日、TNAのPPV「ハード・ジャスティス」でサモア・ジョーのTNA世界ヘビー級王座に凶器使用可能な金網マッチで挑戦。アックスキックを決めたが、照明が落ち、照明がついた時にはジョーがギターを持っていた。そのままギターで殴られてフォール負け。8月21日、TNAの放送でライノと対戦。アックスキックで勝利。9月18日、TNAの放送でジェイ・リーサルと対戦。アックスキックで勝利。9月25日、TNAの放送でAJスタイルズと対戦。ブリーフケースで殴ってフォール勝ち。10月9日、TNAの放送でAJスタイルズと対戦。ジャーマンスープレックスを決めたが両者の肩がついていて、ギリギリで肩を上げられて敗れた。10月12日、TNAのPPV「バウンド・フォー・グローリー」でクリスチャンAJスタイルズと3WAYマッチ。雪崩式アンプリティアーをAJに決めたクリスチャンにダイビング式のアックスキックを決めてフォール勝ち。10月16日、TNAの放送でヘルナンデスと対戦。急所蹴り、ブリーフケースでの殴打からのアックスキックで勝利。10月23日の放送でカート・アングル、スティング、ケビン・ナッシュとメインイベント・マフィアを結成。さらにレジェンドチャンピオンシップのベルトを披露。11月9日、TNAのPPV「ターニングポイント」でクリスチャン・ケージを相手にレジェンド王座の防衛戦。後方回転エビ固めを切り返してのエビ固めでフォール勝ち。11月20日、TNAの放送でエリック・ヤングを相手に防衛戦。アックスキックで勝利。12月4日、TNAの放送でサモア・ジョーを相手に防衛戦。コキーナクラッチを決められタップしたが、シャーメルがレフリーと口論していため試合続行。リングサイドにやってきたビューティフルピープルがジョーの目にスプレーをかけて、アックスキックで勝利。12月7日、TNAのPPV「ファイナル・レゾリューション」でスティング、ケビン・ナッシュ、スコット・スタイナーと組んでAJスタイルズ、サモア・ジョー、チーム3D組と対戦。負ければスタイルズにスティングのTNA王座を奪われる試合だった。スティングがマッスルバスターでジョーに担ぎあげられたが、背後からナッシュがジョーに急所パンチを決めて脱出。スティングがスコーピオン・デスドロップでジョーに勝利。

2009

09年2月8日、TNAのPPV「アゲインスト・オール・オッズ」でシェイン・シーウェルを相手に防衛戦。アックスキックで勝利。3月15日、TNAのPPV「ディスティネーションX」でAJスタイルズを相手に防衛戦。スタイルズクラッシュに敗れてレジェンド王座から転落。4月9日、TNAの放送でサモア・ジョーと対戦。パワースラムに敗れた。5月14日、TNAの放送でジェスロ・ホリデーとアイ・クイットマッチを行ない勝利。5月24日、TNAのPPV「サクリファイス」でAJスタイルズのレジェンド王座に「アイクイット」マッチで挑戦。腕ひしぎ逆十字固めを決められてジェナ・モラスカがタオルを投入して敗れた。6月11日、TNAの放送でサモア・ジョーとファーストブラッドマッチ。鉄パイプで腹を殴られて口から血を流して敗れた。6月25日、TNAの放送でジェームズ・ストームと対戦。ビール瓶で殴って反則負け。7月19日、TNAPPV「ビクトリーロード」でスコット・スタイナーと組んでビアマニーインクのタッグ王座に挑戦。12分29秒、外向きにロープにもたれていたルードにブッカーTがエプロンからアックスキックを決めてスタイナーが丸めこんでフォール勝ち。TNA世界タッグ王座を獲得した。7月23日、TNAの放送でビッグ・ロッコ、サリー・ボーイ組を相手にタッグ王座の防衛戦。スタイナーがスタイナー・フラットライナーでロッコに勝利。8月16日、TNAのPPV「ハード・ジャスティス」でレイ、ディーボン組を相手にノーDQ、フォールズ・カウント・エニウェアマッチでタッグ王座の防衛戦。3DをブッカーTがくらってディーボンにフォールされたが同時にスタイナーがレイを丸めこんで同時に3カウント。判定の末、勝利に終わった。9月24日、TNAの放送でアビス、ミック・フォーリー組を相手にタッグ王座の防衛戦。フォーリーが裏切ってアビスにDDTを決めて、ブッカーTがアックスキックでアビスに勝利。10月18日、PPV「バウンド・フォー・グローリー」でスコットと組んでチーム3D、ブリティッシュ・インヴェイジョン(IWGPタッグ王者)、ビアマネーインクを相手にタッグ王座の2冠戦。試合序盤でビアマネーインクのD.W.Iをくらって場外でダウンし戦線離脱。ベルトを他のチームに奪われ王座転落。この試合を最後にTNAを離脱。

2010〜

10年11月10日から21日にかけて、フランス遠征。AWRのシリーズ全7大会に出場。 11年1月30日、WWEのロイヤルランブルに登場。その後はWWEで解説者として活躍。12月18日、PPV「TLC」でコーディ・ローズのインターコンチネンタル王座に挑戦。ビューティフル・ディザスター(ロープに飛びのり体を半回転させてのキック)に敗れた。 23年1月28日、WWEのロイヤルランブルにサプライズ出場。