レスラーノート

アトランティス

ATLANTIS

1962年9月28日
メキシコ・ハリスコ州ロス・アルトス出身
177cm 88〜92kg

通称
大陸仮面
タイトル歴
ナショナル・ミドル
ナショナルタッグ
NWA世界ミドル
CMLL世界タッグ
CMLL世界ライトヘビー
東北ジュニア
NWA世界ライト
得意技
アトランティーナ
大陸ラナ

10人兄弟(男4人、女6人)の次男に生まれ、幼少から父が経営していた農場を手伝う。12歳からアレナ・コリセオ・デ・グアダラハラにあるディアブロ・ベラスコのジムに通いはじめる。その後、エンリケ・ベラの勧めでメキシコシティに移動。ベラのアパートに寄宿して私設のジムに通いはじめる。その後、オンブレ・バラの推薦でEMLLに所属。アレナ・メヒコのジムで練習を開始。

1983

83年6月11日、アレナ・プエブラでアトランティスとしてプレデビュー。ポルトと組んでマヌエル・ロブレス、ハバト組と対戦した。6月12日、アレナ・ピスタ・レボルシオンで正式デビュー。ソラール2号、ハビエル・ジャネスと組んでブファロ・ザルバへ、ブルーノ・ビクトリア、エル・クルセーロ1号組に勝利した。9月21日、アレナ・メヒコでのルチャ・リブレ51周年大会のメインでナショナル・ウェルター級王者のエル・タリスマンとマスカラ・コントラ・マスカラで対戦。1本目は13分40秒、アバラ折りでアトランティスの勝利。2本目は6分23秒、タリスマンのリングアウト勝ち。3本目は5分14秒、体固めでアトランティスの勝利。タリスマンのマスク剥ぎに成功した。

1984

84年11月にジェリー・エストラーダを破りナショナル・ミドル級王座を獲得。

1988

88年4月、アンヘル・アステカと組んでナショナルタッグ王座を獲得。6月にNWA世界ミドル級王座を獲得。

1990

90年8月にNWA世界ミドル級王座を獲得。EMLL、CMLLのエースとして活躍した。10月26日、クン・フーとのマスカラ戦に勝利してマスクを剥いだ。

1991

91年2月、SWSに初来日。全2戦のシリーズだった。2月5日、熊本市体育館大会で折原昌夫と対戦。10分38秒、ボディプレスで勝利。2月7日、長崎国際体育館大会で仲野と対戦。9分17秒、ノーザンライト・スープレックスに敗れた。

1993

93年10月1日、マノ・ネグラとのマスカラ戦に勝利してマスクを剥いだ。

1994

94年3月にドクトル・ワグナー・ジュニアを破りCMLL世界ライトヘビー級王座を獲得。

1995

95年11月、ラヨ・デ・ハリスコ・ジュニアと組んでヘッドハンターズを破りCMLL世界タッグ王座を獲得。

1996

96年9月にもリスマルクと組んでCMLL世界タッグ王座を獲得。

1997

97年12月にCMLLジャパンに来日。

1998

98年8月にCMLLジャパンに来日。

1999

99年5月にCMLL世界ライトヘビー級王座を獲得。

2000

00年3月17日、アレナ・メヒコでビジャノ3号とのマスカラ戦に勝利してマスクを剥いだ。

2002

02年5月11日、メキシコシティ・アレナコリセオでの闘龍門5周年記念大会でラヨ・デ・ハリスコ・ジュニア、ビジャノ3号、ビジャノ4号と組んでSUWA、スコルピオ・ジュニア、アポロ・ダンテス、ドクトル・ワグナー・ジュニア組と対戦。1本目は8分50秒、ビジャノ4号が横入り式エビ固めでワグナー・ジュニアにフォール勝ち。2本目は6分27秒、ワグナー・ジュニアのライガーボムにビジャノ4号が敗れた。3本目は10分12秒、ハリスコ・ジュニアがトペ・デ・レベルサでワグナー・ジュニアに勝利した。7月7日、闘龍門の神戸ワールド記念ホール大会でサスケと組んでサスケ・ザ・グレート、ネグロ・カサス組と対戦。12分36秒、アトランティスがケブラドーラ・トド・アルトでサスケ・ザ・グレートに勝利。7月14日、闘龍門のディファ有明大会でスペル・ノバと組んでリッキー・マルビン、ネグロ・カサス組と対戦。16分29秒、アトランティスがケブラドーラ・トド・アルトでマルビンに勝利。

2003

03年7月20日から始まったみちのくプロレスの第3回ふく面ワールドリーグに参戦。開幕戦の矢巾町民総合体育館大会でサスケと対戦。20分6秒、ケブラドーラ・トド・アルトで勝利。7月22日、塩川町民体育館大会でサマー・サンタと対戦。9分40秒、アトランティーナで勝利。7月27日、ビッグパレットふくしま大会でジャワ原人と対戦。17分5秒、アトランティーナで勝利。8月3日、古川市総合体育館大会でツタンカーメン8世と対戦。9分54秒、アトランティーナで勝利。8月9日、福島市国体記念体育館サブアリーナ大会で死国衛門三郎と対戦。10分41秒、アトランティーナでレフリーストップ勝ち。8月14日、新潟フェイズ大会でケンドー・カシンと対戦。10分24秒、高角度回転エビ固めにフォール負け。8月16日、秋田市立茨島体育館大会でスーパー・モアイと対戦。8分45秒、首固めにフォール負け。8月17日、白河市中央体育館大会でイホ・デ・アニバルと対戦。9分31秒、大陸ラナで勝利。8月19日、むつ市民体育館大会でステルスと対戦。13分8秒、アトランティーナで勝利。7勝2敗でリーグ戦を終了。8月24日、仙台卸商センター産業見本市会館サンフェスタ大会で死国衛門三郎と2位決定戦。2分58秒、アトランティーナで勝利。同日の優勝決定戦でケンドー・カシンと対戦。13分38秒、大陸ラナで勝利。ふく面ワールドリーグに優勝した。8月26日、札幌テイセンホール大会でディック東郷の東北ジュニア王座に挑戦。17分3秒、アトランティーナで勝利。東北ジュニア王座を獲得した。9月12日、CMLLのアレナコリセオ大会でブラック・ウォリアーを相手に防衛戦。1本目は4分44秒、足決め式吊天井に敗れた。2本目は3分27秒、大陸ラナで勝利。勝負をかけた3本目は10分28秒、アトランティーダで勝利して初防衛に成功した。10月4日から始まったみちのくプロレスのみちのくふたり旅タッグリーグ戦に井上治と組んで参戦。公式戦1試合終了後、パートナーを気仙沼二郎に変更。10月9日、酒田市営体育館大会で池田誠志と対戦。5分39秒、大陸ラナで勝利。10月17日、秋田市立茨島体育館大会でマッチョ・パンプと対戦。12分29秒、大陸ラナで勝利。タッグリーグ戦は1勝4敗に終わった。10月19日、Zepp Sendai大会でタルサン・ボーイと対戦。12分30秒、ケブラドーラ・コンヒーロ2連発からの大陸ラナで勝利。11月14日、CMLLのアレナメヒコ大会でイホ・デ・ペロ・アグアヨを相手に防衛戦。1本目は3分46秒、変形羽根折り固めで勝利。2本目は2分28秒、片エビ固めにフォール負け。3本目は6分41秒、両者リングアウト。再試合が行われ、4分3秒、アトランティーダで勝利して2度目の防衛に成功した。11月23日、CMLLのアレナメヒコ大会でレイ・ブカネロを相手に防衛戦。お互いに1本ずつ取り、勝負をかけた3本目はアトランティーダで勝利して3度目の防衛に成功した。

2004

04年1月11日、CMLLのアレナコリセオ大会で3代目ブラック・タイガーを相手に防衛戦。お互いに1本ずつ取り、勝負をかけた3本目はアトランティーダで勝利して4度目の防衛に成功した。3月、みちのくプロレスに来日。3月24日、横手平鹿広域圏民体育館大会でマッチョ☆パンプと対戦。14分24秒、逆エビ固めで勝利。3月28日、Zepp Sendai大会でザ・グレート・サスケを相手に防衛戦。24分3秒、サスケスペシャルXに敗れて東北ジュニア王座から転落した。6月、ブルー・パンテルと組んでCMLL世界タッグ王座を獲得。

2005

05年にルード(悪役)に転向。7月22日、ドクトル・ワグナー・ジュニアを破りNWA世界ライトヘビー級王座を獲得。

2006

06年4月16日、後楽園ホールでのウルティモ・ドラゴンの自主興行でブラック・ウォリアーと組んでウルティモ・ドラゴン、イホ・デル・サント組と対戦。1本目は10分10秒、サントのカバージョにアトランティスが敗れた。2本目は3分47秒、アトランティスがアトランティーダでサントに勝利。3本目は10分46秒、ウルティモのアサイDDTにウォリアーが敗れた。

2007

07年8月30日、後楽園ホールで、みちのくプロレスの「第4回覆面ワールドリーグ戦」に出場し、1回戦でスペル・デルフィンと対戦。7分32秒、アトランティダで勝利した。9月1日、Zepp Sendaiでの2回戦でエル・サムライと対戦し、14分48秒、回転ゴリースペシャルで勝利。9月2日、岩手県営体育館での準決勝で義経と対戦し、アトランティダで勝利。決勝では4代目タイガーマスクと対戦。11分4秒、腕ひしぎ逆十字固めに敗れた。12月10日、闘龍門のメキシコ・アレナ・メヒコ大会でウルティモ・ドラゴンを相手にNWA世界ライトヘビー級王座の防衛戦。1本目は8分43秒、両者リングアウト。2本目は20分7秒、アトランティーダで勝利。

2008

08年5月11日、アレナ・メヒコでの闘龍門自主興行「ドラゴマニア3」で、ウルティモ・ゲレーロレネ・デュプリと組んで藤波辰爾ウルティモ・ドラゴンミスティコ組と対戦。左足首の捻挫をしていたウルティモに対しアトランティスが逆片エビ固めを決めてギブアップ勝ち。

2009

09年4月5日、テハノ・ジュニアに敗れてNWA世界ライトヘビー級王座から転落。

2010

10年5月29日、アレナ・メヒコでの「ドラゴマニア」でブカネロ、パルンボ、アルカンヘルと組んでマスカラス、藤波、プラタ、ウルティモ・ドラゴン組と対戦。18分46秒、マスカラスのダイビングボディアタックにアルカンヘルが敗れた。

2011

11年1月22日、新日本プロレスの後楽園ホール大会「CMLL FANTASTICA MANIA」に来日。OKUMURAと組んでバーナードアンダーソン組のIWGPタッグ王座に挑戦。13分6秒、アンダーソンのガンスタンにOKUMURAが敗れた。23日の同会場での大会2日目にはドラゴン・ロホ・ジュニア、タイチと組んでライガー、バーナード、アンダーソン組と対戦。11分8秒、バーナードのバーナードライバーにタイチがフォール負け。

2012

12年1月4日、新日本プロレスの東京ドーム大会でバリエンテTAKAみちのく、タイチと組んでライガー、4代目タイガーマスク、ドラダ、KUSHIDA組と対戦。10分18秒、ライガーの垂直落下式ブレーンバスターにバリエンテが敗れた。8月3日、CMLLのアレナメヒコ大会でディアマンテ・アスールと組んでCMLL世界タッグ王座を獲得。

2013

13年1月18日、後楽園ホールで行われた新日本プロレスの「CMLL FANTASTICA MANIA 2013」に来日。ライガー、4代目タイガーマスクと組んで邪道外道、メフィスト組と対戦。11分21秒、メフィストの雪崩式デビルウィングスにアトランティスが敗れた。1月19日の2日目はエウフォリアと対戦。7分30秒、アトランティーダで勝利。1月20日の3日目はメインでプリンス・デヴィット棚橋と組んでエウフォリア、メフィスト、オカダ・カズチカ組と対戦。9分58秒、アトランティスがアトランティーダでメフィストに勝利した。

2014

14年9月19日、アレナ・メヒコでのCMLLのビッグショー「アニベルサリオ」のメインでウルティモ・ゲレーロとマスカラ・コントラス・マスカラで対戦。1本目はトケ・エスパルダス(変型エビ固め)にフォール負け。2本目はプルポ・ゲレーロ(グラウンドのメディオ・カングレホと卍固めの複合技)で勝利。勝負をかけた3本目はゲレーロスペシャルをカウント2で返し、アトランティーダで勝利した。

2015

15年1月、新日本プロレスの「ファンタスティカマニア」に来日。1月17日、新木場1stRING大会でマスカラ・ドラダと組んでタッグトーナメントに参戦し、1回戦で内藤ラ・ソンブラ組と対戦。8分5秒、ドラダがコーナーから飛びこんでの回転エビ固めでソンブラにフォール勝ち。準決勝でメフィスト、ポルボ組と対戦。4分27秒、ドラダが飛びつき回転エビ固めでメフィストにフォール勝ち。決勝でウルティモ・ゲレーロ、グラン・ゲレーロ組と対戦。16分54秒、アトランティスがラ・アトランティーダでウルティモ・ゲレーロに勝利してトーナメントに優勝した。1月18日、後楽園ホール大会のメインでウルティモ・ゲレーロと対戦。18分5秒、ゲレーロスペシャルに敗れた。9月18日、アレナメヒコで行われたCMLLの年間最大イベント「アニベルサリオ」のメインでラ・ソンブラを相手にマスカラ・コントラ・マスカラで対戦。25歳の対戦相手に対し、観客の大声援を受けて奮闘。1本目は6分8秒、大陸ラナをかけたところでセコンドのルーシュが乱入して反則勝ち。2本目は2分53秒、シャドウドライバーに敗れた。3本目はアトランティーダで勝利。ソンブラのマスク剥ぎに成功した。

2016

16年1月、新日本プロレスの「ファンタスティカマニア」に来日。

2017

17年1月、新日本プロレスの「ファンタスティカマニア」に来日。1月21日、後楽園ホール大会でルーシュと対戦。イス攻撃で流血。アトランティーダを決めたところでロス・インゴベルナブレスが乱入。10分46秒、内藤の急所攻撃からのルーシュドライバーに敗れた。4月14日、アレナメヒコ大会でウルティモ・ゲレーロのNWAヒストリックミドル級王座に挑戦。1本ずつ取りあった3本目、ゲレーロスペシャルに敗れた。

2018

18年1月、新日本プロレスの「ファンタスティカマニア」に来日。6月16日、ROHのテキサス州ダラス大会でストゥーカ・ジュニア、ゲレーロ・マヤ・ジュニアと組んでマット・ターバン、ヴィニー・マルセリア、TKオライアン組のROH世界6人タッグ王座に挑戦。合体技のロックスター・スーパーノヴァをくらってマヤ・ジュニアが敗れた。7月13日、アレナメヒコ大会で35周年記念試合としてラヨ・デ・ハリスコ・ジュニア、オクタゴンと組んでウルティモ・ゲレーロ、マスカラ・アニョ・ドスミル、フェルサ・ゲレーラ組と対戦。お互いに1本ずつ取りあい、3本目にアトランティスがアトランティーダでゲレーロに勝利した。

2019

19年1月、新日本プロレスの「CMLL FANTASTICA MANIA」に息子のアトランティス・ジュニアと共に来日。1月11日、大阪府立体育会館・第2競技場大会で息子のデビュー戦。息子と組んでOKUMURA、サンソン組と対戦。10分16秒、OKUMURAのスピニングDDTにアトランティス・ジュニアが敗れた。1月21日、後楽園ホール大会でアンヘル・デ・オロティタンと組んでフォラステロ、クアトレロ、サンソン組のナショナル6人タッグ王座に挑戦。14分28秒、クアトレロのクアトレロボムにオロが敗れた。11月30日、CMLLのアレナ・メヒコ大会でラヨ・デ・ハリスコ・ジュニア、ブルー・パンテルと組んでカネック、マスカラ・アニョ・ドスミル、ビジャノ4号組と対戦。2対1で勝利した。その後、15ヶ月間、長期欠場。

2021

21年4月24日、アレナメヒコ創設65周年大会で復帰し、ボラドール・ジュニア、エウフォリアと組んでウルティモ・ゲレーロ、バルバロ・カベルナリオ、グラン・ゲレーロ組と対戦。お互いに1本ずつ取り合った3本目、アトランティスがアトランティーダでウルティモ・ゲレーロに勝利。

2022

22年6月10日、アレナメヒコ大会でアトランティス・ジュニアと組んでコパ・ディナスティアス(親族同士のタッグトーナメント)に参戦し、1回戦でエウフォリア、ソベラーノ・ジュニア組と対戦。ソベラーノ・ジュニアのムーンサルトプレスにアトランティスが敗れ、エウフォリアのソベラナにアトランティス・ジュニアが敗れた。

2023

23年7月14日、アレナメヒコ大会でデビュー40周年記念試合。オクタゴン、アトランティス・ジュニアと組んでウルティモ・ゲレーロ、フエルサ・ゲレーラ、アベルノ組と3本勝負で対戦し、2本先取して勝利。10月28日、新日本プロレスのネバタ州ラスベガス・サムズタウンライブ大会で40周年記念試合を行ない、棚橋弘至、ミスティコ、アトランティス・ジュニアと組んでロッキー・ロメロ、ソベラーノ・ジュニア、4代目タイガーマスク、エイドリアン・クエスト組と対戦。10分27秒、アトランティスがパワーボムでクエストに勝利。