自称キング・オブ・オールドスクール。試合中に「コリノ、イチバーン!」と絶叫するような観客を意識したパフォーマンスと、クラシカルなアメリカンプロレスで活躍し、ZERO−ONEの常連外国人となった。愛息コービー君もたびたび来日し、父のセコンドについて活躍した。
95年4月6日にペンシルベニア州のインディー団体PCWでデビュー。
97年から99年1月にかけてノースカロライナでプロモーターとしてN.W.A.2000を運営。
97年5月2日、N.W.A.2000ライトヘビー級王座を獲得。10月29日、プエルトリコでWWC世界ジュニアヘビー級王座を獲得。
98年7月31日、ランス・ダイヤモンドと組んでNWA・USタッグ王座を獲得。同年にECWに登場。
99年3月21日、ECWのPPV「リヴィング・デンジャラスリー」でボールズ・マホーニーと対戦。強烈なイス攻撃をくらってフォール負け。
00年3月12日、ECWのPPV「リヴィング・デンジャラスリー」でダスティ・ローデスを相手にブルロープマッチで対戦。頭部へのイス攻撃からエルボードロップをくらってフォール負け。4月22日、ECWアリーナでの「サイバースラム」でダスティ・ローデスと対戦。カウベルを腕に巻きつけてのエルボードロップで勝利。5月14日、PPV「ハードコアヘブン」でTAJIRIと対戦。机の上へのブレーンバスターに敗れた。7月16日、PPV「ヒートウェイブ」でジェリー・リンと対戦。クレイドル・パイルドライバーに敗れた。10月1日、PPV「アナーキー・ルールズ」で世界王座挑戦権を賭けてCWアンダーソンと対戦。オールドスクール・エクスプロージョン(変形ネックブリーカー)で勝利。11月5日、PPV「ノーベンバー・トゥ・リメンバー」でジャスティン・クレディブル、王者のジェリー・リン、サンドマンを相手にダブル・ジェパディ・マッチで王座戦。ジャスティンがツームストン・パイルドライバーでジェリーに勝利し、コリノが竹刀を使ったネックブリーカードロップでサンドマンに勝利。ジャスティンと1対1の対決となり、最後はスーパーキックで勝利してECW世界ヘビー級王座を獲得した。12月3日、PPV「マサカー・オン・34thストリート」のメインでジェリー・リン、ジャスティン・クレディブルを相手に3WAYでの防衛戦。ジャスティンがツームストン・パイルドライバーでジェリーに勝利して1対1の対決となり、最後はオールドスクール・エクスプロージョンで勝利。
00年からフィラデルフィアのプロモーターとして活躍し、インディー団体IWA(International Wrestling Association)を旗揚げ。01年にPWF(Premier Wrestling Federation)に改称。
01年1月7日、ECWが行った最後のPPV「ギルティ・アズ・チャージド」でジャスティン・クレディブル、サンドマンを相手にテーブル、ラダー、チェア、竹刀マッチで防衛戦。ハードコアマッチを展開し、最後はサンドマンに頭上に吊るされたベルトを獲得されてECW王座から転落した。4月24日、NWA世界ヘビー級王座を獲得。7月にZERO−ONEに初来日。
02年5月25日、フロリダ州でダニー・ドーリングを破りフロリダ・ヘビー級王座を獲得。
03年1月6日、ZERO1の後楽園ホール大会で田中将斗を相手に初代ZERO−ONE認定USヘビー級王座の決定戦。14分10秒、ノーザンライトボムで勝利。USヘビー級王座を獲得した。4月13日、ノアの有明コロシアム大会に出場し、トム・ハワードと組んで秋山準、斎藤彰俊組と対戦。11分6秒、秋山のエクスプロイダー一発であっけなくフォール負けした。6月20日、フロリダでマイク・アッサムを破りMLW世界ヘビー級王座を獲得。
04年1月4日、さいたまスーパーアリーナでのハッスル1でトム・ハワード、ダスティ・ローデスと組んでミル・マスカラス、ドス・カラス、シコデリコ・ジュニアと対戦。ミル・マスカラスのダイビングボディーアタックにフォール負け。負けたことに納得のいかないコリノは試合後にローデスに怒りをぶつけ、エルボー、パンチを連打してローデスを流血させた。ローデスも反撃し、テキサスジャブから毒針エルボーでコリノをKOした。2月にPWFからワールド−1を旗揚げ。3月7日、横浜アリーナでのハッスル2ではCWアンダーソンと対戦し、ノーザンライトボムで勝利。5月8日、横浜アリーナでのハッスル3では、ハッスル1で仲間割れしたローデスと遺恨試合として対戦。ローデスの入場をコリノが花道で急襲。急所攻撃や凶器攻撃で両者流血。6分37秒、最後はブーツで殴られ、毒針エルボーで敗退。
05年6月11日、ミシガン州ベイシティで大森隆男のAWA王座に挑戦。13分3秒、スモールパッケージホールドでフォール勝ち。AWA世界ヘビー級王座を獲得した。
06年2月25日、大阪府立体育会館・第2競技場大会でY2P−160kg(吉江豊)と組んで日高郁人、藤田ミノル組のタッグ王座に挑戦。21分53秒、Y2Pが軽井沢で藤田に勝利。NWAインターコンチネンタルタッグ王座を獲得した。3月21日、札幌テイセンホール大会で佐藤耕平、横井宏考組を相手にタッグ王座の防衛戦。12分49秒、Y2Pがピンクラッチで横井に勝利。3月28日、後楽園ホール大会でコルト・カバナと対戦。13分39秒、ピンクラッチでフォール勝ち。6月20日、小田原アリーナ大会で佐藤耕平、崔領二組を相手にタッグ王座の防衛戦。20分33秒、佐藤のジャーマンスープレックスにコリノが敗れて王座転落。
07年1月7日、AWA世界ヘビー級王座を獲得。3月31日、横浜市金沢産業振興センター大会で大森隆男を相手に防衛戦。19分38秒、アックスボンバーに敗れて王座転落。5月27日、後楽園ホール大会でTAJIRIと対戦。13分45秒、バズソーキックに敗れた。6月のシリーズを最後にZERO1での来日が途絶える。
08年9月23日、ゼロワンの後楽園ホール大会に来日し、引退セレモニー。セレモニー後にグイドー対日高戦のレフリーとなり、高速カウントでグイドーの勝利をアシストした。10月に「謎の団体WPFの刺客」、マスクマンのミスターレスリング3号としてゼロワンMAXに来日。10月30日の後楽園ホール大会に初登場し、ヤヤ・ブラジルと組んで大谷、田中将斗組と対戦。9分52秒、大谷のスパイラルボムにブラジルがフォール負け。11月26日、ZERO1の新木場1stRING大会でKAMIKAZEを相手にミスターレスリング3号としてUS王座の防衛戦。16分59秒、非道クラッチでフォール勝ち。11月28日、後楽園ホール大会でチャールズ・エヴァンスと組んでNWAインターコンチネンタルタッグ王者の藤田ミノル、菅原組に挑戦。16分41秒、エヴァンスのハマータイムで藤田にフォール勝ちして王座を獲得。
09年2月8日、プエルトリコでレイ・ゴンザレスを破りWWCユニバーサルヘビー級王座を獲得。2月にスティーブ・コリノとしてZERO1に登場。2月26日、ZERO1の新木場1stRING大会でミスターレスリング3号としてKAMIKAZEを相手にUS王座の防衛戦。15分52秒、グランドコブラを返しての片エビ固めでフォール勝ち。2月27日、後楽園ホール大会のメイン終了後、世界ヘビー級王座を獲得したばかりの大谷が「大先輩の言葉ではありますが「いつ何時、誰の挑戦でも受ける」。そんなチャンピオンでありたいと思います」とマイクアピールしたことから、その場で挑戦をアピール。10分7秒、スパイラルボムに敗れた。3月15日、後楽園ホール大会で、エヴァンスがWPFを離脱したため空位になったNWAインターコンチネンタルタッグ王座決定戦でミスターレスリング3号と組んで崔、浪口組と対戦。21分1秒、ドリームキャッチにコリノがフォール負け。12月9日から始まったZERO1のタッグリーグ戦「風林火山」に金村キンタローと組んで参戦。1勝2敗1引き分けでリーグ戦を終えた。
10年3月8日、WORLD-1の大会でコービー君とWORLD-1タッグ王座を獲得した。3月27日、ROHのアリゾナ州フェニックス大会でジェリー・リンとハードコアマッチで対戦し、敗れた。4月14日、サッポロファクトリーホール大会でハートリー・ジャクソンと組んで大谷、曙組のNWAインターコンチネンタルタッグ王座に挑戦。17分59秒、大噴火にコリノが敗れた。
11年3月6日、ZERO1の旗揚げ10周年記念大会となった両国国技館大会で澤田敦士と組んで佐藤耕平、KAMIKAZE組のタッグ王座に挑戦。Mr.フレッドの不可解なレフリングで優位な展開となったが、最後は14分12秒、KAMIKAZEのムーンサルトプレスにコリノがフォール負け。7月3日、後楽園ホール大会で澤田と組んで佐藤耕平、KAMIKAZE組のタッグ王座に挑戦。11分38秒、KAMIKAZEのグランドコブラツイストにコリノがフォール負け。9月17日、ZERO1の後楽園ホール大会で柿沼謙太と対戦。8分10秒、ノーザンライトボムで勝利。12月8日からZERO1のタッグリーグ戦「風林火山」に黒覆面の策略シュヴァルツに変身し、白覆面のヴァイスと組んで参戦。1勝3敗でリーグ戦敗退。12月23日、ROHのニューヨーク州大会でケビン・スティーンと対戦。ハードコアマッチを展開し、イスの上へのパッケージ・パイルドライバーに敗れた。
12年3月2日、ZERO1の後楽園ホール大会でザ・シークと組んで田中将斗、ゼウス組のNWAインターコンチネンタルタッグ王座に挑戦。14分51秒、田中のスライディングDにシークが敗れた。9月15日、ROHのイリノイ州シカゴ・リッジ大会でジミー・ジェイコブスと組んで王座決定戦に勝利してROH世界タッグ王座を獲得。10月13日、ROHのカナダ・オンタリオ州トロント大会でブリスコブラザーズを相手にタッグ王座の防衛戦。コリノの急所攻撃からジェイコブスがビクトリー・ロールで丸めんでジェイ・ブリスコにフォール勝ち。12月16日、ROHのニューヨーク州ニューヨーク大会でブリスコ兄弟、カプリス・コールマン、セドリック・アレキサンダー組を相手にタッグ王座の防衛戦。ブリスコ兄弟のドゥームスデイ・デバイスをくらってジェイコブスが敗れ、王座転落。
16年3月6日、後楽園ホールでのZERO1の15周年記念大会に来日し、CWアンダーソンと組んで高岩竜一、葛西純組と対戦。10分38秒、コリノがSTOで高岩に勝利。6月24日、ROHのノースカロライナ州コンコード大会でBJホイットマーと対戦。エクスプロイダーに敗れた。11月5日、PWFのノースカロライナ州モアヘッドシティ大会でコルビー・コリノと対戦。12分59秒、PKに敗れた。
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