ダークロHP / レスラーノート

バディ・ロジャース
BUDDY ROGERS


本名:ハーマン・ロード
1922年(21年説あり)2月20日
ニュージャージー州カムデン出身
180p 102kg
タイトル歴:NWA世界ヘビー WWWF世界ヘビー
得意技:フィギュア4レッグロック

初代「ネイチャーボーイ」。ネイチャーボーイのニックネームはナット・キング・コールの曲から取ったものといわれている。WWWF初代王者としても有名。4の字固め、派手な動作に重点をおいたスタイルなど、リック・フレアーのファイトスタイルに影響を与えた。55年にデビュー。61年6月、パット・オコーナーを破ってNWA世界ヘビー級王座を獲得。その年棒は60年当時で1億円を超えていたといわれる。63年1月、カナダ・アルバータ州、トロント・メイプル・リーフ・ガーデンでルー・テーズに敗れて王座転落。この試合、当初の挑戦者はホイッパー・ビリー・ワトソンだった。ワトソンは地元の英雄ながらすでにロートルであり、ロジャーズが防衛するはずだった。この事件の背景には、ロジャースが王者となってから、NWA地区をくまなくサーキットしなかったため、NWA幹部達の反感を買っていた事実がある。ロジャースのブッキング権を掌握していたのはニューヨーク地区のプロモーターであるビンス・マクマホンだった。この事件の後、ビンスは63年4月にWWWFを設立した。1月25日、WWWFの初代王者に認定された。5月17日、ニューヨークのマディソン・スクウェア・ガーデンでブルーノ・サンマルチノを相手に防衛戦。わずか48秒でカナディアン・バックブリーカーに敗れて王座転落。92年6月26日、脳卒中により死去。
「ロジャースは馬場さんに話を聞かされていたからさ。オフィスで何回か会った時も、いつも胸を張っていて、金髪でビシッとしててカッコよかったね。威風堂々ってやつだよ。試合は・・・昔のレスラーだね。もうガチガチ来ましたから。ロジャースというとショーマンのイメージがあるかもしれないけど、始まりと終わりはショーマンでも、試合の中身はシビアですよ。ロジャースが使うのは本当のレスリング技。グッと押さえてきたり、足を取りながら足首をグッと締めてみたりとかね。もちろん足4の字もバチッと入ったし」 (「Gスピリッツ」10号(08年12月)の天龍のインタビューより)

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