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ドリー・ファンク・ジュニアDORY FUNK Jr.1942年2月19日 インディアナ州インディアナポリス出身 190cm 115kg |
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通称
グレート・テキサン
タイトル歴
NWA世界ヘビー
インターナショナル・タッグ インターナショナル・ヘビー フロリダヘビー ミッドアトランティック・ヘビー 得意技
スピニングトーホールド
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名レスラーで、テキサスのプロモーターだったドリー・ファンク・シニアの長男。少年時代からレスリングの英才教育を受け、63年1月にプロレス入り。
69年2月、ジン・キニスキーを破り第46代NWA世界ヘビー級王者に輝き、4年3カ月間に渡ってベルトを保持した。11月、日本プロレスにNWA王者として初来日。12月2日に大阪府立体育館で猪木の挑戦を受けた。猪木にとって初めての世界戦だったが、結果は60分時間切れの引き分け。ドリーは洗練されたレスリングを見せつけた。12月3日、東京体育館大会で馬場を相手に60分3本勝負で防衛戦。1本目は21分7秒、ランニング・ネックブリーカードロップに敗れた。2本目は3分47秒、スピニング・トーホールドで勝利。3本目は時間切れ引き分けに終わった。
70年7月の2度目の来日では馬場のインター王座に挑戦。真夏の大阪府立体育館は満員の熱気とテレビ用の照明で灼熱地獄。試合は3本勝負で行われ、1本目はドリー、2本目は馬場が取って、3本目は両者リングアウトに終わった。8月2日、福岡スポーツセンター大会で猪木を相手に60分3本勝負で防衛戦。1本目は30分38秒、ダブルアームスープレックスで勝利。2本目は7分4秒、ジャーマンスープレックスに敗れた。3本目は時間切れ引き分けに終わった。弟テリーとの「ザ・ファンクス」としても活躍し、71年12月、馬場、 猪木組からインターナショナル・タッグ王座を奪取。
73年7月より全日本プロレスに参加し、77年暮れ、オープン・タッグ選手権に優勝。79年、82年と世界最強タッグ決定リーグ戦に2度優勝している。
80年11月から81年8月にかけてフロリダヘビー級王座を3度獲得。
81年4月に復活したインター王座決定トーナメントに優勝。
83年1月30日、ノースカロライナ州シャーロットでミッドアトランティック・ヘビー級王座を獲得。
84年5月12日、ノースカロライナ州スペンサーでマスクマンのマスクド・アウトローとしてミッドアトランティック・ヘビー級王座を獲得。
93年2月28日、日本武道館大会でカート・ベイヤーと対戦。9分40秒、逆さ押さえこみでフォール勝ち。
95年12月15日、カナダ・アルバータ州カルガリーのスタンピード・コレルで行われたカルガリーマット50周年の記念大会に出場し、テリーと組んでブライアン・ピルマン、ブルース・ハート組と対戦。13分49秒、反則負けに終わった。
96年11月4日、フロリダNWA(ハワード・ブロディ派)のフロリダ州ゲインズビルのアラチュア・カウンティ・フェア大会でグレッグ・バレンタインと対戦。18分5秒、スモールパッケージホールドで勝利。
97年2月22日、ニュージャージー州ヤードビルで、ダン・スバーンのNWA世界ヘビー級王座(インディ版のNWA王座)に挑戦。30分時間切れの引き分けに終わった。
98年1月、WWF傘下のレスリングスクールで特別コーチに就任。
99年11月、FMWに来日。
01年10月7日、無我の後楽園ホール大会で新日本プロレスに初登場。メインで西村修と対戦。22分30秒、逆さ押さえこみでフォール勝ち。10月8日、東京ドーム大会でテリーと組んで藤波辰爾、ボブ・バックランド組と対戦。10分40秒、藤波の逆さ押さえこみにドリーがフォール負け。10月12日、上田市民体育館大会でブライアン・ブレアーと組んで武藤敬司、西村修組と対戦。18分21秒、西村の回転足折り固めにドリーがフォール負け。10月13日、四日市中央緑地公園体育館大会でボブ・バックランドと組んで藤波、スティーブ・カーン組と対戦。23分22秒、ドリーがスピニング・トーホールドでカーンに勝利。その後はフロリダ州オカーラで道場「ファンキング・コンサバトリー」を開設し、後進の育成に従事。
05年10月2日、WRESTLE−1の国立代々木競技場・第1体育館大会で中嶋勝彦と組んでブッチャー、キマラ組と対戦。10分16秒、ブッチャーのエルボードロップに中嶋が敗れた。
08年2月に日本での引退試合を行うため、全日本プロレスに来日し「ドリー・ファンク・ジュニアさよならシリーズ」に参加。3月1日、両国国技館大会で引退試合。西村と組んで天龍、渕組と対戦。天龍の容赦ない逆水平チョップを浴びたが、15分7秒、ダブルアームスープレックスからのスピニング・トーホールドで渕にギブアップ勝利。
10年2月20日、フロリダでの自主興行で孫のドリー4世のデビュー戦に出場した。
13年10月27日、全日本プロレスの両国国技館大会にテリーと共に来日。西村、渕組と対戦。20分時間切れ引き分け。この大会からPWF会長に就任した。
14年7月27日、全日本プロレスの後楽園ホール大会に来日。西村、吉江と組んで大森、渕、ウルティモ・ドラゴン組と対戦。12分12秒、ドリーがスピニング・トーホールドで渕に勝利。試合後、「秋山さん、おめでとうございます」と、全日本プロレスの新社長となった秋山を祝福した。11月16日、全日本プロレスの後楽園ホール大会で渕と組んで西村、SUSHI組と対戦。9分6秒、渕が首固めでSUSHIにフォール勝ち。
15年5月31日、全日本プロレスの大阪府立体育会館第2競技場大会で西村と組んで渕、藤原組と対戦。20分時間切れ引き分け。5月30日、天龍プロジェクトの大阪府立体育会館第2競技場大会で天龍、NOSAWA論外と組んで諏訪魔、青木、佐藤光留組と対戦。16分31秒、天龍がラリアットで佐藤に勝利。6月4日、全日本プロレスの後楽園ホール大会で渕、ウルティモ・ドラゴンと組んで井上雅央、高尾、西村組と対戦。17分37秒、ウルティモ・ドラゴンがラ・マヒストラルで井上にフォール勝ち。12月1日、東京愚連隊の後楽園ホール大会のメインでミル・マスカラス、カブキ、船木と組んで論外、藤原、CIMA、ハヤシ組と対戦。16分30秒、マスカラスがダイビングボディアタックで論外に勝利。
16年4月4日、東京愚連隊の新宿FACE大会で藤原喜明、高木三四郎、真田聖也と組んでNOSAWA論外、MAZADA、FUJITA、KIKUZAWA組と対戦。17分17秒、ドリーがスピニングトーホールドでFUJITAに勝利。4月17日、花鳥風月の東京・スターライズタワー大会で西村、ヒロ斉藤と組んで服部健太、ジョシュ・オブライエン、山本裕次郎組と対戦。17分4秒、ドリーがスピニングトーホールドでジョシュに勝利。11月27日、全日本プロレスの両国国技館大会でチャボ・ゲレロ、ウルティモ・ドラゴン、TAJIRIと組んでカブキ、西村、吉江、木高組と対戦。12分9秒、ドリーが首固めで西村にフォール勝ち。11月28日、東京愚連隊の後楽園ホール大会で船木誠勝、カブキと組んでチャボ・ゲレロ、藤原、西村組と対戦。13分9秒、ドリーがスピニングトーホールドで西村に勝利。全日本プロレスのシリーズに参戦。12月3日、夢メッセみやぎ西館ホール大会で中島洋平、岩本、ウルティモ・ドラゴンと組んで菊地、渕、竹田誠志、愛澤組と対戦。10分10秒、ドリーが横回転エビ固めで菊地にフォール勝ち。12月4日、大舘市民体育館大会で秋山、中島と組んで渕、ウルティモ、崔組と対戦。16分7秒、秋山がフロントネックロックで渕に勝利。12月6日、青森産業会館大会で野村直矢、青柳優馬と組んで渕、SUSHI、吉江組と対戦。8分24秒、野村がスピアーからのジャックナイフ式エビ固めでSUSHIにフォール勝ち。
17年4月16日、全日本プロレスの後楽園ホール大会で秋山、西村、吉江と組んで大森、渕、崔、ダルトン・デリック組と対戦。5分50秒、西村がグラウンドコブラツイストでダルトンにフォール勝ち。4月18日、ビッグパレットふくしま大会で秋山、石川修司、ウルティモ・ドラゴンと組んで中島、岩本、西村、関本組と対戦。7分8秒、秋山がエクスプロイダーで中島に勝利。4月22日、品川プリンスホテル大会で秋山、崔、ウルティモ・ドラゴン、中島と組んで大森、渕、西村、吉江、丸山組と対戦。11分29秒、ウルティモ・ドラゴンが横回転エビ固めで渕にフォール勝ち。4月23日、アオーレ長岡大会で青木、岡田と組んで野村直矢、青柳、西村組と対戦。9分1秒、西村の首固めに岡田がフォール負け。8月27日、全日本プロレスの両国国技館大会でヒロ斉藤と組んで渕、カブキ組と対戦。10分16秒、ドリーがスピニングトーホールドで渕に勝利。11月19日、全日本プロレスの真駒内セキスイハイム・アイスアリーナ大会で宮原、武藤、ウルティモ・ドラゴンと組んで関本、TAJIRI、ダルトン・デリック、ブラックタイガー7(論外)組と対戦。13分21秒、宮原がブラックアウトでブラックタイガー7に勝利。11月26日、新木場1stRING大会で秋山、大森、西村と組んでドーリング、ケア、デリック、ブラックタイガー7組と対戦。6分9秒、大森がアックスボンバーでブラックタイガー7に勝利。11月28日、横浜ラジアントホール大会でカブキ、西村、デリックと組んで渕、関本、小鹿、丸山組と対戦。8分21秒、西村が逆さ押さえ込みで丸山にフォール勝ち。
18年11月28日、東京愚連隊の新宿FACE大会で西村と10分間のエキシビションマッチ。
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