レスラーノート

ドス・カラス

DOS CARAS

本名:ホセ・ロドリゲス
1951年2月20日
サンルイススポトシ州サンルイスポトシ出身
178cm 96kg

通称
飛鳥仮面
タイトル歴
ナショナルライトヘビー
UWA世界ヘビー
東京世界タッグ
得意技
トペ・スイシーダ

通称「飛鳥仮面」。ミル・マスカラス、エル・シコデリコの実弟で、12人兄弟の末弟。兄同様にアマレスとボディビルで体を鍛える。メキシコシティで生物学と体育の高校教師をしていたが、兄の名声に憧れてルチャを目指す。ラファエル・サラマンカにルチャを習い、70年1月にデビュー。78年6月カネックを破りナショナルライトヘビー級王座を獲得。8月に全日本プロレスに初来日。8月24日、田園コロシアム大会でマスカラスと組んで馬場鶴田組のインタータッグ王座に挑戦。1対1からの3本目、馬場のサイドスープレックスにドスが敗れた。79年3月、全日本プロレスのチャンピオンカーニバルに参戦。9勝6敗の6位タイに終わった。80年3月2日、後楽園ホール大会でドクトル・ワグナーを相手にUWAメキシコ・ライトヘビー級王座(メキシコ州のローカル王座)の防衛戦。1本目はゴリー・スペシャルでワグナーが勝利し、2本目はプランチャでドス・カラスがリングアウト勝利し、3本目はドス・カラスが高角度の前方回転式ラナで勝利して防衛に成功した。全日本プロレスのPWF杯争奪タッグリーグトーナメントでは兄と出場し、81年、82年と2年連続優勝。83年2月25日、愛知県体育館大会で大仁田厚のNWAインターナショナルジュニア王座に挑戦。10分15秒、場外へのプランチャを決めたがリングに戻れず、両者リングアウトに終わった。84年2月26日、エル・トレオ・デ・クアトロ・カミノスでの王座決定トーナメント決勝でエンリケ・ベラと対戦。1本目は9分20秒、逆十字固めでベラの勝利。2本目は30秒、首固めでドス・カラスの勝利。3本目は10分59秒、高角度回転エビ固めでドス・カラスの勝利。UWA世界ヘビー級王座を獲得した。同王座はのべ3回獲得している(2度目は86年。3度目は92年)。85年11月、新日本プロレスのIWGPタッグリーグ戦にカネックと組んで参戦。リーグ戦は1勝4敗1引き分けに終わった。91年8月7日、後楽園ホールでのW★ING旗揚げ戦に来日。ファンタスマと組んでフィッシュマン、ザ・キラー組と対戦。1本目は8分5秒、ファンタスマがキラーに首固めでフォール勝ち。2本目は4分55秒、フィッシュマンがドスにフォール勝ち。3本目はドスがフィッシュマンにプランチャを決めた。5分52秒、高角度後方回転エビ固めでドスがフィッシュマンにフォール勝ち。8月10日、駒ケ根市民体育館大会でザ・キラーと対戦。8分46秒、ダイビング・ボディアタックで勝利。8月11日、塩尻市立体育館大会でフィッシュマンと対戦。11分4秒、ウラカンラナでフォール勝ち。8月12日、半田市民ホール大会でスティーブ・コリンズと対戦。9分39秒、ダイビング・ボディアタックで勝利。8月14日、津島市民会館大会でフィッシュマンと対戦。9分57秒、飛びこみ前方回転エビ固めでフォール勝ち。94年11月にCMLLに移籍。95年夏に、みちのくプロレスの覆面ワールドリーグ戦に参加し優勝。12月13日、両国国技館でのスーパーJカップ2に出場。1回戦でエル・サムライと対戦し7分、ダイビング・ボディアタックで勝利。2回戦で外道と対戦。急所攻撃やマスクを剥ぎ取られるなど苦戦し、8分54秒、DDTからの外道クラッチに敗れた。 96年10月10日、みちのくプロレス両国国技館大会で小林邦昭ダイナマイト・キッドと組んでサスケ初代タイガーマスク、ミル・マスカラス組と対戦。15分30秒、ドス・カラスがライガーボムでサスケにフォール勝ち。 97年6月にAAAのメンバーで興行を行ったため解雇。その後はAAAで準レギュラーとして出場。 00年9月に息子がAAAでデビュー。WWEでアルベルト・デル・リオとして活躍。 01年8月15日、華☆激の博多全日空ホテル大会でアステカと対戦。16分17秒、フライング・ボディアタックで勝利。 02年7月、マスカラスと共に全日本プロレスの大阪府立体育館大会に来日。83年の最強タッグリーグ戦以来、18年半ぶりに兄弟そろっての来日となった。7月14日、博多スターレーン大会でマスカラスと組んで平井伸和、愚乱・浪花組と対戦。8分30秒、マスカラスがダイビング・ボディアックで平井に勝利。7月15日、長門市農業者トレーニングセンター大会でマスカラスと組んで保坂秀樹、土方隆司組と対戦。8分8秒、ドス・カラスがダイビング・ボディアタックで保坂に勝利。7月17日、大阪府立体育会館大会でブッチャー安生組と対戦。合体フライングチョップを披露するなど好勝負を展開。ドスが場外のブッチャーにトペを決め、8分20秒、マスカラスのダイビング・ボディアタックで安生に勝利。7月20日、日本武道館大会で武藤敬司、マスカラスと組んでブッチャー、グラン浜田、愚乱・浪花組と対戦。9分44秒、ドス・カラスがライガーボムで浪花に勝利。 04年1月4日、ハッスルのさいたまスーパーアリーナ大会でマスカラス、シコデリコ・ジュニアと組んでダスティ・ローデス、トム・ハワード、スティーブ・コリノ組と対戦。13分10秒、マスカラスがダイビング・ボディアタックでコリノに勝利。 06年7月2日、ドラゴンゲートの神戸ワールド記念ホール大会に来日し、B×Bハルクと対戦。10分7秒、パワーボムで勝利。7月27日、後楽園ホールでのWARの最終興行に来日し、愚乱・浪花と組んでダミアン、超電戦士バトレンジャー組と対戦。7分59秒、ドスがウラカンラナでダミアンにフォール勝ち。 09年12月20日、新木場1stRINGでの「飛鳥仮面FIESTA」に来日。ウルティモ・ドラゴングラン浜田と組んでサスケ、エル・サムライ、NOSAWA論外組と対戦。14分48秒、ドスがカンパーナでサムライに勝利。 11年5月15日、メキシコのアレナ・ナウカルパンでの「ルチャ・ファン・フェスト4」でマスカラス、カネックと組んでサイコ・クラウン、マーダー・クラウン、モンスター・クラウン組と対戦。17分44秒、マスカラスがダイビングボディアタックでマーダー・クラウンに勝利。9月4日、アレナ・ナウカルパンで40周年記念大会を開催。マスカラス、シコデリコと組んでビジャノ3号、4号、5号と対戦。マスカラスがダイビング・ボディアタックで5号に勝利した。10月7日、後楽園ホールでの「仮面貴族FIESTA2011」にマスカラスと共に来日し、マスカラスの来日40周年記念試合に出場。マスカラス、 初代タイガーマスクと組んで4代目タイガーマスク、CIMA、ウルティモ・ゲレーロ組と対戦。17分13秒、マスカラスがフライングボディアタックでゲレーロに勝利。 12年2月17日から3日連続で行われたグラン浜田のデビュー40周年記念興業に来日。1日目の大阪ミナミ・ムーブオンアリーナ大会ではGAMI、小峠と組んでグラン浜田、浜田文子、原田組と対戦。13分7秒、ドス・カラスがラ・マヒストラルで浜田にフォール勝ち。2日目の世界館大会では浜田、泉州力、内田と組んで金村、岸和田、ディアブロ、黒影組と対戦。12分33秒、浜田が腕ひしぎ逆十字固めで黒影に勝利。最終戦の大阪ミナミ・ムーブオンアリーナ大会では浜田、ビリーケン・キッド、ツバサと組んでポーゴ、岸和田、空牙、タダスケ組と対戦。11分34秒、浜田が雪崩式浜ちゃんカッターでタダスケに勝利した。 13年12月4日、後楽園ホールでの東京愚連隊自主興行に来日。メインでマスカラスと組んで論外、MAZADA組と対戦。14分18秒、マスカラスがダイビングボディアタックで論外に勝利。東京世界タッグ王座を獲得した。 17年8月3日、GFW(インパクト・レスリング)の放送でアルベルト・エル・パトロン、イホ・デ・ドス・カラスと組んでLAXのホミサイド、オーティス、サンタナ組と対戦。乱入したロウ・キーのゲットースタンプをくらってパトロンがフォール負け。 18年3月29日、リアルジャパンプロレスの後楽園ホール大会でドス・カラス・ジュニア、LEONAと組んでレイ・アンヘルエル、ペロ・デル・アキータ、トスカーノ組と対戦。1本目は6分10秒、ドス・カラス・ジュニアがドラゴンスープレックスでトスカーノに勝利。2本目は6分13秒、トスカーノのミサイルキックにLEONAが敗れた。3本目は3分56秒、ドス・カラス・ジュニアがダイビング・ボディアタックでアキータに勝利した。 19年2月19日、両国国技館で行われたジャイアント馬場没20年追善興行に来日し、マスカラスと組んでカズ・ハヤシ、論外組と対戦。11分6秒、マスカラスがダイビング・ボディアタックで論外に勝利。