レスラーノート

テッド・デビアス

TED DIBIASE

1951年1月18日
オクラホマ州ウッドワード出身
195cm 115kg

通称
ミリオンダラーマン
タイトル歴
NWAミズーリ州ヘビー
UNヘビー
PWF世界タッグ
WWF世界タッグ
世界タッグ(全日本プロレス)
北米ヘビー(MSWA版)
NWAナショナルヘビー
得意技
足4の字固め
ミリオンダラードリーム(コブラクラッチ)
ミリオンダラーバスター(コブラクラッチの体勢からの河津落とし)

元WWA世界ヘビー級王者、「アイアンマン」マイク・デビアス(67年に心臓マヒで急死)の息子。ウェスト・テキサス大学出身。74年にプロレス入り。ファンク一家のコーチを受ける。76年8月、全日本プロレスに初来日。12月に北米ヘビー級王座を獲得。アメリカではNWAの中心地区を避け、主にMSWA地区で活躍し、同地区の北米ヘビー級王座は85年1月までに通算5回獲得している。77年12月にディック・スレーター、80年11月にケン・パテラを破りミズーリ州ヘビー級王者を獲得。83年10月、アメリカでのUNヘビー級王座決定トーナメントで優勝。11月18日、オハイオ州クリーブランドでNWAナショナルヘビー級王座を獲得。 85年、ブロディの移籍によりパートナーのいなくなったPWF世界タッグ王者のハンセンが新パートナーとして起用。鶴田天龍組と防衛戦を行い勝利。年末の世界最強タッグ決定リーグ戦にスタン・ハンセンと組んで参戦。12月12日、日本武道館大会での最終戦で長州力、谷津嘉章組と対戦。30分時間切れ引き分け。世界最強タッグ決定リーグ戦に優勝した。 87年夏、WWFに進出。ミリオンダラーマンのニックネームで活躍した。 88年3月27日、レッスルマニア4でのWWF世界ヘビー級王座決定トーナメントの決勝戦でランディ・サベージと対戦。ダイビング・エルボードロップに敗れた。 90年12月7日、SWSの大阪府立体育館大会でのトーナメント1回戦で天龍と対戦。14分54秒、首固めにフォール負け。 91年12月12日、SWSの東京ドーム大会でケリー・フォン・エリックと対戦。9分18秒、DDTで勝利。 92年からIRS(マイク・ロトンド)とマネーインクなるタッグチームを結成。WWF世界タッグ王座を3回獲得した。 93年9月3日、全日本プロレスの日本武道館大会でスタン・ハンセンと組んで川田利明田上明組の世界タッグ王座に挑戦。13分12秒、ハンセンがラリアットで田上に勝利。世界タッグ王座を獲得した。10月14日、松本市総合体育館大会で川田、田上組を相手にタッグ王座の防衛戦。18分15秒、ハンセンがラリアットで川田に勝利。10月23日、日本武道館大会で秋山準と対戦。12分12秒、変型河津落としで勝利。 96年にWCWでNWOの初期メンバーとなる。その後、首の負傷から現役を引退。引退後、牧師として活動。 87年にクリスチャンになった彼は98年以降、「サンシャイン基金」という、主に重病を患う子供たちのケアをするための基金を設立した。 03年10月28日のホーク・ウォリアーの葬儀には、ニキタ・コロフと共に牧師として出席した。05年に長男のマイケルがレスラーとしてデビュー。次男もテッド・デビアスの名でWWEで活躍した。07年12月10日、WWEのRAW15周年記念大会でのバトルロイヤルの試合後に登場。バトルロイヤルに勝利したIRSのブリーフケースに札束を入れて買収に成功。バトルロイヤルを「優勝」した。