レスラーノート

鈴木みのる

本名:鈴木実
1968年6月17日
神奈川県横浜市西区出身
178cm 88kg

通称
世界一性格の悪い男
タイトル歴
三冠ヘビー
キング・オブ・パンクラス
GHCヘビー
IWGPタッグ
GHCタッグ
世界タッグ
アジアタッグ
NEVER無差別級
RPWブリティッシュタッグ
IWGPインターコンチネンタル
ブリティッシュヘビー
KOPW王座
ROH世界TV
NEVER6人タッグ
得意技
逆落とし(スタンディングのスリーパーホールドをかけたまま、腰投げでうつぶせにたたきつける)
スリーパーホールド
卍固め
ゴッチ式パイルドライバー

横浜高校ではアマレスで活躍。81キロ級で国体2位、関東大会2位の実績を持つ。高校時代、永田と対戦して2戦2勝。87年3月に新日本プロレスに入門。猪木の最後の付き人となった。船木誠勝とは合宿所で同室だった。88年6月23日、横浜文化体育館の飯塚戦でデビュー。8分47秒、逆片エビ固めに敗れた。89年3月31日に新日本との契約切れを待ってUWFに移籍。新日本プロレスでの最後の試合は猪木とのシングルマッチだった。11月29日、東京ドーム大会でモーリス・スミスと対戦。何度もダウンを喫したが、気迫あふれるファイトで真っ向勝負を挑み、最後は4R1分29秒、KO負けに終わった。UWF崩壊後は91年2月に藤原組設立に参加。7月26日、東京ベイNKホール大会で佐野直喜と対戦。全力を尽くした白熱の攻防を繰りひろげ、佐野の掌底を顔面にくらってダウンする場面もあったが、5度のロープエスケープを奪い、最後は30分時間切れの引き分けに終わった。9月28日、博多スターレーン大会でウェイン・シャムロックと対戦。初のメイン登場となったが、16分34秒、フルネルソン・スープレックスにKO負け。11月3日、浜松市体育館大会で藤原と対戦。腕ひしぎ逆十字固めを決めてロープエスケープを奪い、その後も優位に試合を進めたが、30分時間切れ引き分けに終わった。12月12日、SWSの東京ドーム大会でウイリー・ウイルキンス・ジュニアと対戦。1分40秒、チキンウィングフェイスロックで勝利。92年4月19日、東京体育館大会のメインでウェイン・シャムロックと対戦。2敗1引き分けの相手に緊張感あふれる攻防を続け、14分46秒、フロントスリーパーでレフリーストップ勝ち。10月4日、東京ドームでソウル五輪の金メダリスト、ゴビリシビリ・ダビッドに勝利。その後、船木誠勝と共にパンクラスを設立。93年9月21日に東京ベイNKホールで旗揚げ戦。鈴木は第1試合に出場し、スリーパーホールドで稲垣に勝利した。旗揚げ戦の試合時間は全5試合で13分5秒。衝撃的な秒殺劇に観客が熱狂。その後もパンクラスは「秒殺」の名の下に快進撃を続けた。94年10月15日、両国国技館で、船木と対戦。後に「魂の111秒」と称された、お互いの瞬発力が爆発するファイトの末、1分51秒、船木のスリーパーホールドで敗れた。95年5月13日、東京ベイNKホール大会でウェイン・シャムロックの王座に挑戦。2分14秒、ヒールホールドからヒザ十字固めに移行して勝利。第2代キング・オブ・パンクラス王者になった。同年9月にバス・ルッテンに敗れ王座陥落。96年10月8日、名古屋市露橋スポーツセンター大会で伊藤崇文と対戦。10分時間切れとなり、判定勝ち。試合後、「選べる人生の数とか、持てる命の数とか決まってんだよ。だったらさ、明日、やんなきゃよかったって思わないように、悔いがねえように一生懸命、生きていくしかねえじゃん。でも、絶対、このままじゃ終わんねえから!こんなところで終わってたまるか!」とマイクで叫んでリングを降りた。この試合を最後に、かねてから痛めていた首のケガ(頸椎・椎間板ヘルニア)のため長期欠場。その後は低迷を続けた。

2002

02年11月30日、パンクラスの横浜文化体育館大会でライガーと対戦。1R1分48秒、チョークスリーパーで勝利した。

2003

03年4月17日、新設された「パンクラスMISSION」の所属となる。「パンクラスMISSION」とは、プロレスで試合をする選手が所属する、パンクラス内でのセクション。6月13日、日本武道館大会で14年ぶりに新日本プロレスに登場。6分58秒、スリーパーホールドで成瀬に勝利した。試合後のインタビューでは「14年も、100年も一緒。リングの大きさもやることもずっと一緒。紀元前から一緒だよ。男がリングに上がってやることは、戦うことだけ。何の感想もないね」と答えた。その後は「世界一性格の悪い男」の異名でプロレス界で快進撃を続ける。7月21日、月寒グリーンドーム大会で金本浩二と対戦。6分18秒、スリーパーホールドでレフリーストップ勝ち。8月31日のパンクラスの両国国技館大会でデビュー戦の相手でもある飯塚高史とキャッチレスリングルールで対戦(5分2R)。2R終了3対0で判定勝ち。9月14日、名古屋市総合体育館レインボーホール大会で柴田勝頼と対戦。6分44秒、スリーパーホールドで勝利。9月21日、相模原市立総合体育館大会で高山善廣のNWFヘビー級王座に挑戦。6分43秒、ひざ蹴りに敗れた。10月13日、東京ドームでの新日本軍VS真猪木軍5対5マッチでは、真猪木軍の一員として登場。新日本軍の最後の一人となった永田に対し卍固めをかけてレフリーストップ。真猪木軍が勝利した。10月18日、福岡国際センター大会で村上和成と対戦。3分18秒、レフリー暴行により反則勝ち。10月26日、神戸ワールド記念ホール大会で棚橋弘至と対戦。7分53秒、スリーパーホールドで勝利。11月3日、横浜アリーナ大会で永田裕志と対戦。13分30秒、腕固めにレフリーストップ負け。11月30日、藤沢市秋葉台文化体育館大会で矢野通と対戦。4分54秒、スリーパーホールドからの片エビ固めでフォール勝ち。12月8日、広島県立総合体育館小体育館大会でブルー・ウルフと対戦。6分9秒、卍固めで勝利。12月9日、大阪府立体育会館大会で飯塚高史と対戦。8分38秒、スリーパーホールドで勝利。

2004

04年1月4日、東京ドーム大会で西村と対戦。「ゴッチイズム追求〜原点〜」と名づけられたこの試合。息もつかせぬグラウンドテクニック合戦の末、9分39秒、西村の逆さ押さえ込みに敗れた。試合後のインタビューでは「もう1度やってとどめを刺さないといけないなと思う」、「ん〜。もっと直接的に、あの腕へし折っとけばよかったなって後悔してる」などと答えた。2月1日、札幌大会で高山と組んで天山、西村組のIWGPタッグ王座に挑戦。ゴッチ式パイルドライバーで西村を破り第46代IWGPタッグ王座を獲得した。2月29日、名古屋レインボーホール大会で天山広吉のIWGP王座に挑戦。13分56秒、ダイビング・ヘッドバットに敗れた。3月7日、後楽園ホール大会で真壁伸也と対戦。8分31秒、スリーパーホールドでレフリーストップ勝ち。3月12日、国立代々木競技場・第2体育館大会でスコット・ノートンと対戦。5分18秒、スリーパーホールドでレフリーストップ勝ち。3月21日、尼崎市記念公園総合体育館大会で中西学と対戦。5分48秒、ラリアットに敗れた。3月28日、両国国技館大会で中西学、天龍源一郎組を相手にタッグ王座の防衛戦。15分26秒、鈴木がスリーパーホールドで中西に勝利。4月9日、後楽園ホール大会でヒートと対戦。6分23秒、腕ひしぎ逆十字固めで勝利。5月3日、東京ドーム大会で蝶野正洋、村上和成組を相手にタッグ王座の防衛戦。15分50秒、鈴木がゴッチ式パイルドライバーで村上に勝利。6月1日、鳥羽市民体育館大会でロッキー・ロメロと対戦。4分29秒、スリーパーホールドでレフリーストップ勝ち。7月4日、後楽園ホール大会で村上和成と対戦。9分15秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。7月6日、後楽園ホール大会でブルー・ウルフと対戦。9分33秒、ラリアットから袈裟固めを決められてそのまま押さえこまれてフォール負け。7月7日、富士見市総合体育館大会で井上亘と対戦。6分24秒、スリーパーホールドで勝利。7月10日、ノアの東京ドーム大会で力皇森嶋組を相手にタッグ王座の防衛戦。ノアでの初試合となった鈴木は、リング上を動き回り相手の攻撃をかわし続けて挑戦者組を挑発。最後は12分55秒、高山がエベレストジャーマンで森嶋に勝利。7月19日、月寒グリーンドーム大会で佐々木健介、ライガー組を相手にタッグ王座の防衛戦。16分47秒、鈴木がゴッチ式パイルドライバーでライガーに勝利。7月20日、旭川地場産業振興センター大会でアメリカン・ドラゴンと対戦。13分38秒、スリーパーホールドで勝利。8月7日から始まったG1クライマックスに参戦。開幕戦の相模原市立総合体育館大会で天龍源一郎と対戦。13分1秒、53歳に敗れた。8月8日、大阪府立体育会館大会でブルー・ウルフと対戦。13分34秒、卍固めで勝利。8月9日、神戸ワールド記念ホール大会で中邑真輔と対戦。11分58秒、ヘッドシザース式エビ固めにフォール負け。8月10日、愛知県体育館大会で吉江豊と対戦。9分12秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。8月11日、石川県産業展示館・4号館大会で柴田勝頼と対戦。7分20秒、PK、逆落としからのスリーパーホールドでレフリーストップ勝ち。8月13日、両国国技館大会で蝶野正洋と対戦。17分32秒、シャイニング・ヤクザキックに敗れた。8月14日、両国国技館大会で永田裕志と対戦。17分39秒、腕ひしぎ逆十字固めで勝利。リーグ戦は4勝3敗に終わった。8月17日、後楽園ホール大会でえべっさんと対戦。1秒、スリーパーホールドで勝利。再試合は22秒、腕ひしぎ逆十字固めで勝利。再々試合は1分26秒、逆落としでレフリーストップ勝ち。9月4日、静岡・グランシップ大会で棚橋弘至と対戦。9分28秒、首固めにフォール負け。9月10日、ノアの日本武道館大会で丸藤正道と対戦。17分18秒、スリーパーホールドでレフリーストップ勝ち。9月20日、大阪・なみはやドーム大会で天山広吉と対戦。17分16秒、TTDに敗れた。10月9日、両国国技館大会で中西学と対戦。9分1秒、小包固めでフォール勝ち。10月17日、福岡国際センター大会で田中稔と対戦。12分41秒、HEATクラッチにフォール負け。10月28日、福井市体育館大会で後藤洋央紀と対戦。2分23秒、スリーパーホールドで勝利。11月13日、新日本プロレスの大阪ドーム大会で佐々木健介のIWGP王座に挑戦。健介とは前座時代からのライバル関係にあり、16年ぶりの対戦となった。19分55秒、ラリアットに敗れた。11月21日、パートナーの高山が長期欠場して防衛戦を行えないためタッグ王座を剥奪された。12月11日、新日本プロレスの大阪府立体育会館大会で佐々木健介と組んで棚橋弘至、中邑真輔組を相手にIWGPタッグ王座決定戦。32分33分、棚橋のドラゴンスープレックスに鈴木が敗れた。04年度のプロレス大賞で高山と共に最優秀タッグチーム賞を受賞した。

2005

05年1月4日、新日本プロレスの東京ドーム大会で飯塚高史と対戦。9分45秒、裸絞めで勝利。1月8日、ノアの日本武道館大会で小橋建太のGHC王座に挑戦。25分22秒、豪腕ラリアットに敗れた。1月29日、無我の札幌テイセンホール大会のメインで西村修と対戦(3分6R)。6R終了引き分け。2月20日、両国国技館大会で新日本VSブラック・ニュージャパンの4対4のシングル勝ち抜き戦にブラック・ニュージャパンの大将として参戦し、中邑真輔と対戦。4分34秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。大将の棚橋弘至と対戦。11分59秒、スリーパーホールドからの片エビ固めでフォール勝ち。3月13日、愛知県体育館大会で中嶋勝彦と対戦。8分46秒、逆片エビ固めで勝利。3月21日、尼崎市記念公園総合体育館大会で中邑真輔と対戦。20分時間切れ引き分け。5月1日、パンクラスの横浜文化体育館大会で川村亮と5分間のエキシビションマッチ。5月14日、東京ドーム大会でアレクサンダー大塚と対戦。4分46秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。6月5日、ノアの札幌メディアパーク・スピカ大会で佐野巧真と対戦。14分1秒、スリーパーホールドで勝利。6月18日、イギリスのFWAのモアカム大会で丸藤正道と組んでダグ・ウイリアムス、スコーピオ組のGHCタッグ王座に挑戦。22分55秒、丸藤が不知火でスコーピオに勝利。GHCタッグ王座を獲得した。7月18日、ノアの東京ドーム大会で秋山準、橋誠組を相手にタッグ王座の防衛戦。24分55秒、丸藤が雪崩式不知火で橋に勝利。8月4日から始まったG1クライマックスに参戦。開幕戦の福岡国際センター大会で西村修と対戦。30分時間切れ引き分け。8月6日、大阪府立体育会館大会で永田裕志と対戦。12分6秒、張り手で勝利。8月7日、大阪府立体育会館大会で蝶野正洋と対戦。17分50秒、シャイニング・ケンカキックに敗れた。8月8日、横浜文化体育館大会で藤波辰爾と対戦。10分17秒、腕ひしぎ逆十字固めをエビ固めに押しつぶされてフォール負け。8月10日、ツインメッセ静岡大会で天山広吉と対戦。13分50秒、スリーパーホールドで勝利。8月11日、愛知県体育館大会で川田利明と対戦。17分11秒、顔面への右ローキックに敗れた。8月13日、両国国技館大会でケンドー・カシンと対戦。12分17秒、両者リングアウト。リーグ戦は2勝3敗2引き分けに終わった。8月27日、ノアのディファ有明大会でKENTAと対戦。15分19秒、スリーパーホールドで勝利。9月3日、パンクラスのグランメッセ熊本大会でアステカとプロレスルールで対戦。15分3秒、スリーパーホールドで勝利。9月11日、ノアの愛知県体育館大会で齋藤彰俊、杉浦貴組を相手にタッグ王座の防衛戦。34分36秒、鈴木がスリーパーホールドで杉浦にレフリーストップ勝ち。9月18日、ノアの日本武道館大会でヨネと対戦。17分31秒、スタンド式アキレス腱固めで勝利。9月22日、群馬県総合スポーツセンターサブアリーナ大会で飯塚高史と対戦。12分13秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。9月28日、名古屋国際会議場大会で矢野通と対戦。14分47秒、スリーパーホールドで勝利。10月2日、WRESTLE−1の国立代々木競技場・第1体育館大会での2回戦で諏訪間幸平と対戦。17分、スリーパーホールドでレフリーストップ勝ち。その後、WRESTLE−1の大会が開かれることはなくトーナメントは消滅した。10月28日、ノアの大阪府立体育会館大会でヨネ、森嶋猛組を相手にタッグ王座の防衛戦。30分2秒、ヨネのキン肉バスターに丸藤が敗れて王座転落。

2006

06年2月11日、後楽園ホールでの佐々木健介のデビュー20周年記念興行で13人参加の参加費1万円参加費総取りバトルロイヤルに参戦し、16分8秒、最後に残った菊タローにスリーパーホールドで勝利。3月5日、ノアの日本武道館大会でGHC王者の秋山準に挑戦。試合終盤に200発以上ものビンタ合戦を延々と続けた。28分15秒、リストクラッチ式エクスプロイダーに敗れた。3月22日、ビッグマウスラウドの後楽園ホール大会で藤原喜明と対戦。11分43秒、ワキ固めで勝利。4月7日から始まった全日本プロレスのチャンピオンカーニバルに参戦。開幕戦の後楽園ホール大会で嵐と対戦。4分50秒、胴絞めスリーパーでレフリーストップ勝ち。4月9日、後楽園ホール大会で小島聡と対戦。30分時間切れ引き分け。4月12日、名古屋国際会議場イベントホール大会でマット・モーガンと対戦。5分13秒、スリーパーホールドでレフリーストップ勝ち。4月15日、大阪府立体育会館・第2競技場大会で中嶋勝彦と対戦。8分13秒、スリーパーホールドでレフリーストップ勝ち。4月17日、イベントプラザ富山大会でディーロ・ブラウンと対戦。9分53秒、スリーパーホールドでレフリーストップ勝ち。4勝1引き分けでリーグ戦を突破。4月20日、国立代々木競技場・第2体育館大会での優勝決定トーナメント1回戦で太陽ケアと対戦。11分24秒、腕ひしぎ逆十字固めを逃げようとしたがエビ固めに押さえこまれてフォール負け。5月21日、全日本プロレスの後楽園ホール大会で太陽ケアと対戦。30分時間切れ引き分け。5月28日、全日本プロレスの神戸サンボーホール大会でブルート一生と対戦。7分56秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。6月10日、全日本プロレスの熊本・三井グリーンランド遊園地内レインボードーム大会で土方隆司と対戦。7分23秒、飛びつき式クルック・ヘッドシザースで勝利。6月23日、後楽園ホールでのウルティモ・ドラゴン主催興行でメカマミーと対戦。7分20秒、スリーパーホールドで勝利。7月16日、ノアの日本武道館大会で潮崎豪と対戦。16分46秒、スリーパーホールドでレフリーストップ勝ち。7月22日、全日本プロレスの大阪府立体育会館・第2競技場大会で“brother”YASSHIと対戦。4分8秒、張り手3発で勝利。7月30日、全日本プロレスの後楽園ホール大会で渕正信と対戦。10分20秒、スリーパーホールドからの体固めでフォール勝ち。8月25日、全日本プロレスの新潟市体育館大会で中嶋勝彦と対戦。15分7秒、ランニング・ニーリフトで勝利。8月31日、全日本プロレスの北見市立体育センター大会でAKIRAと対戦。15分、スリーパーホールドで勝利。9月2日、全日本プロレスの岩見沢スポーツセンター大会でブキャナンと対戦。12分58秒、スリーパーホールドでレフリーストップ勝ち。9月3日、全日本プロレスの札幌メディアパーク・スピカ大会で太陽ケアの三冠王座に挑戦。34分52秒、スリーパーホールドでレフリーストップ勝ち。三冠王座を獲得した。9月20日、リアルジャパンプロレスの後楽園ホール大会で折原昌夫と対戦。15分2秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。10月29日、福岡国際センター大会でRO'Zを相手に防衛戦。23分32秒、ゴッチ式パイルドライバーからの裸絞めで失神させてフォール勝ち。初防衛に成功した。11月19日から始まった全日本プロレスの世界最強タッグ決定リーグ戦にNOSAWA論外と組んで参戦。リーグ戦は5敗1引き分けに終わった。12月11日、06年度プロレス大賞のMVPを受賞。12月12日、リアルジャパンプロレスの後楽園ホール大会でタイガーマスク(初代)と対戦。試合中に左ヒザを痛めたタイガーマスクに対し余裕の笑顔で技を受け止め、16分24秒にヒザ十字固めでTKO勝利。「おじさん。具合よくなったらまたおいで」とリング上で言い捨てた。試合後に、「強いって罪だな」、「あのオッサンは宇宙旅行できる時代にゼンマイ仕掛けか?もったの2〜3分じゃねえか」、「佐山聡の時代もタイガーマスクの時代も終わり。日本のプロレス界はオレが仕切る」と語った。12月24日、三冠戦での対戦が決まった永田の要望に応じて試合を観戦。試合後に目の前で敬礼ポーズをした永田に対し、ペットボトルの水をかけて対抗。そのまま乱闘になった。鈴木の得意技である逆落とし、武藤の得意技シャイニングウィザードを出した永田に対し、「しばらく見ないうちに残念なことにパクリレスラーになったな、あいつも」、「こんな永田だったら悪いが秒殺させてもらおうかな」、「十数年やってきて泣かず飛ばずで、がんばっても上に行けねえんだもん。スランプとかじゃなくて、それがあいつの限界」と試合後のバックステージで語った。

2007

07年1月4日、新日本プロレスの東京ドーム大会で永田と防衛戦。試合開始から強烈な張り手合戦。お互いに流血するなど、激しい試合を展開。永田のサンダーデスドライバー、バックドロップに追いつめられたが、張り手合戦から一瞬の隙をついてスリーパーホールド。17分22秒、そのまま逆落としを決めて、渾身のスリーパーホールドでレフリーストップ勝ち。2月17日、全日本プロレスの両国国技館大会で小島聡を相手に防衛戦。ゴッチ式パイルドライバーはカウント1で返され、突進したところにカウンターでラリアットをくらったがカウント2で返し、後頭部へのラリアットをくらってフラフラになりながらも正面からのラリアットをかわしてスリーパーホールド。逆落としを2回決め、片羽絞めに移行して絞めあげて、23分58秒、体固めで勝利。試合後、「強くてごめんね」と小島に対しマイクアピールした。3月21日、UWAI STATIONの後楽園ホール大会で高瀬大樹と対戦。11分1秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。3月26日から始まった全日本プロレスのチャンピオンカーニバルに参戦。開幕戦の後楽園ホール大会でRO'Zと対戦。7分24秒、腕固めで勝利。3月27日、後楽園ホール大会で小島聡と対戦。17分31秒、ラリアットに敗れた。3月29日、後楽園ホール大会で川田利明と対戦。30分時間切れ引き分け。3月30日、後楽園ホール大会でTAJIRIと対戦。ロープ越しのタランチュラ、グリーンミストを決められ、4分17秒、場外の鉄柵にひもで左足を結びつけられてリングアウト負け。試合後に三冠王座のベルトを持って逃走された。リーグ戦は1勝2敗1引き分けに終わった。4月24日、全日本プロレスの豊橋市総合体育館サブアリーナ大会でエル・ノサワ・メンドーサと対戦。7分28秒、スリーパーホールドで勝利。4月30日、愛知県体育館大会でTAJIRIを相手に防衛戦。13分26秒、裸締めからの体固めでフォール勝ち。5月4日、DDT・マッスルの後楽園ホール大会(世界フィギュアレスリング選手権2007)でマッスル坂井と対戦。スローモーションのお約束に従うことなく、11分27秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。試合後に「おまえら、プロレスなめてるだろ。中途半端な気持ちでプロレスとおれに関わるな」とマッスルの連中を罵倒した直後に坂井と共にキス・アンド・クライ(採点を待つ席)に座り、最高得点を獲得して優勝した。5月5日、DDT・マッスルのZepp Nagoya大会でマッスル坂井と対戦。13分39秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。6月22日、ソウル・コネクションの新宿FACE大会で澤宗紀と対戦。14分36秒、スリーパーホールドからの体固めでフォール勝ち。7月1日、全日本プロレスの横浜文化体育館大会で全日本プロレスのエース、武藤敬司を相手に防衛戦。白いガウンに白いタオル、髪を銀髪にしてリングに登場。武藤の必殺技のオンパレードを返し、逆落としからのスリーパーはロープに逃げられたが、26分54秒、ドラゴンスクリューからのヒールホールドで勝利。試合後のマイクでは「おい全日本。お前たちの宝はオレの手の中にある。このケンカ、オレの勝ちだ!」と叫んだ。「カスはカス同士で勝手にやってろ。負けてどうにも行き場がなくなって、30過ぎてグレちゃった小島くんとか、40超えて好感度アップを狙ってる健ちゃんとかさ。カスはカス同士で勝手にやってろ。お先に行くぞ!誰もたどり着けない、誰も追いつけないところに行ってやる!」と試合後に語った。7月15日、全日本プロレスの後楽園ホール大会で土方隆司と対戦。7分15秒、ヒールホールドで勝利。8月14日、ソウル・コネクションの新宿FACE大会で16人参加のちゃんこ大鷲特製ちゃんこ争奪ちゃんこランブルに参戦。26分26秒、最後に残った男色ディーノにゴッチ式男色ドライバーで勝利。8月26日、全日本プロレスの両国国技館大会で佐々木健介を相手に防衛戦。序盤は健介が約10分間、ヘッドロックで絞めあげた。みのるも開幕戦で負傷させた健介の右腕を集中攻撃。みのるの腕十字固めで勝負あったかと思われたが、セコンドの中嶋のTシャツ投入を制して健介がロープにエスケープ。終盤にラリアットの連続攻撃をくらい、最後は42分7秒、8発目のラリアットに敗れて王座陥落。試合後に「ハハハハッ。あー面白かった。面白かった。へへへ。最高だな。わりと面白かったぜ。あー頭いてえ。たまにはこんな日もあらーな」と笑みを浮かべた。9月16日、全日本プロレスの後楽園ホール大会でエル・ノサワ・メンドーサと対戦。6分9秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。11月にアブドーラ・ザ・ブッチャーと組んで世界最強タッグ決定リーグ戦に出場。リーグ戦は4勝2敗1引き分けに終わった。12月20日、リアルジャパンプロレスの後楽園ホール大会のメインで初代タイガーマスクと対戦。15分6秒、リングアウト負け。12月24日、ZERO−SUNの後楽園ホール大会で崔領二と対戦。17分44秒、スリーパーホールドでレフリーストップ勝ち。12月31日、後楽園ホールでのプロレスサミットで原田大輔と対戦。11分14秒、チキンウイング・アームロックで勝利。

2008

08年2月9日、ZERO1−MAXの大阪府立体育会館・第2競技場大会で高岩竜一と対戦。ゴッチ式パイルドライバー、腕十字、スリーパーとたたみかけて、13分55秒、腕ひしぎ逆十字固めで勝利。2月23日、DEPの刈谷市産業振興センターあいおいホール大会で豊臣太郎と対戦。17分44秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。4月5日から始まった全日本プロレスのチャンピオンカーニバルに参戦。開幕戦の後楽園ホール大会でジョー・ドーリングと対戦。10分55秒、旋回式シットダウン・パワーボムに敗れた。4月7日、後楽園ホール大会で諏訪魔と対戦。殴り合いの応酬など、ゴツゴツした試合展開となり、9分31秒、逆落としからのスリーパーホールドでレフリーストップ勝ち。試合後は翌日に控えた健介戦に向け「このために来たんだよ」と語った。4月8日、後楽園ホール大会で佐々木健介と対戦。ゴッチ式パイルドライバーから張り手8連発、裸絞め、逆落としとたたみかけ、12分22秒、最後はスリーパーホールドでレフリーストップ勝ち。試合後には「ハッハッハー、勝っちゃったもんねえ。これで20年の恨みを返した。健介、3冠返上した方がいいな。ハハハ!」とビールで乾杯。4月9日、後楽園ホール大会で西村修と対戦。腕ひしぎ逆十字固めをかけるなど優勢だったが、3分56秒、一瞬の隙を突かれた逆さ押さえこみにフォール負け。試合後には「まあ、おれの目的は果たせたからな。あともう1つ、このシリーズで確実にセカンドギアに入ったよ、おれの中で。ハハハ!おっしまい」と語った。リーグ戦は2勝2敗に終わった。4月20日、全日本プロレス後楽園ホール大会のセミファイナル終了後、本隊入りとブードゥーマーダーズ入りを拒んだ太陽ケアの前に現れ、「おれはもう1度、全日本のてっぺんに行く。プロレス界の中心に行く。一緒に行こう」とリング上で握手。TAKEMURANOSAWA論外MAZADAも加え、GURENTAIを結成。6月13日、健介オフィスの大阪府立体育会館・第2競技場大会で宮原健斗と対戦。8分22秒、ワキ固めで勝利。6月17日、後楽園ホールでデビュー20周年記念大会を開催。第3試合でモーリス・スミスと5分間のエキシビションマッチ。時間切れ引き分けに終わった。メインで高山善廣と対戦。歌手の中村あゆみが生熱唱する「風になれ」に乗って登場した。22分1秒、逆落としからのスリーパーホールドで勝利。6月28日、大阪府立体育会館大会で太陽ケアと組んで世界タッグ王者の武藤、ジョー・ドーリング組に挑戦。21分4秒、ケアがTKO34thでドーリングにフォール勝ちし、世界タッグ王座を獲得。8月2日、FU★CK!の焼津道場大会でスタンガン高村と対戦。11分46秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。8月3日、石川県産業展示館大会で諏訪魔、西村組を相手にタッグ王座の防衛戦。28分16秒、ケアのフロント・ネックロックで西村にレフリーストップ勝ち。9月28日、横浜文化体育館大会でのメイン終了後、三冠王座を獲得したばかりのムタに背後からスリーパーホールド。赤い毒霧を吐いて失神したムタを踏みつけて三冠王座挑戦をアピール。10月11日、後楽園ホール大会で天山、小島を相手にタッグ王座の防衛戦。32分17秒、ケアのTKO34thで小島にフォール勝ち。11月3日、全日本プロレスの両国国技館大会で三冠王者のムタに挑戦。試合前に読みあげられていた認定証を破り捨てて試合開始。終盤にスリーパーで動きを止め、フォールに行こうとしたところで毒霧を浴び、シャイニングウィザード、ムーンサルトプレスをくらい、最後は25分46秒、シャイニングウィザードに敗れた。11月22日から始まった世界最強タッグ決定リーグ戦に太陽ケアと組んで参戦。リーグ戦は3勝1敗3引き分けに終わった。08年度のプロレス大賞で太陽ケアと共に最優秀タッグチーム賞を受賞した。

2009

09年1月3日、NOSAWA論外と組んでアジアタッグ王座を獲得。2月10日、後楽園ホールでのDEEPとCMAの合同興業でミノワマンと対戦。17分31秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。3月1日、全日本プロレスの後楽園ホール大会のメインで小島、KAI組を相手にアジアタッグ王座の防衛戦。23分16秒、スリーパーホールドでKAIにレフリーストップ勝ち。同日の夜に行われたリアルジャパンプロレス後楽園ホール大会で石川雄規と対戦。 5分36秒、逆落としからのスリーパーホールドで圧勝。3月14日、両国国技館大会で諏訪魔、近藤修司組を相手にタッグ王座の防衛戦。20分21秒、ケアのTKO34thで近藤にフォール勝ち。4月からチャンピオンカーニバルに参戦。リーグ戦を2位で通過。4月12日、JCBホール大会での準決勝で武藤と対戦。15分13秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。同日の決勝ではカズ・ハヤシと対戦。逆落としからスリーパーで絞めあげ、23分35秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利して優勝。5月30日、愛知県体育館大会で高山の三冠王座に挑戦。22分59秒、ジャーマンスープレックスに敗れた。7月5日、石川県産業展示館3号館大会で武藤、河野組を相手にタッグ王座の防衛戦。26分48秒、みのるがゴッチ式パイルドライバーで河野にフォール勝ち。8月9日、K−DOJOの千葉ポートアリーナ大会で真霜拳號と対戦。22分13秒、逆落としからのスリーパーホールドでレフリーストップ勝ち。8月22日、札幌テイセンホール大会で西村、征矢組を相手にアジアタッグ王座の防衛戦。29分37秒、みのるのゴッチ式パイルドライバーから論外がラ・マヒストラルで征矢にフォール勝ち。8月30日、全日本プロレスの両国国技館での武藤敬司デビュー25周年記念スペシャルタッグマッチに出場し、蝶野と組んで武藤、船木誠勝組と対戦。21分19秒、武藤のムーンサルトプレスにみのるが敗れた。9月23日、後楽園ホール大会で組を相手にアジアタッグ王座の防衛戦。20分45秒、曙のダイビングボディプレスにNOSAWAが敗れて王座転落。9月26日、横浜文化体育館大会で船木とシングルで対戦。船木の殺気あふれる攻撃に苦戦し、フロントスリーパーで「失神」する場面もあった。ロープ際でスタンディングのスリーパーホールドをレフリーの制止を無視してかけつづけ、最後は10分44秒、レフリー暴行で反則負け。試合後にリング上で「何回でもおまえのこと相手してやるよ。何回でも勝負してやるよ。命ある限りおれんとこ来てみろ」と船木を挑発した。11月20日から始まった世界最強タッグ決定リーグ戦では復帰したばかりの太陽ケアと組んで参戦。5勝3敗で勝ち点10で3位となり、優勝を逃した。

2010

10年1月3日、後楽園ホール大会で武藤、船木組を相手にタッグ王座の防衛戦。26分50秒、船木のクロス・ヒールホールドにケアが敗れて王座転落。2月7日、後楽園ホール大会でケアと組んで船木、諏訪魔組と対戦。試合と無関係に船木と場外で大乱闘。収拾がつかないまま6分32秒、両者リングアウトに終わった。試合後「金網でやらせろ!」とみのるがリング上でマイクアピール。2月28日、ノアの日本武道館大会で青木篤志の10番勝負の最後の相手として対戦。圧倒的な力の差を見せつけ、15分51秒、腕ひしぎ逆十字固めで勝利。3月21日、両国国技館大会で船木とレフリーストップ、ロープブレイクなしの完全決着ルールでの金網マッチで対戦。試合序盤で両者流血し、打撃や関節技で一歩も引かない激しい試合を展開。19分3秒、張り手の連打からの左ヒザ蹴りにKO負け。4月にチャンピオンカーニバルに参戦。4月4日、後楽園ホール大会のメインで三冠王者の浜と対戦。リョウタハマーはカウント1で返したが、18分30秒、ボディプレス3連発にフォール負け。4月7日、福島市国体記念体育館大会で河野と対戦。14分40秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。4月9日、大阪府立体育館第2競技場大会で小島と対戦。17分57秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。4月10日、長浜市民体育館大会で真田と対戦。12分28秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。3勝1敗で決勝トーナメントに進出。4月11日、JCBホール大会での準決勝で諏訪魔と対戦し、大熱戦を展開。左ヒザを痛め、ダイナミックな諏訪魔の攻撃に大苦戦したが、16分46秒、スリーパーホールドで絞めあげてからのゴッチ式パイルドライバーで勝利。同日の決勝戦で船木と対戦。痛めた左ヒザを集中攻撃されて大苦戦。ゴッチ式パイルドライバーはカウント2で返されたが、13分37秒、スリーパーホールドからの逆落としを決めて、さらにスタンディングのスリーパーホールドで絞めあげてギブアップ勝ち。チャンピオンカーニバル2連覇を達成した。試合後に船木と抱擁し、健闘を称えあった。さらにリング上でGURENTAIの活動停止を表明。「相撲から来たブタ野郎!プロレスなめんじゃねえぞ!」と三冠王者の浜に対して挑戦を表明した。5月2日、愛知県体育館大会で浜の三冠王座に挑戦。浜の巨体に圧倒される場面もあったが、必殺のリョウタハマーはロープエスケープ。終盤にみのるの張り手と浜のぶちかましの応酬。最後は張り手の連打でダウンさせ、21分44秒、ゴッチ式パイルドライバーを完璧に決めてフォール勝ち。試合後に目の前に立ちはだかった浜、諏訪魔、河野、真田に向かって「なにが新世代だ。てめえらただのガキの集まりだ」、「てめえらとは魂の重さが違うんだよ!勝てるもんなら勝ってみろ!獲れるもんなら獲ってみろ!」とマイクで挑発。太陽ケア、曙、船木をリングに迎えいれ「全日本プロレス、新時代に突入だ!」と宣言した。5月9日、IGFの大阪府立体育会館大会のメインで丸藤と組んで小川直也 、澤田組と対戦。17分19秒、丸藤が不知火で澤田にフォール勝ちして圧勝。その後、船木、ケア、曙と超党派軍を結成し、諏訪魔、河野、浜、真田らの新世代軍と世代抗争。7月2日、後楽園ホール大会で真田と対戦。8分31秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。7月4日、大阪府立体育会館大会で河野を相手に防衛戦。25分19秒、スリーパーホールドでレフリーストップ勝ち。8月29日、両国国技館大会で諏訪魔を相手に防衛戦。大熱戦を展開し、コーナーの上で卍固めを決めるなど、多彩な技で痛めつけたが、必殺のゴッチ式パイルドライバーはカウント2で返され、相手の豪快なラストライドやフロッグスプラッシュはカウント2で返したが、最後は44分24秒、バックドロップホールドに敗れて王座転落。9月2日、コラソンプロレスの新宿FACE大会で星誕期と対戦。11分47秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。11月、世界最強タッグ決定リーグ戦に船木と組んで参戦。リーグ戦を同点2位で終了。12月7日、仙台サンプラザ大会で優勝決定戦進出をかけて諏訪魔、浜組と対戦。17分53秒、浜のボディプレスに船木がフォール負け。12月11日、SMASHの新宿FACE大会で小路晃と対戦。13分35秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。12月12日、新日本プロレスの愛知県体育館大会の休憩明けに現れて、リング上で永田を挑発して乱闘。

2011

11年1月4日、新日本プロレスの東京ドーム大会で永田と対戦。強烈な張り手合戦などで場内を沸かせたが、16分15秒、バックドロップホールドに敗れた。3月6日、後楽園ホール大会でKAIと対戦。14分30秒、逆落としからのスリーパーホールドで勝利。試合後には「おもしろかった。またかかってこいよ」と健闘を称えた。3月21日、両国国技館大会で船木と組んで永田、ライガー組と対戦。8分26秒、永田のバックドロップホールドに船木が敗れた。4月8日からチャンピオンカーニバルに参戦(後楽園ホールでの全5戦)。第1戦でKENSOと対戦し、14分25秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。9日の第2戦では太陽ケアと対戦し、24分33秒、H5Oに敗れた。10日の第3戦ではジョー・ドーリングと対戦し、16分9秒、スリーパーホールドからのゴッチ式パイルドライバーで勝利。12日の第4戦では秋山準と対戦し、ゴッチ式パイルドライバーからのスリーパーホールド、逆落としを決め、最後は19分21秒、スリーパーホールドでレフリーストップ勝ち。13日の最終戦では真田と対戦し、16分6秒、投げっぱなしのドラゴンスープレックスにフォール負け。3勝2敗となり、リーグ戦敗退。5月3日、新日本プロレスの福岡国際センター大会での真壁、小島戦の試合後に乱入し、小島にスリーパーホールド。5月8日、ノアの有明コロシアム大会で杉浦貴のGHCヘビー級王座に挑戦。ゴッチ式パイルドライバーをカウント2で返され、最後は張り手の応酬から殴り合いになってパンチで打ち負け、28分15秒、オリンピック予選スラムに敗れた。5月10日、全日本プロレスのむつ市民体育館大会でレネ・デュプリと対戦。9分24秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。6月25日、新宿FACEで行われた、自身がオーナーを務めるネットショップ「PILEDRIVER」の主催興行のメインで里村明衣子と組んで高山、栗原あゆみ組と対戦。18分3秒、里村がデスバレーボムで栗原に勝利。メイン終了後、タクシーの窃盗で逮捕された論外を呼んでケジメマッチを要求。KIKUZAWA、高山が論外に勝利し、最後の相手として対戦。1分33秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。その後は新日本プロレスに参戦し、TAKAみちのくタイチと「鈴木軍」を結成。7月18日、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ大会で小島と対戦し、13分39秒、ゴッチ式パイルドライバーで圧勝。8月からG1に参戦。8月1日、福岡国際センター大会での初戦で小島と対戦。12分40秒、ラリアットに敗れた。8月2日、福岡国際センター大会でMVPと対戦。12分3秒、スリーパーホールドでレフリーストップ勝ち。8月5日、後楽園ホール大会でカール・アンダーソンと対戦。10分59秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。8月6日、愛知県体育館大会で天山と対戦。14分26秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。8月7日、大阪府立体育会館大会でラ・ソンブラと対戦。9分32秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。8月8日、横浜文化体育館大会で後藤洋央紀と対戦。12分38秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。8月10日、代々木競技場・第2体育館大会で井上亘と対戦。14分19秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。8月13日、後楽園ホール大会でストロングマンと対戦。9分31秒、ブロックバスターに敗れた。8月14日、最終戦の両国国技館大会で中邑真輔と対戦。12分13秒、ボマイェに敗れた。この試合で6勝3敗となり、決勝進出を逃した。9月19日、神戸ワールド記念ホール大会で井上亘と対戦。13分2秒、ゴッチ式パイルドライバーで圧勝。10月10日、両国国技館大会で真壁と対戦。13分15秒、スリーパーで絞めあげてからのゴッチ式パイルドライバーで勝利。10月22日からはじまった新日本プロレスのG1タッグリーグではランス・アーチャーと組んで出場。4勝1敗でAブロックを2位で突破。11月6日、後楽園ホール大会での準決勝で中邑、矢野組と対戦。12分8秒、鈴木みのるがゴッチ式パイルドライバーで中邑に勝利。同日の決勝でバーナード、アンダーソン組と対戦。17分42秒、アーチャーがダークデイズでアンダーソンに勝利。G1タッグリーグに優勝した。11月10日、後楽園ホールでの天龍源一郎のデビュー35周年記念興行に出場。メインで天龍、諏訪魔と組んで佐々木健介、小島、太陽ケア組と対戦。29分42秒、佐々木健介のブレーンバスターに天龍が敗れた。11月12日、大阪府立体育会館大会でランス・アーチャーと組んでバーナード、アンダーソン組のタッグ王座に挑戦。17分15秒、合体技のジャイアント・ガンスタンにアーチャーが敗れた。11月16日、後楽園ホールでの金原の20周年興行「U−SPIRITS」のメインで金原弘光と対戦。10分26秒、スリーパーホールドで勝利。11月27日、テクスポート今治大会でアンダーソンと対戦。8分43秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。12月4日、愛知県体育館大会でジャイアント・バーナードと対戦。11分53秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。メイン終了後にリングに登場し、「おい棚橋、ライオンづらしてんじゃねえぞ!」と、防衛に成功したばかりの棚橋に挑戦を表明。

2012

12年1月4日、新日本プロレスの東京ドーム大会のメインで棚橋のIWGP王座に挑戦。25分59秒、ハイフライフロー2連発に敗れた。4月1日、ベイコム総合体育館大会での「NEW JAPAN CUP」1回戦で永田と対戦。15分31秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。4月5日、後楽園ホール大会での2回戦で真壁と対戦。13分34秒、スパイダージャーマンからのダイビングニードロップに敗れた。6月15日、広島グリーンアリーナでの齋藤彰俊の自主興業でTAKAみちのくと組んで佐野巧真、田中稔組と対戦。12分32秒、佐野のノーザンライトボムにTAKAが敗れた。6月16日、大阪府立体育会館大会で真壁と対戦。16分21秒、ダイビングニードロップに敗れた。8月からG1クライマックスに出場。8月1日、後楽園ホール大会での開幕戦で高橋裕二郎と対戦。8分5秒、スリーパーホールドからのゴッチ式パイルドライバーで勝利。8月3日、後楽園ホール大会でカール・アンダーソンと対戦。12分22秒、ガンスタンに敗れた。8月5日、大阪府立体育会館大会で矢野と対戦。8分5秒、スリーパーホールドからゴッチ式パイルドライバーの体勢に入ったところを裏霞に丸めこまれてフォール負け。8月7日、仙台サンプラザホール大会でノアの丸藤正道と対戦。14分49秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。試合後は鈴木が自ら手を差しだし、握手をして拳を合わせた。8月8日、横浜文化体育館大会のメインでIWGP王者の棚橋と対戦。必殺のハイフライフローを両膝を立てて防ぎ、スリーパーホールドからの逆落としを決め、スリーパーホールドで絞めあげ、最後は20分53秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。試合後にリング上で「棚橋!貴様よりおれのほうが強い。そうだろ?おまえが100年に1人の逸材だとしたら、おれは100年に1度の最強者だ!」とマイクアピールした。8月10日、新潟市体育館大会で小島と対戦。13分33秒、ラリアットに敗れた。8月11日、後楽園ホール大会でシェルトン・ベンジャミンと対戦。必殺のペイダートをかわしてスリーパーホールドで絞めあげ、10分45秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。8月12日、両国国技館大会で永田と対戦。9分3秒、バックドロップホールドに敗れた。リーグ戦を4勝4敗で終えた。8月18日、DDTの日本武道館大会で高木三四郎と対戦。ウエポンとして投入された松田慶三、愛川ゆず季、藤原喜明らの猛攻をものともせず、17分33秒、ゴッチ式パイルドライバーで圧勝。9月26日、天龍プロジェクトの後楽園ホール大会のメインで宮本和志と3本勝負で対戦。1本目は11分35秒、アキレス腱固めでレフリーストップ勝ち。2本目は3分59秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利した。10月8日、新日本プロレスの両国国技館大会のメインで棚橋のIWGP王座に挑戦。29分22秒、ボディアタック式ハイフライフローからのハイフライフローに敗れた。11月13日、K−DOJOの後楽園ホール大会でTAKAみちのくと対戦。グラウンドでの攻防や強烈な張り手で見せ場を作り、14分20秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。11月20日から始まった新日本プロレスの「WORLD TAG LEAGUE」に真霜拳號と組んで出場。リーグ戦を3勝3敗で終えた。12月23日、後楽園ホール大会でライガーと対戦。11分16秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。

2013

13年1月4日、東京ドーム大会で永田と対戦。17分3秒、バックドロップホールドに敗れた。2月10日、広島サンプラザホール大会でオカダ・カズチカと対戦。15分59秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。3月9日、後楽園ホールでの「U−SPIRITS again」でハンス・ナイマンと対戦。キックで2度のダウンを奪われたが、2R1分52秒、アキレス腱固めで勝利。3月11日、後楽園ホール大会でのNEW JAPAN CUP1回戦で永田と対戦。10分24秒、スリーパーホールド、逆落とし、スリーパーホールドからのゴッチ式パイルドライバーで勝利。3月17日、ベイコム総合体育館大会での2回戦で矢野と対戦。10分14秒、急所攻撃からの赤霧にフォール負け。4月7日、両国国技館大会で矢野と対戦。10分9秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。5月3日、福岡国際センター大会のメインでオカダ・カズチカのIWGP王座に挑戦。30分49秒、ゴッチ式パイルドライバーからのレインメーカーに敗れた。5月11日、日本武道館での小橋建太引退記念大会で丸藤と組んで高山、大森組と対戦。18分26秒、高山のエベレストジャーマンに丸藤が敗れた。7月20日、秋田市立体育館大会で石井智宏と対戦。11分51秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。8月1日から始まったG1クライマックスに参戦。開幕戦のアクトシティ浜松大会で永田と対戦。14分34秒、張り手からのエクスプロイダーオブジャスティス(リストクラッチ式エクスプロイダー)に敗れた。8月2日、後楽園ホール大会で中邑と対戦。緊張感あふれる攻防を続け、13分44秒、スリーパーホールドで動きを止めたが腕ひしぎ逆十字を決められ、即座にゴッチ式パイルドライバーに切り返して勝利。8月3日、愛知県体育館大会で天山と対戦。11分46秒、ムーンサルトプレスに敗れた。8月4日、大阪府立体育会館大会で内藤哲也と対戦。16分19秒、ミサイルキック、ボディスラムからのスターダストプレスに敗れた。8月6日、石川県産業展示館3号館大会でカール・アンダーソンと対戦。10分40秒、スリーパーホールドからのゴッチ式パイルドライバーで勝利。8月7日、仙台サンプラザホール大会で高橋裕二郎と対戦。10分31秒、スリーパーホールドからのゴッチ式パイルドライバーで勝利。8月8日、横浜文化体育館大会でシェルトン・X・ベンジャミンと対戦。8分42秒、スリーパーホールドからのゴッチ式パイルドライバーで勝利。8月10日、両国国技館大会で飯伏幸太と対戦。13分37秒、スリーパーホールドからのゴッチ式パイルドライバーで勝利。8月11日、両国国技館大会で矢野と対戦。9分23秒、スリーパーホールドをエビ固めに切り返されてフォール負け。この結果、5勝4敗で惜しくもリーグ戦に敗退した。9月29日、神戸ワールド記念ホール大会で矢野と対戦。8分56秒、場外の鉄柵に手錠をかけられてリングアウト負け。10月14日、両国国技館大会で矢野と対戦。終盤で矢野の手錠を奪い両腕を固定して圧倒。7分9秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。11月9日、大阪府立体育会館大会で中邑のIWGPインターコンチネンタル王座に挑戦。19分4秒、ボマイェに敗れた。11月23日から始まった「WORLD TAG LEAGUE」にベンジャミンと組んで参戦。3勝3敗でリーグ戦を終えた。12月23日、後楽園ホール大会でYOSHI−HASHIと対戦。10分35秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。

2014

14年2月9日、広島サンプラザホール大会でタマ・トンガと対戦。5分32秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。3月15日、NEW JAPAN CUPに参戦し、後楽園ホール大会での1回戦で矢野と対戦。8分1秒、ヨーロッパ式エビ固めでフォール勝ち。3月22日、名古屋国際会議場・イベントホール大会での2回戦で後藤洋央紀と対戦。12分27秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。3月23日、ベイコム総合体育館大会での準決勝で中邑と対戦。13分12秒、ボマイェに敗れた。7月21日から始まったG1クライマックスに参戦。開幕戦の北海道立総合体育センター北海きたえーる大会で矢野と対戦。2分15秒、イス攻撃をかわされて急所攻撃をくらい、レフリーに向けて突きとばされ、横入り式エビ固めにフォール負け。7月25日、山形市総合スポーツセンター大会で後藤洋央紀と対戦。7分3秒、ゴッチ式パイルドライバーを後藤式に切り返されてフォール負け。7月26日、秋田県立体育館大会で天山と対戦。11分4秒、スリーパーホールド、逆落としからのスリーパーホールドで勝利。7月28日、仙台サンプラザホール大会で高橋裕二郎と対戦。8分39秒、スリーパーホールド、逆落しからのスリーパーホールドで勝利。7月31日、アクトシティ浜松大会でランス・アーチャーと対戦。9分17秒、スリーパーホールド、逆落しからのスリーパーホールドで勝利。8月1日、後楽園ホール大会でAJスタイルズと対戦。右腕を集中攻撃したが、16分20秒、オーバーヘッドキックからのスタイルズクラッシュに敗れた。8月3日、大阪府立体育会館大会で真壁と対戦。12分21秒、逆落としからのスリーパーホールドでレフリーストップ勝ち。8月4日、愛知県体育館大会で内藤と対戦。12分16秒、逆落としからのスリーパーホールドで勝利。8月6日、高松市総合体育館大会でカール・アンダーソンと対戦。8分35秒、ガンスタンに敗れた。8月8日、横浜文化体育館大会のメインでオカダ・カズチカと対戦。17分14秒、ドロップキックからのレインメーカーに敗れた。リーグ戦は5勝5敗に終わった。8月17日、DDTの両国国技館大会で中澤マイケルと組んで高木三四郎、葛西純組と両国国技館全体を使った路上プロレスで対戦。23分15秒、葛西のラダーの上からのパールハーバースプラッシュにマイケルが敗れた。11月22日から始まった「WORLD TAG LEAGUE」に飯塚と組んで参戦。3勝3敗1引き分けに終わった。12月9日、新宿FACEでのTAKA&タイチ興行で外道と対戦。7分41秒、スリーパーホールドでレフリーストップ勝ち。

2015

15年1月4日、新日本プロレスの東京ドーム大会で桜庭和志を相手にピンフォール、場外カウントなしの完全決着ルールで対戦。白いタイツを履き、髪も白く染めて、鍛え抜かれたハイブリッドボディで登場。場外の花道でサクラバロックをガッチリと決められて左手首を使えない状態に追いこまれ、腕ひしぎ逆十字固めを決められたがなんとかロープエスケープ。9分21秒、スリーパーホールド、逆落としからのスリーパーホールドでレフリーストップ勝ち。試合後、桜庭と握手。会場に「UWFのテーマ」が流れた。この大会で、鈴木軍の飯塚、ベンジャミン、アーチャー、スミス・ジュニアが、矢野と組んだ丸藤、マイキーシェインに敗れたことから、ノアとの抗争が開始。1月10日、ノアの後楽園ホール大会のメイン終了後、鈴木軍を率いて乱入。防衛に成功したばかりの丸藤にスリーパーホールドからのゴッチ式パイルドライバーを決めてKOさせ、「丸藤、TMDK、プロレスリング・ノア。てめえらが売ってきたケンカ、おれが買ってやるよ。鈴木軍が買ってやるよ!とりあえず、おまえらが持っているそのお宝、全部おれの所によこせ。とりあえずよこせよ」、「たった今から今日この日この場所から、ここはおれたちの縄張りだ。だって、しょうがないじゃん。おれたちの方が強いんだもんな」とノア制圧をアピールした。以後、鈴木軍のTAKAみちのく、タイチ、エル・デスペラード、スミス・ジュニア、ランス・アーチャー、飯塚、ベンジャミンと共にノアに出場して大抗争を展開。選手の大量離脱が続いていたノアを圧倒。ノアにとっても興行面で格好の対戦相手となっていた。1月25日、千葉Blue FieldでのTAKA&タイチ興行で邪道と対戦。16分33秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。2月11日、ノアの名古屋国際会議場大会で原田大輔と対戦。8分51秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。3月15日、ノアの有明コロシアム大会のメインで丸藤のGHCヘビー級王座に挑戦。鈴木軍のセコンドを介入させ、23分44秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。GHCヘビー級王座を獲得。この大会でノアの全王座を鈴木軍が独占した。3月18日、新宿FACEでのTAKA&タイチ興行でエル・デスペラードと対戦。11分52秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。4月19日から始まったノアのグローバルタッグリーグ戦に飯塚と組んで参戦。リーグ戦を3勝2敗で終えた。5月10日、ノアの横浜文化体育館大会のメインで丸藤を相手に防衛戦。25分54秒、スリーパーホールド、逆落とし、スリーパーホールドからのゴッチ式パイルドライバーで勝利。5月11日、ドラディションの後楽園ホール大会でLEONAと対戦。8分38秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。6月15日、大阪府立体育会館・第2競技場大会のメインでマイバッハ谷口を相手に防衛戦。21分46秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。7月1日、ノアの後楽園ホール大会のメインで小川良成と対戦。13分24秒、フロントネックロックからのゴッチ式パイルドライバーで勝利。7月18日、ノアの後楽園ホール大会のメインで高山を相手に防衛戦。鈴木軍5人のセコンド介入によって大流血させ、27分10秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。9月19日、ノアの大阪府立体育会館大会のメインで杉浦を相手に防衛戦。29分19秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。10月16日から始まったノアのグローバルリーグ戦に参戦。開幕戦の後楽園ホール大会で北宮光洋と対戦。11分7秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。10月17日、ディファ有明大会でモハメド・ヨネと対戦。14分14秒、胴絞めフロントネックロックで勝利。10月24日、博多スターレーン大会のメインで中嶋勝彦と対戦。15分56秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。10月25日、博多スターレーン大会でマイバッハ谷口と対戦。11分4秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。10月29日、新宿FACE大会でコルト・カバナと対戦。11分16秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。11月3日、大阪府立体育会館・第2競技場大会でベンジャミンと対戦。30分時間切れ引き分け。11月6日、新潟市産業振興センター大会で飯塚と対戦。7分17秒、両者リングアウト。リーグ戦は5勝2引き分けに終わった。11月15日、両国国技館での天龍の引退興行で村上和成と組んで藤原、高山組と対戦。13分10秒、藤原の脇固めに村上が敗れた。12月9日、ノアのディファ有明大会で石森太二と対戦。9分4秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。12月23日、ノアの旗揚げ15周年記念大会となった大田区総合体育館大会のメインで丸藤を相手に防衛戦。34分、虎王5連発からの変型タイガーフロウジョンに敗れて王座転落。試合後に杉浦を鈴木軍に加入させた。この大会でのノアとの対戦成績は1勝5敗と大敗。ジュニア王座も奪回された。

2016

16年1月31日、ノアの横浜文化体育館大会で潮崎豪と対戦。潮崎のセコンドの金丸が裏切ってディープインパクトを決めて、18分26秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。金丸を鈴木軍に加入させた。2月24日、ノアの後楽園ホール大会のメインで中嶋勝彦と対戦。右腕を徹底的に痛めつけ、スリーパーホールドで絞めあげたがゴッチ式パイルドライバーを決めることができず、ドロップキック、トラースキック3連発、オーバーヘッドキック、ドロップキック、ランニングローキックをくらい、25分51秒、垂直落下式ブレーンバスターに敗れた。3月2日、ノアのディファ有明大会で北宮と対戦。11分56秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。3月21日、DDTの両国国技館大会で坂口征夫と対戦。16分15秒、スリーパーホールドでレフリーストップ勝ち。4月21日から始まったノアのグローバルタッグリーグ戦に飯塚と組んで参戦。3勝4敗に終わった。7月2日、ハードヒットの名古屋市天白スポーツセンター大会のメインで川村亮と対戦。16分4秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。7月5日、ノアの後楽園ホール大会のメインで飯塚と組んで丸藤、矢野組のGHCタッグ王座に挑戦。20分30秒、丸藤の虎王に飯塚が敗れた。10月23日、ノアの横浜文化体育館大会で清宮海斗と対戦。ドロップキック、逆エビ固め、ミサイルキックなどの技を受けきって、11分33秒、スリーパーホールドからのゴッチ式パイルドライバーで勝利。10月31日、HEAT UPの川崎市・とどろきアリーナ大会で田村和宏と対戦。18分25秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。11月1日、ノアがエストビー株式会社に事業譲渡。11月2日に発売された週刊プロレスのインタビューで「最後の時限爆弾」を予告。11月3日から始まったノアのグローバルリーグ戦に参戦。開幕戦の後楽園ホール大会で矢野と対戦。6分51秒、急所攻撃からの赤霧にフォール負け。11月4日、後楽園ホール大会で飯塚と対戦。7分6秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。11月5日、キラメッセぬまづ大会で齋藤と対戦。9分50秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。11月11日、ツインメッセ静岡大会でマイバッハ谷口と対戦。13分1秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。11月13日、松山市総合コミュニティセンター企画展示ホール大会でクワイエット・ストームと対戦。10分34秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。11月15日、アクトシティ浜松大会でランス・アーチャーと対戦。12分9秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。11月19日、夢メッセみやぎ大会でGHC王者の中嶋と対戦。16分4秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。リーグ戦を6勝1敗で終了。同大会のメインでの矢野対飯塚戦に乱入。5勝1敗の矢野に対してゴッチ式パイルドライバーを決めて飯塚の勝利をアシスト。Aブロック1位となりリーグ戦を突破した。11月23日、後楽園ホール大会での優勝決定戦でマサ北宮と対戦。35分15秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。グローバルリーグ戦に優勝した。試合直後にマイクを持ち「なにがリーグ戦だ、この野郎。いつまでも遊んでんじゃねえぞ。てめえらは楽しそうに「北宮!北宮!」ってバカじゃねえの。さあ、そろそろ最終決着戦といこうじゃねえか。おれたちが持っているもの、おれたちのもの、全て賭けてやる。おい、中嶋!全てを背負って出てこい」とGHC王者の中嶋を呼び出し、「やってやるよ。12月2日のここ、後楽園でな」と対戦を受諾され、「おい、全面対抗戦だ。負けたやつはここから去れ。それが条件だ」と最終決戦を宣言した。12月2日と3日にノアと鈴木軍の全面対抗戦。12月2日、ノアの後楽園ホール大会のメインで中嶋のGHC王座に挑戦。37分1秒、バーティカルスパイクに敗れた。試合直後、杉浦のオリンピック予選スラムをくらった。12月3日、ノアのディファ有明大会のメインで鈴木軍を離脱した杉浦と対戦。33分30秒、オリンピック予選スラムに敗れた。2日間にわたって行われたノアとの全面対抗戦は全敗に終わり、鈴木軍はノアから撤退した。「最後の時限爆弾」は不発に終わった。12月30日、新木場1stRINGでのTAKA&タイチ興行のメインでタイチと対戦。23分45秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。

2017

17年1月5日、後楽園ホール大会での本隊とCHAOSの10人タッグ戦終了後に、鈴木軍の他のメンバーと共にリングに登場。ゴッチ式パイルドライバーでIWGP王者のオカダをKOさせて、「おい新日本プロレス、おめえらの宝、おれたちにすべてよこせ。おれたちが来たからには、ここはおれたちのリングなんだよ」と宣戦布告。新日本プロレスに復帰した。2月5日、北海道立総合体育センター大会のメインでオカダのIWGP王座に挑戦。40分46秒、ジャーマンスープレックスからのレインメーカーに敗れた。3月12日、ベイコム総合体育館大会での「NEW JAPAN CUP」1回戦で柴田勝頼と対戦。19分44秒、デスバレーボム、張り手からのPKに敗れた。4月27日、広島グリーンアリーナ・小アリーナ大会で後藤洋央紀のNEVER無差別級王座に挑戦。乱入したデスペラードがイス攻撃を決めて、24分19秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。NEVER無差別級王座を獲得。6月1日、東京ドームで無観衆の「路上プロレス」を開催(DDT主催)。高木三四郎と対戦。午後4時、入場テーマ曲に乗ってマウンド付近に入場した両選手は、無人のスタンドに向かって猛アピール。国歌独唱はなぜかアジャ・コング。4時6分に試合開始。ビールの売り子に扮した赤井沙希、清掃員姿の葛西純、野球監督役の天龍、投手役の里村明衣子らが場外に仕掛けられた「トラップ」として襲いかかる。広い東京ドーム内を所狭しと戦場にした2人は、最後は再びグラウンドへ。100メートルの助走をつけた高木がラリアットを狙ったところを、みのるが裸絞めで捕獲。33分54秒、ホームベース付近でゴッチ式パイルドライバーを決めて勝利した。6月11日、大阪城ホール大会で後藤洋央紀を相手に防衛戦。16分、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。6月26日、後楽園ホール大会のメインでYOSHI−HASHIを相手に防衛戦。26分13秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。7月17日から始まったG1クライマックスに出場。7月20日、後楽園ホール大会でケニー・オメガと対戦。21分24秒、片翼の天使に敗れた。7月22日、後楽園ホール大会でSANADAと対戦。11分22秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。7月25日、ビッグパレットふくしま大会でジュース・ロビンソンと対戦。11分23秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。7月27日、アオーレ長岡大会でEVILと対戦。8分38秒、EVILに敗れた。7月30日、岐阜産業会館大会でタマ・トンガと対戦。10分29秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。8月2日、福岡市民体育館大会で小島と対戦。10分13秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。8月5日、大阪府立体育会館大会でマイケル・エルガンと対戦。11分13秒、エルガンボムに敗れた。8月8日、横浜文化体育館大会でオカダと対戦。30分時間切れ引き分け。8月12日、両国国技館大会で矢野と対戦。6分56秒、横入り式エビ固めにフォール負け。リーグ戦は4勝4敗1引き分けに終わった。8月14日、後楽園ホールでの「垣原賢人復帰戦〜カッキーライド〜」でロッキー川村とUWF特別ルールで対戦。7分43秒、脇固めで勝利。8月28日、新宿FACEでのTAKA&タイチ興行で金丸と対戦。15分12秒 ゴッチ式パイルドライバーで勝利。9月4日、後楽園ホールでのTAKAみちのくの25周年記念大会でGO浅川と対戦。12分8秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。9月10日、福島県営あづま総合体育館でマイケル・エルガンを相手にランバージャック・デスマッチで防衛戦。19分7秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。9月22日、ROHのネバダ州ラスベガス大会のメインでコーディのROH世界王座に挑戦。クロス・ローズに敗れた。9月23日、ROHのネバダ州ラスベガス大会でサイラス・ヤング、ビアシティ・ブルーザーと組んでハングマン・ペイジ、ヤングバックス組のROH世界6人タッグ王座に挑戦。ペイジのライト・オブ・パッセージにブルーザーが敗れた。10月13日、ROHのペンシルバニア州ピッツバーグ大会でサイラス・ヤングと対戦。イスの上へのゴッチ式パイルドライバーで勝利。11月5日、大阪府立体育会館大会で矢野を相手にブルロープ・デスマッチで防衛戦。15分21秒、ブルロープを首に巻きつけた状態からのゴッチ式パイルドライバーで勝利。11月10日、RPWのロンドン大会でマット・リドルと対戦。ゴッチ式パイルドライバーで勝利。11月18日から始まった「WORLD TAG LEAGUE」に飯塚と組んで参戦。3勝4敗でリーグ戦を終えた。

2018

18年1月4日、新日本プロレスの東京ドーム大会で後藤洋央紀を相手に敗者髪切り&ノーセコンド・デスマッチで防衛戦。18分4秒、GTRに敗れて王座転落。1月20日、RPWのロンドン大会でザック・セイバー・ジュニアと組んでタイラー・ベイト、トレント・セブン組のタッグ王座に挑戦。鈴木がゴッチ式パイルドライバーでタイラーに勝利。RPWブリティッシュタッグ王座を獲得した。1月27日、北海道立総合体育センター大会のメインで棚橋のインターコンチネンタル王座に挑戦。徹底的に右膝を痛めつけ、32分28秒、ゴッチ式パイルドライバーからの膝十字固めでレフリーストップ勝ち。IWGPインターコンチネンタル王座を獲得した。3月6日、新日本プロレスの大田区総合体育館大会で真壁を相手に防衛戦。19分4秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。4月5日、GCWのルイジアナ州ニューオリンズ大会のメインでマット・リドルを相手にフォール決着なしのノーロープマッチ。8分28秒、スリーパーホールドで勝利。4月6日、RPWのルイジアナ州ニューオリンズ大会でジェフ・コブと対戦。スリーパーホールドで勝利。4月29日、グランメッセ熊本大会のメインで内藤を相手に防衛戦。30分22秒、デスティーノに敗れて王座転落。5月11日、RPWのイングランド・ロンドン大会でクリス・ブルックス、トラビス・バンクス組を相手にタッグ王座の防衛戦。鈴木がゴッチ式パイルドライバーでブルックスに勝利。6月23日、横浜赤レンガ倉庫イベント広場で入場無料のイベント「大海賊祭」を開催。デビュー30周年記念試合としてオカダ・カズチカと対戦。30分時間切れ引き分け。6月30日、RPWのイギリス・ミルトンキーンズ・アイスアリーナ大会でオカダ、石井智宏組を相手にブリティッシュタッグ王座の防衛戦。25分45秒、ザックがジム・ブレイクス・アームバーで石井に勝利。7月1日、RPWのイギリス・マンチェスター・オートリンガム・アリーナ大会で石井智宏のブリティッシュヘビー級王座に挑戦。20分28秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。ブリティッシュヘビー級王座を獲得した。7月14日から始まったG1クライマックスに参戦。開幕戦の大田区総合体育館大会で棚橋と対戦。13分59秒、ハイフライフローに敗れた。7月16日、北海道立総合体育センター大会で真壁と対戦。14分58秒、ダイビング・ニードロップに敗れた。7月20日、後楽園ホール大会でYOSHI−HASHIと対戦。13分44秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。7月22日、エスフォルタアリーナ八王子大会でジェイ・ホワイトと対戦。10分35秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。7月27日、アクトシティ浜松大会でマイケル・エルガンと対戦。14分10秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。7月30日、高松市総合体育館大会でEVILと対戦。12分13秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。8月2日、福岡市民体育館大会でオカダと対戦。18分20秒、レインメーカーに敗れた。8月5日、大阪府立体育会館大会でハングマン・ペイジと対戦。12分5秒、ゴッチ式パイルドラバーを切り返されてのライト・オブ・パッセージに敗れた。8月10日、日本武道館大会でファレと対戦。8分51秒、乱入したタマ・トンガのガンスタンをくらって反則勝ち。リーグ戦は5勝4敗に終わった。8月14日、後楽園ホールでの垣原賢人激励大会「カッキーライド」のメインで垣原賢人とUWF特別ルールで対戦。1分50秒、チョークスリーパーで勝利。9月17日、別府ビーコンプラザ大会のメインで内藤と対戦。32分8秒、デスティーノに敗れた。10月14日、RPWのロンドン大会で石井智宏を相手に防衛戦。垂直落下式ブレーンバスターに敗れて王座転落。11月3日、大阪府立体育会館大会で石井智宏のブリティッシュヘビー級王座に挑戦。19分21秒、垂直落下式ブレーンバスターに敗れた。11月9日、RPWのロンドン大会でカイル・フレッチャー、マーク・デイビス組を相手にブリティッシュタッグ王座の防衛戦。鈴木がゴッチ式パイルドライバーでフレッチャーに勝利。 11月17日から始まったワールドタッグリーグに飯塚と組んで参戦。5勝8敗に終わった。

2019

19年2月2日、北海道立総合体育センター大会でSANADAと対戦。19分40秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。2月3日、北海道立総合体育センター大会でザックと組んでSANADA、EVIL組のIWGPタッグ王座に挑戦。16分52秒、SANADAのラウンディングボディプレスに鈴木が敗れた。3月11日、高松市総合体育館大会での「NEW JAPAN CUP」1回戦で小島と対戦。13分43秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。3月17日、後楽園ホール大会での2回戦でSANADAと対戦。28分45秒、ラウンディングボディプレスに敗れた。4月4日、ニュージャージー州ジャージーシティのホワイト・イーグル・ホテルでの「BLOODSPORT」(ノーロープ。KOかギブアップのみの決着)のメインでジョシュ・バーネットと対戦。20分時間切れ引き分け。5分間の延長戦が行われ、時間切れ引き分けに終わった。7月8日、後楽園ホールでのJUST TAP OUTの旗揚げ戦で、この日が復帰戦となったTAKAみちのくと対戦。8分23秒、アキレス腱固めで勝利。8月31日、イギリス・ザ・カッパーボックス大会でオカダ・カズチカのIWGP王座に挑戦。33分25秒、レインメーカーに敗れた。10月14日、両国国技館大会でライガーと対戦。ライガーとの最後のシングル戦となった。角のないマスクを被り上半身裸の「バトルライガー」のコスチュームの相手と真っ向勝負を展開。17分38秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。試合後、大の字のライガーに向かってマットに膝をついて深々と座礼をした。11月16日から始まったWORLD TAG LEAGUEにランス・アーチャーと組んで参戦。9勝6敗に終わった。12月13日、ウォリアー・レスリングのイリノイ州シカゴ大会でトム・ローラーと対戦。ゴッチ式パイルドライバーで勝利。

2020

20年2月9日、大阪城ホール大会でジョン・モクスリーのUS王座に挑戦。17分16秒、デスライダーに敗れた。6月17日、無観客大会でのNEW JAPAN CUP1回戦で永田裕志と対戦。20分35秒、バックドロップホールドに敗れた。7月31日、後楽園ホール大会で永田裕志と対戦。20分36秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。8月29日、神宮球場大会で鷹木信悟のNEVER王座に挑戦。14分56秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。NEVER王座を獲得した。8月30日、大日本プロレスの横浜文化体育館大会(閉館する横浜文化体育館での最後のプロレス大会)で野村卓矢と対戦。9分50秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。9月19日から始まったG1クライマックスに参戦。開幕戦の大阪府立体育会館大会で石井智宏と対戦。13分、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。9月23日、北海道立総合体育センター大会でタイチと対戦。12分11秒、ブラックメフィストに敗れた。9月27日、神戸ワールド記念ホール大会でジェフ・コブと対戦。9分24秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。9月30日、後楽園ホール大会で高橋裕二郎と対戦。7分53秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。10月5日、高松市総合体育館大会でオカダ・カズチカと対戦。14分10秒、ゴッチ式パイルドライバーをショルダースルーに切り返され、そのままエビ固めに押さえこまれてフォール負け。10月7日、広島サンプラザホール大会でウィル・オスプレイと対戦。14分26秒、ストームブレイカーに敗れた。10月10日、大阪府立体育会館大会で飯伏幸太と対戦。16分58秒、カミゴェに敗れた。10月13日、浜松アリーナ大会でジェイ・ホワイトと対戦。20分30秒、ブレードランナーに敗れた。10月16日、両国国技館大会で鷹木信悟と対戦。12分29秒、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンに敗れた。リーグ戦は3勝6敗に終わった。11月7日、 大阪府立体育会館大会で鷹木信悟を相手に防衛戦。18分56秒、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンに敗れて王座転落。12月27日、ハードヒットの新木場1stRING大会で佐藤光留と対戦。11分50秒、逆片エビ固めで勝利。

2021

21年3月6日、大田区総合体育館大会でのNEW JAPAN CUP1回戦で本間朋晃と対戦。14分54秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。3月13日、愛知県体育館大会での2回戦でKENTAと対戦。16分50秒、go2sleepに敗れた。6月14日、後楽園ホール大会で上村優也と対戦。13分55秒、逆片エビ固めで勝利。8月1日、後楽園ホール大会でタイチ、ザック・セイバー・ジュニアと組んで後藤洋央紀、YOSHI−HASHI、石井智宏組のNEVER6人タッグ王座に挑戦。35分47秒、後藤とYOSHI−HASHIの合体技、GYWに鈴木が敗れた。8月22日、ハードヒットの富士通スタジアム川崎大会で川村亮と対戦。18分34秒、ゴッチ式パイルドライバー・オン・ザ・チェアーで勝利。9月5日、AEWのPPV「オール・アウト」でジョン・モクスリー対小島聡戦の試合後にリングに登場。勝利したモクスリーと睨みあい、ゴッチ式パイルドライバーを決めた。9月8日、AEWの放送でジョン・モクスリーと対戦。パラダイムシフトに敗れた。9月17日、GCWのロサンゼルス大会でジョナサン・グレシャムと対戦。ゴッチ式パイルドライバーで勝利。9月24日、GCWのニューヨークシティ大会でホミサイドと対戦。胴絞めスリーパーで勝利。10月1日、WrestleMaxSTLのミズーリ州セントルイス大会でカルバン・タンクマンと対戦。13分33秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。10月2日、PWXのノースカロライナ州コンコード大会でアンソニー・ヘンリーと対戦。ゴッチ式パイルドライバーで勝利。10月3日、GPWのミズーリ州セントルイス大会でデイビー・リチャーズと対戦。ゴッチ式パイルドライバーで勝利。10月8日、WCPWのカリフォルニア州サンフランシスコ大会でダニエル・ガルシアと対戦。ゴッチ式パイルドライバーで勝利。10月9日、新日本プロレスのアメリカでのTVマッチでフレッド・ロッサーと対戦。11分34秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。10月10日、GCWのニュージャージー州アトランティックシティ大会でジョーイ・ジャネーラと対戦。ゴッチ式パイルドライバーで勝利。10月15日、AEWのフロリダ州マイアミ大会でブライアン・ダニエルソンと対戦。ランニング・ニーに敗れた。10月21日、タイムボムプロレスリングのミネソタ州ディルワース大会でドミニク・ガリーニと対戦。ゴッチ式パイルドライバーで勝利。10月23日、GCWのカリフォルニア州ロサンゼルス大会でニック・ゲイジと対戦。4脚のパイプイスに載せられた木の板の上でのゴッチ式パイルドライバーで勝利。11月11日、インパクトの放送でケイレブと対戦。ゴッチ式パイルドライバーで勝利。11月18日、インパクトの放送でジョシュ・アレキサンダーと対戦。C4スパイクに敗れた。11月13日、新日本プロレスのアメリカでのTVマッチでクリス・ディッキンソンと対戦。18分57秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。11月14日から始まったWORLD TAG LEAGUEにTAKAみちのくと組んで参戦。リーグ戦は11戦全敗に終わった。12月31日、新宿FACEでの佐藤光留プロデュース興行で佐藤光留と対戦。40分28秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。

2022

22年1月4日、東京ドーム大会で19人参加のKOPW2022進出権争奪ニュージャパンランボーに参戦し、勝ち残った4人の中に入り王座決定戦に進出。1月5日、東京ドーム大会で矢野通、チェーズ・オーエンズCIMAを相手にKOPW2022決定戦。6分8秒、鈴木がゴッチ式パイルドライバーで矢野に勝利。KOPW2022を獲得した。試合後、矢野をストンピングしてスリーパーホールドで絞めあげたが、矢野に手錠で腕をトップロープに固定されてしまい、両者の遺恨が深まった。2月20日、北海道立総合体育センター大会で矢野通を相手にドッグケージデスマッチで防衛戦。13分48秒、ドッグケージに収監されて敗れて王座転落。3月13日、尼崎市記念公園総合体育館大会でNEW JAPAN CUPに2回戦から参戦し、高橋ヒロムと対戦。19分27秒、名も無きヒロムロールにフォール負け。3月31日、GCWのテキサス州ダラス大会のメインでクリス・ディッキンソンを相手にフォール決着なしのノーロープマッチ。ブレーンバスターからエルボーを連打されてレフリーストップ負け。4月1日、テキサス州ダラスのレッスルコンで行われた新日本プロレスの「ローンスター・シュートアウト」でキラー・クロスと対戦。9分48秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。同日、テキサス州ガーランドでのROHの復活大会「スーパーカード・オブ・オナー」でレット・タイタスのROH世界TV王座に挑戦。ゴッチ式パイルドライバーで勝利。ROH世界TV王座を獲得した。4月13日、AEWの放送でサモア・ジョーを相手に防衛戦。マッスルバスターに敗れて王座転落。4月16日、新日本プロレスのイリノイ州シカゴ大会で石井智宏と対戦。18分46秒、垂直落下式ブレーンバスターに敗れた。4月24日、グローリー・プロのミズーリ州セントルイス大会でジェイク・サムシングと対戦。11分46秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。5月6日、JUST TAP OUTの後楽園ホール大会で綾部蓮と対戦。10分8秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。5月14日、ワシントンDC・エンターテイメント&スポーツアリーナ大会でブロディ・キングと対戦。9分5秒、ゴンソボムに敗れた。6月25日、新日本プロレスのアメリカでのTVマッチでトニー・デッペンと対戦。10分30秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。7月4日、後楽園ホール大会で藤田晃生と対戦。8分20秒、ワキ固めで勝利。7月10日、DDT・ガンプロの大田区総合体育館大会で勝村周一朗と対戦。21分45秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。8月20日、六本木ヒルズアリーナ大会で藤田晃生と対戦。8分22秒、逆片エビ固めで勝利。9月5日、後楽園ホール大会でバッド・デュード・ティトと対戦。8分44秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。9月15日、全日本プロレスの保土ケ谷公会堂大会でTAJIRIと対戦。8分59秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。9月18日、日本武道館(18年7ヶ月ぶりの日本武道館大会)で行われた全日本プロレス50周年記念大会で大森北斗と対戦。12分4秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。9月19日、全日本プロレスの後楽園ホール大会で安齊勇馬と対戦。5分37秒、逆片エビ固めで勝利。10月2日、ワイルドワンの新横浜公園・第一駐車場大会で佐藤光留、葛西純と3WAYマッチ。27分2秒、鈴木がゴッチ式パイルドライバーで佐藤に勝利。10月27日、ニューヨーク州パラディウムタイムズスクエア大会でトレイシー・ウィリアムズと対戦。13分14秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。10月28日、新日本プロレスのニューヨーク州パラディウムタイムズスクエア大会でクラーク・コナーズと対戦。15分50秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。11月22日から始まったWORLD TAG LEAGUEにランス・アーチャーと組んで参戦。11月23日、GLEATの後楽園ホール大会で飯塚優と対戦。10分14秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。リーグ戦は4勝5敗に終わった。12月14日、仙台サンプラザホール大会での試合後のリング上で鈴木軍の年内解散を宣言。11月12日、新日本プロレスのアメリカでのTVマッチでフレッド・イェハイと対戦。16分27秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。12月19日、JUST TAP OUTの国立代々木競技場・第2体育館大会でDOUKIと組んで葛西純、本間朋晃組と対戦。急遽ノーDQマッチに変更で流血戦に。18分44秒、鈴木がスリーパーホールドで本間にレフリーストップ勝ち。12月31日、ハードヒットの新宿FACE大会で椎葉おうじと対戦。1分5秒、アキレス腱固めで勝利。

2023

23年2月11日、大阪府立体育会館大会でエル・デスペラード、成田蓮と組んでEVIL、高橋裕二郎、SHO組のNEVER6人タッグ王座に挑戦。12分51秒、成田がコブラツイストで高橋に勝利。NEVER6人タッグ王座を獲得。試合後のリング上で鈴木が「今日、6人タッグのベルトを獲った。おれたち3人の名前は担ぐのに覚悟がいるものだ。おれたちの名前はストロングスタイルだ!」と、ユニット名を発表。3月30日、新日本プロレスのカリフォルニア州ロサンゼルス大会でKENTAのSTRONG王座に挑戦。15分27秒、ローブローからの横入り式エビ固めにフォール負け。4月3日、後楽園ホール大会でEVIL、高橋裕二郎、SHO組を相手に6人タッグ王座の防衛戦。24分43秒、デスペラードがピンチェ・ロコでSHOに勝利。5月3日、福岡国際センター大会でオカダ・カズチカ、棚橋弘至、石井智宏組を相手に6人タッグ王座の防衛戦。19分36秒、オカダのレインメーカーに成田が敗れて王座転落。5月21日、Aチームの墨田区総合体育館大会でHASEGAWAと対戦。12分28秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。7月23日、KOBEメリケンの兵庫・メリケンパーク大会でBADMAX藤永と対戦。21分19秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。同日、全日本プロレスの大阪府立体育会館・第2競技場大会で大森北斗と組んで宮原健斗、青柳優馬組の世界タッグ王座に挑戦。25分43秒、宮原のシャットダウンスープレックスに大森が敗れた。7月29日、AEWの放送でダービー・アリンと対戦。丸めこまれてフォール負け。8月6日、九州プロレスの福岡国際センター大会で冨宅飛駈と組んで佐々木日田丸、梅田公太組の九州プロレスタッグ王座に挑戦。17分30秒、佐々木の日田丸式パイルドライバーに冨宅が敗れた。8月14日、夢メッセみやぎ西館ホールでのプロレス酒場GOLDの興行でGAINAと対戦。13分58秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。9月18日、東京駅午後1時9分発の東海道新幹線「のぞみ371号」の車内での「新幹線プロレス」で高木三四郎と対戦。品川駅で高木が入場。新横浜駅で鈴木みのるが入場。正田壮史、佐藤光留、秋山準、車内販売員姿の男色ディーノ、車掌姿の小橋建太が登場した大混戦の末、37分29秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。10月10日、AEWの放送でエディ・キングストンのROH世界王座とSTRONG無差別級王座に挑戦。バックフィスト・トゥ・ザ・フューチャー、延髄斬りからのノーザンライトボムに敗れた。10月14日、MLWのペンシルベニア州フィラデルフィア大会でジェイコブ・ファトゥと対戦。ゴッチ式パイルドライバーで勝利。11月5日、全日本プロレスのホテルエミシア札幌大会で大森北斗と組んで斉藤ジュン、斉藤レイ組の世界タッグ王座に挑戦。21分33秒、DOOM(ダブルインパクト)に大森が敗れた。11月7日、新宿FACEでの黒潮TOKYOジャパンの自主興行で黒潮TOKYOジャパンと対戦。18分9秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。11月20日から始まった新日本プロレスのWORLD TAG LEAGUEに永田裕志と組んで参戦。リーグ戦は2勝5敗に終わった。



スクラップブック
鈴木みのる対アポロ菅原
蝶野 そういえばSWSのときもリングで誰かとなんかなかったっけ?先輩をどうのこうのって。
鈴木 アポロ菅原さんと。
蝶野 喧嘩しちゃったんだっけ?
鈴木 はい。仕掛ける、仕掛けないって話があって。自分ではリング上でなにが起きてるか全然わからずに。
蝶野 向こうから仕掛けてきたの?
鈴木 はい。バキバキって。うしろ振り返ったら、そのときゴッチさんがセコンドにいてくれて。「いけ」って指示を出すんです。「いけ」ってなんだろうと思っていたら、レフェリーが空中さんで「鈴木、こんなヤツにやられんな。食らわせてしまえ」みたいな。セコンドはみんな「やっつけろ」って。それでグチャグチャになって終わっちゃって。
蝶野 じゃあ、相手が悪いわけだ。向こうから仕掛けてきてるんでしょ。
鈴木 でも向こうからしてみたら鈴木が悪いんじゃないですか。生意気な小僧をちょっと痛い目にあわせてやろうと。
(週刊プロレスNo.1426「蝶野王国」より)
―― 鈴木さんの場合は新日本に入った当時はどんな感じでしたか?
鈴木 高校でレスリングをやったんで、ちょっと鼻が高くなってるんですよ。たいしたことないだろうと思って入ったら、同じ年に船木(誠勝)がいて、ボコボコに決められて鼻水は出るわ涙は出るわ血だらけになって、でもすごくうれしかったんですよね。高校で全国大会の決勝戦に出られるようなところまで行けたのに、もっとはるかに強い同じ年のヤツがいる。「プロレスってすげえ」と思って。話をしたら「オマエ、何言ってるんだ。藤原さんはもっと強いぞ。俺なんかなんにもできないぞ」って言われて。それで藤原幻想が僕のなかで出来ちゃったんですよ。
藤原 ただの幻想かよ。
鈴木 いや、まだ巡業について行けなかったんで、初めて巡業に連れて行ってもらったときに船木さんと2人で練習してるのをずっと見ていて、「俺も仲間に入りたいな」と思ったら、船木さんに「オマエもやる?」って言われて、藤原さんに「お願いします」って挨拶したら「なんだオマエ」って言われたのが最初の言葉なんです。
藤原 「ようこそ」って言ったはずだよ。
鈴木 言ってないです(笑)。「そうか、じゃあ下になれ」って言われて、ずーっと決められまくって、もうその日の夜はうれしくて。
藤原 オマエ、変態だよ。
鈴木 なんかレスラーの強いところに自分が行けるっていう、入り口に行けた感じがすごくうれしかったですね。
(週刊プロレスNo.1741 藤原と鈴木の対談より)
鈴木みのるがライガーと闘いたい理由。17年前の電話と、プロレス界復帰。
(Number Web 2019年5月14日11:00 堀江ガンツ「ぼくらのプロレス(再)入門」より)
その後、鈴木はUWF、プロフェッショナルレスリング藤原組を経て、93年に船木誠勝らとパンクラスを旗揚げ。プロレスから、総合格闘技へと足を踏み出す。そして95年5月にケン(ウェイン)・シャムロックを破り、キング・オブ・パンクラスの王座を奪取。しかし、96年に頚椎ヘルニアの大怪我を負い長期欠場。そこから連敗を重ねるようになる。完全実力主義、リアルファイトのリングでは、勝てなくなった選手に居場所はない。鈴木は肉体的にも精神的にも追い込まれた。筆者が以前インタビューしたとき、鈴木は当時のことをこう語っていた。
「自分が理想として掲げていた格闘技の世界では、俺みたいに勝てなくなったヤツは身を引くしかない。だから、あの頃は引退することばかり考えていた。本当は辞めたくないのに、自分の気持ちに嘘をついてね」
そして2002年に引退を決意。最後のケジメとして、若手時代のライバルである佐々木健介とパンクラスのリングで、新人の頃の気持ちに戻ってがむしゃらに闘い、燃え尽きようと考えた。当時、ちょうど新日本とパンクラスは交流戦を行なっていた時期であり、新日本所属だった健介とのカードを組むことが可能だったのだ。ところが対戦を正式発表したあと、健介は足のケガなどを理由にこの一戦を辞退。鈴木の“最後の試合”は宙に浮いてしまった。
「あの時は、自分が情けなかったね。その前は、DEEPのリングでUWFの後輩である田村潔司と闘うという話もあったんだけど、それも流れて。勝てなくなったヤツには、自分の“死に場所”すら選べないんだなって」
そんな時、鈴木の携帯電話が鳴る。相手は獣神サンダー・ライガーだった。
「健介戦の話がなくなって、もうどこにも行き場がなくなったとき、ライガーから電話がかかってきてさ。「おい、健介がおまえとやらないって聞いたぞ? なんでアイツやんねえんだよ!」って言われてね、「何回聞いても“できない”としか言わないんですよ」「なんなんだアイツ」「知らないっスよ」みたいなやりとりがあって。そのあと「そこまで話が進んでいたのに、どんな理由があるにしろ“出られない”ってなったら、おまえは健介が逃げたと思うだろ?」って言われて、「思います」って答えたら、「ってことは新日本がおまえから逃げたってことになるんだよ。俺は絶対それを許さない。俺がやる。新日本は逃げねえからな。マスク脱いででもなんでもいいよ、やるよ」って言ってきてね。俺、感動しちゃったんだよ」
かつての先輩が、鈴木の行き場のない思いを受け止めてくれたのだ。
02年11月30日、鈴木はライガーとパンクラスのリングで対戦。すると、抑えていた感情が溢れ出した。「どうしても、もう一度プロレスをやりたい」と強く思うようになったのだ。しかし、プロレスに復帰すれば、パンクラスを作ってからの自分の発言を覆すことになる。
「でも、どうしてもやりたい気持ちはもう抑えられなかった。だから、それまで築いてきた自分のイメージ、パンクラスの仲間たち、支援してくれた人たちやファン、すべてを失う覚悟で戻ったんだ」
2003年、35歳でプロレスに復帰。あのライガー戦なくして、いまのプロレスラー鈴木みのるは存在しなかったのである。