レスラーノート

スコット・ノートン

SCOTT NORTON

1961年6月15日
ミネソタ州ミネアポリス出身
188〜190cm 150〜160kg

通称
超竜
タイトル歴
IWGPヘビー
IWGPタッグ
PNWヘビー
得意技
パワーボム
パワースラム

少年時代からアームレスリング(腕相撲)に熱中し、全米選手権で3度優勝。87年の世界選手権で優勝し、映画「オーバー・ザ・トップ」に出演。高校時代の同級生であるホーク・ウォリアーの勧めでプロレス入りを決意し、B・レイガンズの指導を受け、89年秋にAWAマットでデビュー。

1990

90年5月、オレゴンのパシフィックノースウェスト地区でPNWヘビー級王座を獲得。12月、新日本プロレスに初来日。一躍、トップ外国人選手の一人となる。

1991

91年2月5日、札幌中島体育センター別館大会でビガロと組んで長州マサ斎藤組と対戦。ノートンのラリアットがビガロに誤爆し、8分21秒、斉藤のバックドロップにビガロが敗れた。試合後に仲間割れの乱闘を展開。2月6日、札幌中島体育センター別館大会でビガロと対戦。両者流血のケンカマッチを展開し、3分41秒、反則勝ち。2月8日、京都府立体育館大会でビガロと再戦。6分1秒、パワースラムで勝利。3月21日、東京ドーム大会でイコライザーと対戦。2分23秒、パワースラムで勝利。4月30日、両国国技館大会で武藤と対戦。9分4秒、パワースラムで圧勝。5月31日、大阪城ホール大会でベイダーと対戦。10分18秒、場外でラリアットを決めてリングアウト勝ち。試合後も大乱闘を展開した。6月12日、日本武道館大会でベイダーと対戦。12分46秒、ボディプレスに敗れた。8月、第1回G1クライマックスに出場。8月7日、愛知県体育館大会で武藤と対戦。14分59秒、パワースラムで勝利。8月9日、両国国技館大会でベイダーと対戦。10分53秒、リングアウト負け。8月10日、両国国技館大会で藤波と対戦。7分56秒、両者リングアウト。1勝1敗1引き分けでリーグ戦に敗退した。9月20日、大阪府立体育会館大会で日米対抗スーパースターズ・トーナメントに参戦。1回戦で長州力と対戦。5分41秒、ラリアット2連発で勝利。9月21日、後楽園ホール大会での2回戦で天山広吉と対戦。4分59秒、パワースラムで勝利。この試合で左肩を脱臼したため、準決勝は不戦敗となった。9月23日、横浜アリーナ大会でベイダーと対戦。12分37秒、パワースラムで勝利。10月13日、幕張メッセ大会でタイガー・ジェット・シンと対戦。大流血させられたが、6分58秒、アバランシュ・ホールドで勝利。

1992

92年1月4日、東京ドーム大会でトニー・ホームと対戦。8分41秒、ダイビングラリアットに敗れた。9月23日、横浜アリーナ大会でトニー・ホームとIWGP王座挑戦者決定戦。9分15秒、パワースラムで勝利。10月18日、幕張メッセ大会でグレート・ムタのIWGPヘビー級王座に挑戦。13分46秒、ムーンサルトプレスに敗れた。11月22日、両国国技館大会でトニー・ホームと組んでリック・スタイナー、スコット・スタイナー組のIWGPタッグ王座に挑戦。12分49秒、ノートンがパワースラムでリックに勝利。IWGPタッグ王座を獲得した。12月14日、大阪府立体育会館大会でホーク・ウォリアー、パワー・ウォリアー組を相手にタッグ王座の防衛戦。6分10秒、ダブルインパクトをくらってパワーにホームがフォール負けして王座転落。

1993

93年5月3日、福岡ドーム大会でスティングと対戦。9分16秒、額から大流血し、レフリーが試合を止めて無効試合となった。8月にはH・ヘルナンデスとのコンビで第22代同王者となる。

1994

94年1月4日、東京ドーム大会でホーク・ウォリアー、パワー・ウォリアー組を相手にタッグ王座の防衛戦。12分47秒、パワー・ウォリアーの逆一本背負いにヘルナンデスが敗れてタッグ王座から転落した。

1995

95年1月4日、東京ドーム大会でホーク・ウォリアーと対戦。7分41秒、ダイビングラリアットに敗れた。2月8日、仙台市体育館大会で橋本真也と対戦。14分30秒、コーナー2段目からの雪崩式ブレーンバスターで勝利。

1996

96年10月13日から始まったSGタッグリーグ戦に橋本と組んで参戦し、優勝。同年よりWCWに進出し、12月よりNWO軍入り。

1998

98年2月15日、日本武道館大会のメインで佐々木健介と対戦。9分59秒、パワーボムで勝利。9月23日、横浜アリーナ大会で永田裕志を破り、IWGPヘビー級王座を獲得。

1999

99年1月4日、東京ドーム大会のメインで武藤を相手に防衛戦。19分1秒、足4の字固めに敗れて王座転落。8月28日、 神宮球場大会でドン・フライと対戦。7分53秒、スリーパーホールドに敗れた。9月には武藤と組みG1タッグ・リーグ戦に優勝。

2000

00年1月4日、東京ドーム大会でドン・フライと対戦。8分59秒、パワーボムで勝利。2月にT2000の一員となる。4月7日、東京ドーム大会で中西学と対戦。11分7秒、アルゼンチン・バックブリーカーに敗れた。10月9日、東京ドーム大会でスティーブ・ウイリアムスと対戦。12分56秒、バックドロップ3連発に敗れた。

2001

01年3月17日、名古屋大会で佐々木健介を破りIWGPヘビー級王者に返り咲く。4月9日、大阪ドームでの藤田と対戦し、6分43秒、スリーパー・ホールドで敗れて王座転落。9月7日から始まった新日本プロレスの最強外国人決定戦「G1 WORLD」に参戦。開幕戦の新潟市体育館大会でジャイアント・シルバと対戦。4分40秒、コーナー2段目からのボディプレスに敗れた。9月8日、三条市厚生福祉会館大会でドン・フライと対戦。4分55秒、スリーパーホールドを後ろ受け身で切り返してエビ固めに押さえこんでフォール勝ち。9月14日、浜松市体育館大会でスーパーJと対戦。6分50秒、パワースラムで勝利。9月15日、相模原市立総合体育館大会でスコット・ホールと対戦。10分32秒、リングアウト勝ち。3勝1敗で優勝決定戦に進出。9月16日、名古屋レインボーホール大会での優勝決定戦でドン・フライと対戦。6分11秒、フロントネックロックに敗れた。9月23日、なみはやドーム大会で永田裕志と対戦。13分10秒、ナガタロック2にレフリーストップ負け。11月30日から始まったG1タッグリーグにスーパーJと組んで参戦。3勝3敗1引き分けでリーグ戦を終えた。

2002

02年3月14日、京都市体育館大会でIWGPタッグ王座決定トーナメントにスーパーJと組んで参戦し、1回戦でジャイアント・シルバ、ジャイアント・シン組と対戦。6分43秒、シンのチョークスラムにスーパーJが敗れた。3月21日、東京体育館大会で永田裕志を相手にIWGP王座挑戦者決定戦。14分51秒、左ミドルキックに敗れた。3月24日、尼崎市総合記念公園体育館大会でスーパーJと対戦。5分10秒、ラリアットで勝利。5月28日、宮城県スポーツセンター大会で棚橋弘至と対戦。15分時間切れ引き分け。6月21日、後楽園ホール大会でスーパーJと対戦。20分時間切れ引き分け。10月26日、福岡国際センター大会でブルー・ウルフと対戦。4分37秒、パワーボムで勝利。11月22日から始まったトライアスロン・サバイバーにリック・スタイナー、真壁伸也と組んで参戦。3勝2敗に終わった。

2003

03年3月23日、尼崎市記念公園総合体育館大会で高山善廣のNWF王座に挑戦。15分37秒、ジャーマンスープレックスからのひざ蹴りに敗れた。6月13日、日本武道館大会でブルー・ウルフと対戦。3分45秒、パワーボムで勝利。7月21日、月寒グリーンドーム大会で「新日最強外国人決定戦」としてジョシュ・バーネットと異種格闘技戦で対戦。序盤はパンチの連打や投げっぱなしパワーボムで圧倒したが、徐々にスタミナ切れ。8分5秒、フロントネックチャンスリードロップからのフロントスリーパーに敗れた。11月29日、宮城県スポーツセンター大会でジョシュ・バーネットと対戦。8分8秒、パワーボムで勝利。11月30日、藤沢市秋葉台文化体育館大会で中西学と対戦。11分30秒、パワーボムで勝利。12月8日、広島県立総合体育館小体育館大会で吉江豊と対戦。10分2秒、パワーボムで勝利。

2004

04年3月7日、後楽園ホール大会で吉江豊と対戦。6分29秒、パワーボムで勝利。3月12日、国立代々木競技場・第2体育館大会で鈴木みのると対戦。5分18秒、スリーパーホールドにレフリーストップ負け。3月21日、尼崎市記念公園総合体育館大会で西村修と対戦。13分35秒、パワーボムで勝利。4月23日、博多スターレーン大会でライガーと対戦。8分15秒、パワーボムで勝利。4月29日、鳥取産業体育館大会で矢野通と対戦。4分31秒、レフリー暴行により反則勝ち。7月21日、釧路市厚生年金体育館大会で西村修と対戦。10分13秒、パワーボムで勝利。7月23日、青森市民体育館大会で中邑真輔と対戦。10分18秒、三角絞めにレフリーストップ負け。7月24日、一関文化センター体育館大会で真壁伸也と対戦。7分38秒、パワーボムで勝利。7月26日、後楽園ホール大会で天山広吉と対戦。10分34秒、ダイビング・ヘッドバットに敗れた。12月4日、岡山県体育館大会でブルー・ウルフと対戦。8分40秒、ラリアットで勝利。12月9日、広島県立総合体育館小アリーナ大会で永田裕志と対戦。10分58秒、リバース・ナガタロック3に敗れた。

2005

05年3月13日、愛知県体育館大会で中西学と組んで中邑真輔、棚橋弘至組のIWGPタッグ王座に挑戦。22分4秒、棚橋のシャイニングウィザードから中邑にノートンがフォール負け。4月19日、広島サンプラザホール大会でNEW JAPAN CUPに参戦し、1回戦で吉江豊と対戦。9分7秒、ダイビング・ボディプレスに敗れた。6月4日、新日本プロレスのミラノ・マツダパレス大会で天山広吉のIWGP王座に挑戦。12分29秒、ムーンサルトプレスに敗れた。10月30日、神戸ワールド記念ホール大会で中西学と対戦。53秒、アルゼンチン・バックブリーカーに敗れた。

2006

06年3月で通算100回目の来日となった。3月19日、両国国技館大会でジャイアント・バーナードと対戦。13分30秒、ラリアットに敗れた。4月22日、豊前市民体育館大会でNEW JAPAN CUPに参戦し、1回戦で天山広吉と対戦。12分30秒、TTDに敗れた。12月3日、後楽園ホールでの「UWAI STATION」で健心、泉州力とハンディキャップマッチ。3分20秒、パワーボムで泉州に勝利した。12月30日、後楽園ホールでの「UWAI STATION 2」でハワイアン・ライオンと組んで高山善廣、鈴木みのる組と対戦。18分55秒、鈴木のゴッチ式パイルドライバーにライオンが敗れた。

2007

07年6月10日、ハッスルの青森県営スケート場大会でRGと対戦。5分45秒、パワースラムで勝利。6月17日、ハッスルのさいたまスーパーアリーナ大会で坂田亘と対戦。11分26秒、スーパーキックに敗れた。8月15日、ハッスルの後楽園ホール大会で大谷晋二郎と組んでHG、RG組と対戦。6分27秒、大谷がライガーボムでRGに勝利。8月18日、ハッスルの愛知県体育館大会で大谷晋二郎と組んで天龍源一郎、HG組と対戦。9分52秒、大谷がレフリーを暴行して反則負け。9月13日、ハッスルの後楽園ホール大会でレネ・ボナパルトと組んで坂田亘、崔領二組と対戦。6分38秒、レネがダイビング・エルボードロップで崔に勝利。11月25日、ハッスルの横浜アリーナ大会でケロロ軍曹と対戦。5分43秒、アバランシュホールドで勝利。12月31日、ハッスルのさいたまスーパーアリーナ大会でジャイアント・シルバと組んで坂田亘、HG組と対戦。9分49秒、坂田のダイビング・フットスタンプにシルバが敗れた。

2008

08年10月24日、両国国技館でのプロレスエキスポに来日。メインで蝶野と組んで高山、ドン・フライ組と対戦。オーバーウェイト気味の体だったが、パワースラムなどを決めた。16分、蝶野がシャイニング・ケンカキックでフライにフォール勝ち。25日の午後の部ではドン・フライ、ディック東郷と組んで、蝶野、エリック・ヤング、佐藤耕平組と対戦。強烈なチョップやブレーンバスターなど、衰えぬパワー殺法を見せて活躍。14分18秒、フライがパンチの連打でエリック・ヤングにフォール勝ち。

2012

12年10月7日から10月21日まで、全日本プロレスに久しぶりの来日。

2017

17年1月4日、新日本プロレスの東京ドーム大会で14人参加のニュージャパンランボー(時間差バトルロイヤル)に出場。1月5日、後楽園ホール大会でヒロ斉藤、天山、小島、チーズバーガーと組んでケニー・オメガファレタマ・トンガタンガ・ロアボーン・ソルジャー組と対戦。9分57秒、小島がラリアットでボーン・ソルジャーに勝利。6月24日、GCWのペンシルベニア州アレンタウン大会でジョーイ・ジャネラと対戦。パワーボムで勝利。7月24日、後楽園ホールでのINOKI「ISM」に来日し、佐藤光留と組んで鈴木秀樹、松本崇寿組と対戦。10分8秒、ノートンがパワーボムで松本に勝利。10月21日、INOKI「ISM」の両国国技館大会のメインでピーター・アーツと対戦。5分21秒、逆エビ固めで勝利。

2019

19年8月30日、プロレスリング・マスターズの後楽園ホール大会で蝶野をセコンドに天山、小島、ヒロ斉藤と組んで越中AKIRA青柳政司齋藤彰俊(セコンドはカブキ)組と対戦。11分6秒、青柳の横入り式エビ固めに斉藤がフォール負け。