レスラーノート

佐野巧真

本名:佐野直喜
1965年2月2日
北海道苫小牧市出身
180cm 100〜108kg
血液型:A型

タイトル歴
SWSジュニア
IWGPジュニア
GHCタッグ
WAR世界6人タッグ
インディペンデントワールドジュニア
得意技
ローリングソバット
ロメロスペシャル
ゆりかもめ
ノーザンライトボム
ダイビングフットスタンプ

83年3月、苫小牧西高校卒業と同時に新日本プロレスに入門。 84年3月3日、後楽園ホールでの仲野信市戦でデビュー。デビュー当時のリングネームは佐野直喜。 87年4月にメキシコ遠征に旅立ち、同僚の畑、現地デビューの浅井(U・ドラゴン)と共にトリオを結成して活躍。

1989

89年1月に帰国。4月24日、初開催となった東京ドーム大会での「ヤング闘強導夢杯トーナメント」決勝でヒロ斉藤と対戦。10分43秒、パワーボムからのエビ固めをエビ固めで切り返してフォール勝ち。トーナメントに優勝した。7月13日、両国国技館大会でライガーのIWGPジュニア王座に挑戦。13分55秒、両者KO。8月10日、両国国技館大会でライガーのIWGPジュニア・ヘビー王座に挑戦。ライガーの痛めている左肩を攻撃し、試合終盤に脇固め、ジャーマンスープレックスが爆発。最後は15分38秒、雪崩式バックドロップが豪快に決まって勝利。IWGPジュニアヘビー級王座を獲得した。9月20日、大阪城ホール大会でライガーを相手に防衛戦。18分23秒、タイガースープレックスで勝利。9月21日、横浜文化体育館大会でオーエン・ハートを相手に防衛戦。13分31秒、ドラゴンスープレックスで勝利。

1990

90年1月31日、大阪府立体育会館大会でライガーを相手に防衛戦。シューティングスタープレスに敗れて王座転落。4月、 新日本プロレスを退社。6月4日に渡米し、8月4、5日にメキシコで試合出場。8月23日に帰国。帰国後、SWSに入団。9月29日、福井市体育館でのSWSプレ旗揚げ戦でトーナメントに出場し、1回戦で北原と対戦し、15分判定勝ち。準決勝でサムソン冬木と対戦し、8分41秒、延髄斬りでKO勝利。決勝でジョージ高野と対戦し、17分7秒、ダイビング・ボディプレスに敗れた。10月18日、横浜アリーナ大会でスネーク・ウイリアムスと対戦。11分47秒、ジャンピングパイルドライバーで勝利。10月19日、横浜アリーナ大会でジェフ・ジャレットと対戦。10分37秒、十字架固めにフォール負け。11月10日、SWSの道場大会で折原と対戦。6分57秒、逆エビ固めで勝利。11月17日、SWSの道場大会でアポロ菅原と対戦。4分57秒、ショルダースルーを着地した際に右足首を痛めたためレフリーストップ負け。12月6日、姫路市厚生会館大会でジュニアヘビー級トーナメントに参戦し、1回戦で北原と対戦。9分41秒、レフリーストップ勝ち。同大会の決勝で仲野と対戦。13分4秒、タイガースープレックスで勝利。12月7日、大阪府立体育館大会でビーフ・ウェリントンと対戦。9分53秒、変型エビ固めでフォール勝ち。12月15日、SWSの道場大会で折原と対戦。7分12秒、タイガースープレックスで勝利。12月22日、SWSの道場大会でアポロ菅原と対戦。6分25秒、ソバットを決めて場外に転落させ、リングアウト勝ち。

1991

91年1月4日、東京ベイNKホール大会でエル・ダンディと対戦。14分33秒、逆エビ固めで勝利。1月6日、静岡産業館大会でジェフ・ジャレットと対戦。13分6秒、高角度前方回転エビ固めでフォール勝ち。2月22日、後楽園ホール大会でジョージ高野と対戦。27分19秒、逆エビ固めに敗れた。3月7日、札幌中島体育センター大会で北原と対戦。11分28秒、フェイスロックで勝利。3月9日、函館市民体育館大会で冬木と対戦。14分14秒、DDTで勝利。3月11日、青森県営体育館大会でティト・サンタナと対戦。7分40秒、回転足折り固めでフォール勝ち。3月30日、東京ドーム大会で船木誠勝と対戦。10分23秒、腕ひしぎ逆十字固めに敗れた。4月1日、神戸ワールド記念ホール大会で船木と対戦。23分42秒、腕ひしぎ逆十字固めに敗れた。 5月16日、藤原組の後楽園ホール大会に出場し、ウェイン・シャムロックと対戦。グラウンドを支配され、掌底合戦でもリーチ差で圧倒されてポイントでは3対2で負けていたが、26分15秒、投げっぱなしドラゴンスープレックスからのワキ固めで勝利した。5月21日、南足柄市体育センター大会でジム・ナイドハートと対戦。8分34秒、エビ固めでフォール勝ち。5月22日、草加市スポーツ健康都市記念体育館大会でザ・グレート・カブキと対戦。8分15秒、脇固めで勝利。5月23日、後楽園ホール大会で冬木と対戦。16分7秒、逆エビ固めをエビ固めに切り返してフォール勝ち。6月7日、両国国技館大会でジョージ高野と対戦。12分28秒、タイガースープレックスで勝利。6月10日、愛知県体育館大会でケンドー・ナガサキと対戦。13分、逆片エビ固めに敗れた。6月11日、大阪府立体育館大会で天龍源一郎と対戦。7分48秒、パワーボムに敗れた。7月26日、藤原組の東京ベイNKホール大会で鈴木みのると対戦。全力を尽くした白熱の攻防を繰りひろげ、掌底でダウンさせるなど圧倒する場面もあったが、5度のロープエスケープを奪われ、最後は30分時間切れの引き分けに終わった。8月4日、長岡市厚生会館大会で北原と対戦。16分18秒、ジャーマンスープレックスで勝利。8月9日、横浜アリーナ大会でリック・マーテルと対戦。4分37秒、メキシコ式高角度回転エビ固めでフォール勝ち。9月16日、福井市体育館大会で折原と対戦。8分45秒、ドラゴンスープレックスで勝利。9月18日、長野市民体育館大会で大矢と対戦。10分25秒、タイガースープレックスで勝利。10月28日、長崎国際体育館大会で片山明と対戦。12分25秒、逆エビ固めで勝利。12月12日、東京ドーム大会でリック・マーテルを相手にSWSジュニア王座の決定戦。7分29秒、ジャーマンスープレックスで勝利。SWSジュニア王座を獲得した。

1992

92年2月9日、伊勢崎市民体育館大会でマーティ・ジャネッティを相手に防衛戦。7分18秒、メキシコ式高角度回転エビ固めでフォール勝ち。12月20日、UWFインター両国国技館大会に初参戦し、メインで高田延彦と対戦。この日2試合目となり疲れの見える高田に対し、左ハイキックをキャッチしたり、投げっぱなしジャーマンスープレックスなどで見せ場を作った。腕ひしぎ逆十字固めをしかけたが切り返されて、12分51秒、腕ひしぎ逆十字固めに敗れた。

1993

93年7月にUWFインターに入団。佐野友飛に改名した。

1995

95年10月9日、新日本プロレスの東京ドーム大会(UWFインター対新日本プロレスの対抗戦)でライガーと対戦。10分14秒、タイガースープレックスで勝利。10月28日、UWFインターの国立代々木競技場第1体育館大会でヒロ斎藤と対戦。11分3秒、腕ひしぎ逆十字固めで勝利。11月25日、UWFインターの両国国技館大会で石沢常光と対戦。7分42秒、腕ひしぎ逆十字固めで勝利。

1996

96年8月17日、神宮球場大会で天龍源一郎と対戦。8分59秒、パワーボムに敗れた。9月11日、UWFインターの神宮球場大会で橋本真也と対戦し、11分43秒、垂直落下式DDTに敗れた。

1997

97年3月に全日本プロレスに初参戦。5月にキングダム旗揚げに参加。12月14日、キングダムの国立代々木競技場第二体育館大会で高山善廣と対戦。5分34秒、クルックヘッドシザースに敗れた。

1998

98年3月に高田道場に入団。3月15日、横浜アリーナでのプライド2に参戦し、ホイラー・グレイシーと対戦。33分14秒、腕ひしぎ逆十字固めに敗れた。10月11日、プライド4に参戦し、本間聡(修斗、柔術・正道会館)と対戦。スタンドの打撃戦で圧倒され、1R9分25秒、ダウンしたところを馬乗りパンチの連打を受けてTKO負け。99年3月にパンクラスに参戦し、山宮恵一郎(パンクラス)と対戦。10分43秒、額の流血によるTKO負け。

1999

99年5月14日に佐野なおきに改名してバトラーツに参戦し、田中稔を破りFMWジュニアヘビー級王座を獲得。FMWジュニアヘビー級王座は7月22日にファンタスティックを破り防衛した後、インディペンデントワールドジュニア王座に変更。佐野は第9代王者となった。その後もバトラーツで9月26日に田中稔、10月17日にカレーマン、11月9日に望月成晃を破り防衛を重ねた。

2000

00年1月30日に田中稔に敗れて王座陥落。4月、第3回スーパーJカップに出場。SUWAサスケを破り準決勝に進出したがCIMAに敗れた。6月4日、プライド9に参戦。カーロス・ニュートン(サバイバル柔術)と対戦。1R40秒、腕ひしぎ十字固めに敗退した。

2001

01年1月31日に高田道場を退団。2月11日に佐野巧真に改名してノアに初参戦し、丸藤にゆりかもめで勝利した。その後はノアに入団して活躍。10月8日、アクトシティ浜松大会でのGHCタッグ王座決定トーナメントに志賀賢太郎と組んで参戦し、1回戦で大森隆男、大谷晋二郎組と対戦。16分41秒、大森のアックスボンバーに志賀が敗れた。10月10日、上越市厚生南会館大会で杉浦貴と対戦。14分15秒、ノーザンライトボムで勝利。11月18日、ディファ有明大会で橋誠と対戦。14分18秒、レザーエッジで勝利。12月9日、有明コロシアム大会でKENTAと対戦。13分9秒、ノーザンライトボムで勝利。

2002

02年3月21日、清水マリンビル大会でバイソン・スミスと対戦。4分40秒、回転十字固めでフォール勝ち。4月6日、愛知県体育館大会で高山善廣と対戦。6分11秒、高角度ジャーマンスープレックスに敗れた。4月7日、有明コロシアム大会でスコーピオと対戦。10分56秒、飛びつき回転エビ固めにフォール負け。5月7日、ビッグパレットふくしま大会で井上雅央と対戦。12分6秒、ノーザンライトボムで勝利。5月19日、北見市立体育センター大会でヨネと対戦。9分24秒、ノーザンライトボムで勝利。5月25日、札幌メディアパークスピカ大会でレイ・ゴディと対戦。11分2秒、ノーザンライトボムで勝利。6月2日、ディファ有明大会で鈴木鼓太郎と対戦。13分、投げっぱなしジャーマンで勝利。6月12日、後楽園ホール大会で森嶋猛と対戦。3分52秒、バックドロップに来たところを回転片エビ固めで丸めこんでフォール勝ち。7月10日、一関市総合体育館大会でドノバン・モーガンと対戦。8分29秒、ノーザンライトボムで勝利。7月11日、秋田市立体育館大会で森嶋猛と対戦。30分時間切れ引き分け。7月21日、大阪・はびきのコロセアム大会で泉田純と対戦。10分21秒、13分44秒、胴絞めスリーパーで勝利。8月29日、長野運動公園総合体育館大会で川畑輝鎮と対戦。6分9秒、ノーザンライトボムで勝利。9月7日、大阪府立体育会館大会で三沢と組んで森嶋力皇組のGHCタッグ王座に挑戦。17分55秒、森嶋のバックドロップに佐野が敗れた。11月17日、ディファ有明大会でベイダーと対戦。5分35秒、レフリー暴行により反則勝ち。

2003

03年3月16日、ディファ有明大会で本田多聞と対戦。11分44秒、裏肩固めにレフリーストップ負け。3月23日、水戸市民体育館大会で川畑輝鎮と対戦。11分58秒、ノーザンライトボムで勝利。3月25日、新津市民会館大会で杉浦貴と対戦。11分4秒、ノーザンライトボムで勝利。5月13日、岐阜産業会館大会で青柳政司と対戦。9分17秒、ノーザンライトボムで勝利。5月17日、気仙沼市総合体育館大会で杉浦貴と対戦。13分24秒、タイガースープレックスで勝利。5月20日、青森産業会館大会で泉田純と対戦。9分38秒、足固めで勝利。5月28日、函館市民体育館大会で青柳政司と対戦。8分35秒、投げっぱなしジャーマンスープレックスで勝利。6月6日、日本武道館大会で三沢光晴と対戦。6分21秒、エメラルドフロウジョンに敗れた。7月1日、岩手県営体育館大会でドノバン・モーガンと対戦。8分21秒、ノーザンライトボムで勝利。7月2日、秋田市立体育館大会で泉田純と対戦。13分18秒、ノーザンライトボムで勝利。7月4日、長岡市厚生会館大会でリッキー・マルビンと対戦。8分35秒、ノーザンライトボムで勝利。7月9日、高知県民体育館大会で泉田純と対戦。13分41秒、ノーザンライトボムで勝利。7月12日、七尾総合市民体育館大会でスーパースター・スティーブと対戦。9分41秒、ノーザンライトボムで勝利。8月16日、大河原町はねっこアリーナ大会で井上雅央と対戦。15分時間切れ引き分け。10月11日、後楽園ホール大会で川畑輝鎮と対戦。13分13秒、ノーザンライトボムで勝利。11月19日、津競艇場ツッキードーム大会で井上雅央と対戦。9分28秒、ノーザンライトボムで勝利。11月30日、北海道立総合体育センター大会で秋山準と対戦。10分31秒、ノーザンライトボムで勝利。

2004

04年1月10日、日本武道館大会で井上雅央と対戦。12分55秒、ローリングソバットでKO勝ち。1月25日、神戸ワールド記念ホール大会でGHC王者の小橋建太に挑戦。コーナー最上段から場外へのフットスタンプなどで小橋を追いつめたが、25分58秒垂直落下式ブレーンバスターに敗れた。4月18日、博多スターレーン大会で秋山準のグローバル・ハードコア・クラウン王座に挑戦。24分4秒、リストクラッチ・エクスプロイダーに敗れた。6月11日、後楽園ホール大会で橋誠と対戦。9分38秒、ゆりかもめで勝利。6月26日、京都・KBSホール大会で青柳政司と対戦。6分11秒、ノーザンライトボムで勝利。7月1日、福島市国体記念体育館サブアリーナ大会で川畑輝鎮と対戦。10分4秒、ノーザンライトボムで勝利。8月1日、愛知県体育館大会で高山善廣と対戦。10分45秒、投げっぱなしジャーマンスープレックスにレフリーストップ負け。8月20日、後楽園ホール大会で潮崎豪と対戦。10分41秒、ダイビング・フットスタンプで勝利。9月23日、ディファ有明大会でトレバー・ローデスと5分3ラウンドで対戦。3R3分49秒、ノーザンライトボムで勝利。10月24日、大阪府立体育会館大会で田上と組んで三沢、小川良成組のGHCタッグ王座に挑戦。22分22秒、三沢の雪崩式エメラルドフロウジョンに佐野が敗れた。

2005

05年4月3日、後楽園ホール大会で菊地毅と対戦。7分20秒、ノーザンライトボムで勝利。6月5日、札幌メディアパーク・スピカ大会で鈴木みのると対戦。14分1秒、スリーパーホールドに敗れた。10月28日、大阪府立体育会館大会で杉浦貴と対戦。14分49秒、雪崩式ノーザンライトボムで勝利。11月5日、日本武道館大会でムシキング・テリーと対戦。14分16秒、ノーザンライトボムで勝利。11月26日、札幌メディアパーク・スピカ大会で菊地毅と対戦。10分58秒、ノーザンライトボムで勝利。

2006

06年4月2日、後楽園ホール大会でGHC王座挑戦者決定トーナメントに参戦し、1回戦で泉田純至と対戦。16分54秒、ノーザンライトボムで勝利。4月7日、Zepp Nagoya大会での準決勝で井上雅央と対戦。14分57秒、首固めにフォール負け。4月19日、福山ビッグローズ大会で谷口周平と対戦。10分1秒、ノーザンライトボムで勝利。7月14日、福島市国体記念体育館サブアリーナ大会で百田光雄と対戦。7分46秒、ノーザンライトボムで勝利。8月14日、Zepp Sendai大会で青木篤志と対戦。11分、ノーザンライトボムで勝利。10月13日、大阪府立体育会館大会で高山善廣と組んでGHCタッグ王座決定トーナメントに参戦し、1回戦で齋藤彰俊、KENTA組と対戦。27分45秒、高山が高角度ジャーマンスープレックスで齋藤に勝利。11月26日、札幌メディアパーク・スピカ大会での準決勝で田上明、SUWA組と対戦。19分46秒、佐野がノーザンライトボムでSUWAに勝利。12月2日、横浜文化体育館大会での決勝で森嶋猛、ヨネ組と対戦。29分7秒、森嶋のバックドロップに佐野が敗れた。

2007

07年1月21日、日本武道館大会で杉浦貴と対戦。15分2秒、顔面へのローリングソバットでレフリーストップ勝ち。3月4日、日本武道館大会で高山と組んで、田上、丸藤組と対戦。14分48秒、田上に対し顔面への強烈なローリングソバットをヒットさせて勝利。4月6日、高松市総合体育館大会で泉田純至と対戦。 4分30秒、顔面へのローリングソバットで勝利。4月7日、神戸サンボーホール大会で井上雅央と対戦。12分25秒、ノーザンライトボムで勝利。4月8日、岡山県卸センター・オレンジホール大会で太田一平と対戦。7分15秒、顔面へのローリングソバットで勝利。4月28日、日本武道館大会のメインでGHC王者の三沢光晴に挑戦。トペ・スイシーダ、トペ・コンヒーロ、ダイビングフットスタンプなどでダメージを与え、必殺の顔面へのソバットを決めるがカウントは2。エメラルドフロウジョンを2発くらってしまい、最後は16分38秒、変型エメラルドフロウジョンに敗れた。10月16日、岡山・卸センターオレンジホール大会でボビー・フィッシュと対戦。10分23秒、ノーザンライトボムで勝利。

2008

08年3月29日から始まったグローバルタッグリーグ戦に高山善廣と組んで参戦。4月25日、石川県産業展示館3号館大会で泉田純至と対戦。11分58秒、ノーザンライトボムで勝利。リーグ戦は3勝4敗1引き分けに終わった。7月6日、アクトシティ浜松大会で平柳玄藩と対戦。8分53秒、ノーザンライトボムで勝利。10月20日、佐世保市体育文化館大会で伊藤旭彦と対戦。8分18秒、ノーザンライトボムで勝利。10月23日、高山マウントエース大会で平柳玄藩と対戦。9分19秒、ノーザンライトボムで勝利。

2009

09年1月4日、新日本プロレスの東京ドーム大会でライガーと組んで金本井上亘組と対戦。ライガーの20周年記念試合だった。8分47秒、ライガーの雪崩式垂直落下式ブレーンバスターで金本からフォール勝ち。9月、右母指MP関節尺側側副靭帯断裂のため長期欠場。11月19日、後楽園ホール大会で復帰し、モハメド・ヨネと対戦。10分52秒、キン肉バスターに敗れた。

2010

10年1月に高山と組んでノアのグローバルタッグリーグ戦に参戦。ソバットやノーザンライト・ボムがさえわたり、3勝0敗でリーグ戦を1位で通過。1月24日、後楽園ホールでの決勝で杉浦、谷口組と対戦。24分5秒、佐野が顔面へのローリングソバットで谷口にフォール勝ちして優勝。2月28日、日本武道館大会で高山と組んで力皇、ヨネ組のGHCタッグ王座に挑戦。序盤に高山がエベレストジャーマン、佐野がソバットを連続で決めてヨネを場外に長時間ダウンさせたが、力皇にローンバトルを耐えきられてしまい、16分36秒、合体キン肉バスターに佐野がフォール負け。3月21日、石川県産業展示館3号館で丸藤と対戦。13分10秒、ノーザンライト・ボムで勝利。3月28日からはじまったグローバル・リーグ戦に参戦。同日のパシフィコ横浜大会で力皇と対戦し、4分17秒、顔面へのローリングソバットで勝利。4月11日、Zepp Nagoya大会で杉浦と対戦し、16分20秒、オリンピック予選スラムに敗れた。4月13日、大阪府立体育会館第二競技場大会で佐々木健介と対戦し、14分14秒、ラリアットに敗れた。4月14日、大阪府立体育会館第二競技場大会で秋山準と対戦し、14分2秒、リストクラッチ式エクスプロイダーに敗れた。4月25日、札幌テイセンホール大会でバイソン・スミスと対戦し、15分50秒、バイソンテニエルに敗れた。この結果、1勝4敗でリーグ戦最下位に終わった。5月22日、後楽園ホール大会で吉江豊と対戦。場外の吉江にトップロープからのフットスタンプを決めるなど健闘を見せたが、14分2秒、ダイビングボディプレスに敗れた。9月11日、ディファ有明での選手会興行でKENTAと対戦し、2分41秒、顔面へのローリングソバットで勝利。9月18日、大阪府立体育会館第二競技場大会で高山と組んで齋藤、バイソン組を相手にタッグ王座決定戦。21分31秒、高山がエベレストジャーマンでバイソンに勝利してGHCタッグ王座を獲得した。9月26日、日本武道館大会で健介、中嶋組を相手に防衛戦。18分49秒、高山がエベレストジャーマンで中嶋に勝利。10月29日、IWAジャパンの新宿FACE大会でのノアの2軍「HONA」対UMA軍団の全面対抗戦に出場し、雪男と対戦。7分23秒、顔面へのローキックで勝利。12月5日、日本武道館大会でROHのタッグ王者であるヒーロー、カスタニョーリ組を相手にタッグ王座の防衛戦。大苦戦したが、14分22秒、高山がエベレストジャーマンでカスタニョーリに勝利。

2011

11年1月15日、大阪府立体育会館大会で佐々木健介と対戦。16分47秒、ラリアットに敗れた。3月5日、有明コロシアム大会で潮崎、谷口組を相手にタッグ王座の防衛戦。19分22秒、高山がエベレストジャーマンで谷口に勝利。4月、グローバルタッグリーグ戦に高山と組んで出場。4勝2敗1引き分けで優勝を逃した。5月8日、有明コロシアム大会で秋山、齋藤組を相手にタッグ王座の防衛戦。19分11秒、高山がエベレストジャーマンで齋藤に勝利。6月18日、新日本プロレスの大阪府立体育会館大会でIWGPタッグ王者のバーナードカール・アンダーソン組とダブルタイトルマッチ。マジックキラーはカウント2で返したが、12分3秒、バーナードのツームストーンパイルドライバーに佐野がフォール負けし、王座転落。8月24日、後楽園ホール大会で齋藤と対戦。11分10秒、ランニング・スイクルデスに敗れた。10月2日、甲府市総合市民会館大会でヨネと対戦。12分57秒、ノーザンライトボムで勝利。11月3日からグローバルリーグ戦に参戦。11月5日、ディファ有明大会の初戦でボビー・フィッシュと対戦。9分12秒、ノーザンライトボムで勝利。11月10日、広島産業会館大会で齋藤と対戦。10分5秒、ランニング・スイクルデスに敗れた。11月11日、高知サンピアセリーズ大会で谷口と対戦。11分59秒、ジャーマンスープレックスに敗れた。11月12日、高松市総合体育館大会でバイソン・スミスと対戦。10分27秒、バイソンテニエルに敗れた。11月14日、後楽園ホール大会でKENTAと対戦。4分3秒、必殺のローリングソバットを決めたが、フォールに来たところをGAME OVERにとらえられて敗れた。11月17日、旭川地場産業振興センター大会で佐々木健介と対戦。11分54秒、飛びつき十字固めで勝利。11月18日、南幌町スポーツセンター大会でヨネと対戦。11分3秒、ノーザンライトボムで勝利。11月19日、札幌テイセンホール大会で杉浦と対戦。7分53秒、フロントネックロックに敗れた。リーグ戦は3勝5敗に終わり、Bブロック同点6位に終わった。12月18日、松下IMPホール大会で高山と対戦。4分32秒、エベレストジャーマンに敗れた。12月23日、ディファ有明大会で齋藤と対戦。12分27秒、ランニング・スイクルデスに敗れた。

2012

12年からノアの所属から離れてフリー契約選手になった。1月22日、フーテンプロのラゾーナ川崎大会で臼田勝美と対戦。9分43秒、バズソーキックでKO勝ち。2月14日、ノアの後楽園ホール大会でGHC王者の森嶋とノンタイトルで対戦。6分33秒、バックドロップに敗れた。3月3日、ノアの京都KBSホール大会でマイバッハ谷口と対戦。11分52秒、変型パワーボムに敗れた。6月15日、広島グリーンアリーナでの齋藤彰俊の自主興業で田中稔と組んで鈴木みのる、TAKAみちのく組と対戦。12分32秒、佐野がノーザンライトボムでTAKAに勝利。7月8日、フーテンプロのラゾーナ川崎大会で松井大二郎と対戦。9分23秒、ゆりかもめで勝利。8月15日、ノアのラゾーナ川崎大会でヨネと対戦。5分53秒、ノーザンライトボムで勝利。9月12日、ノアの広島産業会館大会でモハメド・ヨネと対戦。8分51秒、キン肉バスターに敗れた。10月27日、ノアの後楽園ホール大会でシェイン・ヘイストと対戦。8分23秒、ボムバレーデスに敗れた。11月10日、ノアの札幌テイセンホール大会で石森太二と対戦。5分34秒、ラ・マヒストラルを片エビ固めに切り返してフォール勝ち。

2013

13年10月26日、ノアの札幌テイセンホール大会でマイキー・ニコルスと対戦。7分54秒、マイキーボムに敗れた。

2014

14年1月12日、横浜ラジアントホール大会で中嶋と対戦。11分32秒、首固めにフォール負け。3月8日、ノアの有明コロシアム大会でデビュー30周年記念試合。ライガーと組んで高山、平柳組と対戦。9分37秒、佐野がノーザンライトボムで平柳に勝利。6月18日、HEAT−UPの新百合トウェンティワンホール大会でこの日がデビュー戦となる近藤洋史と対戦。8分54秒、逆エビ固めで勝利。10月13日、フーテンプロの東京・FMホール大会で柴田正人と対戦。9分45秒、顔面へのローリングソバットでTKO勝ち。

2015

15年2月21日、HEAT−UPの王子BASEMENT MON☆STAR大会で渡辺宏志と対戦。11分53秒、ノーザンライトボムで勝利。4月25日、ノアの札幌テイセンホール大会でジャック・ギャンブルと対戦。6分19秒、北斗ボムで勝利。5月16日、HEAT−UPの新百合トウェンティワンホール大会で兼平大介と対戦。11分8秒、ノーザンライトボムで勝利。11月8日、HEAT−UPの新百合トウェンティワンホール大会で岩本煌史と対戦。13分20秒、ノーザンライトボムで勝利。11月23日、ZERO1の新木場1stRING大会で菅原と組んで大谷高岩組のNWAインターナショナルライトタッグ王座に挑戦。18分2秒、大谷のライガーボムに菅原が敗れた。

2017

17年1月25日、闘真の新木場1stRING大会で牙城と対戦。5分3秒、レフリーストップ勝ち。2月8日、後楽園ホールでのプロレスリング・マスターズで高山と組んで大森征矢組と対戦。13分30秒、征矢のワイルドボンバーに佐野が敗れた。4月20日、ドラディションの後楽園ホール大会で高山と組んでKENSO長井組と対戦。13分36秒、長井のハイパーニー空牙に佐野が敗れた。4月22日、ドラディションの博多スターレーン大会でベイダー藤原と組んで藤波越中、金本組と対戦。10分30秒、藤波のドラゴンスリーパーに佐野が敗れた。4月23日、ドラディションの大阪府立体育会館・第2競技場大会で越中、藤原と組んで藤波、ベイダー、長州組と対戦。8分9秒、藤波のドラゴンスリーパーに佐野が敗れた。5月13日、HEAT−UPの新百合トゥエンティワンホール大会で近藤洋史と対戦。13分59秒、ノーザンライトボムで勝利。7月26日、後楽園ホールでのプロレスリング・マスターズでライガーと組んで藤原、冨宅組と対戦。12分3秒、佐野がダイビング・フットスタンプで冨宅に勝利。10月29日、ドラディションの大阪南港ATCホール大会で高岩と組んでデルフィン、金本組と対戦。13分4秒、デルフィンのデルフィンクラッチに高岩がフォール負け。

2018

18年2月16日、後楽園ホールでのプロレスリング・マスターズで大矢剛功と対戦。15分時間切れ引き分け。4月20日、ドラディションの後楽園ホール大会で長井と組んで潮崎、HAYATA組と対戦。14分5秒、長井がハイパーニー空牙でHAYATAに勝利。8月21日、後楽園ホールでのプロレスリング・マスターズで藤波、ライガーと組んでワイルド・サモアン、大矢、5代目ブラックタイガー組と対戦。10分12秒、佐野がノーザンライトボムで5代目ブラックタイガーに勝利。9月1日、両国国技館で行われた丸藤のデビュー20周年記念大会で本田多聞、越中と組んで井上雅央、齋藤彰俊、川畑輝鎮組と対戦。5分34秒、越中がダイビング・ヒップアタックで井上に勝利。9月2日、ノアの後楽園ホール大会で丸藤、齋藤彰俊と組んで拳王清宮、中嶋組と対戦。12分50秒、中嶋のヴァーティカルスパイクに佐野が敗れた。9月30日、大阪府立体育会館・第2競技場で行われた船木誠勝デビュー33周年記念大会で船木誠勝と対戦し、5分57秒、ハイブリッド・ブラスターに敗れた。

2019

19年8月30日、プロレスリング・マスターズの後楽園ホール大会で高岩竜一と対戦。8分52秒、ノーザンライトボムで勝利。

2020

20年1月4日、新日本プロレスの東京ドーム大会で佐野直喜の名前で登場し、セコンドを小林邦昭に、大谷晋二郎、高岩竜一、田口隆祐と組んでライガー、藤波辰爾、サスケ、4代目タイガーマスク組(セコンドはエル・サムライ)と対戦。8分52秒、田口がどどんでライガーに勝利。1月5日、東京ドーム大会で佐野直喜の名前で登場し、ライガーの引退試合に出場。藤原喜明をセコンドにライガーと組んで高橋ヒロムリュウ・リー組と対戦。12分16秒、高橋のTIME BOMBにライガーが敗れた。1月7日、自身のフェイスブックで「獣神サンダー・ライガー選手、31年間お疲れ様でした。そしてありがとうございました!ライガー選手の引退試合に出場させて頂いたこと本当に感謝いたします。そして私ごとですが今回限りで現役を卒業し、“焼肉巧真”のオヤジとしてがんばって参ります。今まで応援してくださった方々、本当にありがとうございました。そしてこれからも宜しくお願いいたします。“焼肉巧真”は1月9日より営業させて頂きますので宜しくお願い致します」と引退を発表。京都市内で焼き肉店を経営。10月11日、ノアの大阪府立体育会館大会で「プロレス卒業セレモニー」。「昭和59年3月にデビューして以来、これまで36年間、ご声援本当にありがとうございました。子供のころから好きだったプロレスをここまで続けてこれて幸せです。本当にありがとうございました」とあいさつし、惜別の10カウントが鳴らされた。



スクラップブック
ライガーと共に引退の佐野巧真 永遠のライバルは「一番自分の思い、自分の戦いを出せる」
(デイリースポーツ2020年3月13日18:00配信より)
 新日本プロレスの1・5東京ドーム大会で現役を引退したプロレスラー、獣神サンダー・ライガーの引退記念DVD−BOX第2弾「獣神伝説 完結編〜解き明かされる素顔〜」(25日発売)に合わせてプロレスラー・佐野巧真が13日、永遠のライバルへの思いを明かした。
 佐野はライガーの引退試合において、1・4東京ドーム大会では8人タッグマッチで激突し、1・5東京ドーム大会ではライガーと組んで高橋ヒロム、リュウ・リー組と対戦。その2日後に突然、自身の現役引退を発表した。DVDでは佐野が京都で妻と営む焼き肉店「焼肉巧真」をライガーが訪問。新人時代からを2人でじっくりと振り返っている。
 佐野は「最近は試合をする回数も減ってきていましたし、お店も構えてしまった中で、毎回毎回試合をする度に、今日が最後という思いでやって来ていた」と告白。ライガーの引退試合で高橋、リーと戦ったことで「若い選手と最後戦って、若い時に戦いたかったという思いが強く出たので、自分の思う動きができなかったので、やっぱりその辺ですかね」と、引退を決断したことを打ち明けた。
 佐野にとってライガーは「一番、自分の思い、自分の戦いを出せる相手でもありましたし、戦っている期間は短かったですけど、心の中ではいつもライバル視して、どこの団体に行っても彼が頑張っているとこっちもそれ以上頑張ろうという気持ちで、やっぱり心の隅にはずっと彼がいたのでね」という存在。
 「彼がいて良かったというか、心の中のライバルでもあったし、戦いでも若い時はライバルだったし、彼がいなければ僕もこれだけ長く続けては来られなかった」と感謝し、「これからも今までと同じく彼に負けないように、お互い頑張っていければ」と、人生の好敵手としての関係を続けていく心構えを明かしていた。


獣神サンダー・ライガーのライバルがひっそりと引退した理由 いまは京都の焼肉店で第二の人生
(2020年7月12日12:32配信 まいどなニュースより)
新日本プロレスのジュニア戦線で一時代を築き、SWSやUWFインター、ノアなどさまざまな団体で活躍した元プロレスラーの佐野巧真さん(たくま、55)が、京都市の焼肉店「焼肉巧真」店主として第二の人生のリングに立っている。
佐野さんは、新日本の東京ドーム大会2連戦(1月4、5日)で行われた獣神サンダー・ライガーの引退記念タッグ試合に本名の佐野直喜として出場。同期でかつてのライバルとリング上で再会を果たし、2日間に渡ってドームを大いに沸かせた。
ライガーの引退を惜しむ声が飛ぶ中、佐野さん自身はフェイスブックで「今回限りで現役を卒業し“焼肉巧真”のオヤジとして頑張って参ります」とつづり、現役引退を表明した。ノアの3・8横浜文化体育館大会で“卒業セレモニー”が行われる予定だったが、コロナの影響で大会は中止に。ひっそりと36年間のレスラー人生に別れを告げた。
調理場で、佐野さんは鮮やかな包丁さばきを見せていた。セカンドキャリアを意識し、レスラー時代から都内の有名焼肉店で修業。「飲食業をしてみたいという夢もあったし、肉も好きでした。接客も、切り方も。見て覚える感じでした」と振り返る。
都内で焼肉店を開業する予定だったが、京都市で薬局を営んでいた佐野さんの妻の母親が店を閉めることになり、2018年12月に跡地に店を開くことになった。「体力的にしんどいのはプロレスだけど、精神的にはしんどさは一緒かなぁ・・・。自分でかじ取りをするとなると、ずーっと考えないといけない。仕込み、仕入れ・・・何も考えない日がない」と店主の顔を見せた。
華々しいセレモニーをしないまま、リングを降りた理由を聞いた。佐野さんは数年前から「これが最後だ」と思い、リングに上がっていたという。東京ドームでのライガーの有終試合2試合出場を終え、ホッとした時に引退を決意。「そうだなあ・・・と思った。次の試合に向けてはないなあと思い、店に集中した方がええなあと思った」と明かす。
ノアでの卒業式は幻になったが「(ドームでの)試合を終えて、自分のこだわりはない。ライガーの引退試合に出させていただいて、レスラー人生にケジメをつけられたのが良かったと自分では思っている」と言い切る。レスラーから転身した“焼肉巧真のオヤジ”は、客がゼロの日もあったというコロナ禍も乗り切った。
180センチ、110キロの体格は当時のまま。手がデカいのか、普通に盛り付けていても高齢の客から「多いよ!」と怒られることもあるという。京都産の丹波亀岡牛を使った人気の特選リブ芯ステーキ(2980円)やブツ切りレバーのレバブツ(980円)は絶品だ。
選手にも慕われていた佐野さんの人徳もあってか、試合で京都を訪れたレスラーやファンも多数来店。ライガー選手自身や、なぜかライガーの覆面&コスチュームを全身にまとったファンも来たという(何の意味があるのか・・・)。「京都でプロレスと同じ気持ちで店を営んでいます。ぜひお立ち寄りください」。熱い思いは、レスラー時代と変わらない。