レスラーノート

クラウス・ワラス

KLAUS WALLAS

1953年3月31日
オーストリア・リンツ出身
189cm 118kg

タイトル歴
VDB欧州ヘビー
得意技
サイドスープレックス

柔道でオーストリア王者を10回獲得。ヨーロッパ選手権では3位以内の入賞経験のない中堅選手ではあったが、足払いの達人だった。76年1月、フランス国際柔道に重量級で出場し、準決勝で高校時代の山下泰裕と対戦。小内刈で効果を奪い、大外刈を足払いで切りかえして技ありを奪ったが横四方固めに逆転負け。同年のモントリオール五輪で重量級(10位)と無差別級(9位タイ)に出場(6位入賞というのは誤り)。78年にデビュー。同年のハンブルグ・トーナメントでは3位入賞。80年代欧州最強の男と言われた。83年、ハノーバー・トーナメントで優勝。同年9月30日、ユーゲン・ウイズバーガーからVDB欧州ヘビー級王座を獲得。84年6月14日、ユーゲン・ウイズバーガーの引退試合に敗れた。8月18日、レネ・ラサルテスとの王座決定戦に勝利してVDB欧州ヘビー級王座を再び獲得。85年2月、全日本プロレスに初来日。大きな活躍はなかった。86年、フランス・ニースで行われた怪力勝負の大会「ワールド・ストロンゲストマン・コンテスト」で6位入賞。同年5月、新日本プロレスに来日。第4回IWGP王座決定リーグ戦に出場し、猪木坂口木村藤原アンドレマスクド・スーパースターを相手にリーグ戦を全敗。