レスラーノート

北原光騎

本名:北原辰巳
1964年3月9日
福岡県福岡市出身
182cm 110kg
血液型:AB型

タイトル歴
WAR6人タッグ
アジアタッグ
北米タッグ(カルガリー地区)
得意技
キャプチャーα

5歳から空手を始める。高校を卒業し、一度は就職するが、85年の夏にUWFのテストを受け、不合格。「後になって聞いた話では、経営的に危なくて選手はいらなかったっていう(笑)(Gスピリッツ9号より)」その後、佐山サトル主宰の「スーパー・タイガー・ジム」でインストラクターを務める。 87年5月、長州らが離脱して谷津が中心になっていたジャパンプロレスに入門。すぐにジャパンプロレスは崩壊し、6月に全日本プロレスに入門。天龍の付き人になる。同期には菊地小橋がいた。 88年4月8日、福岡大牟田市民体育館の百田光雄戦でデビュー。当時の全日本プロレスで唯一レガース着用のシューティングスタイルで異彩を放つ。12月16日、日本武道館大会で寺西勇と対戦。6分16秒、羽根折り固めに敗れた。 89年3月、カルガリーの団体「スタンピード・レスリング」に遠征。佐山の弟子だと知ったダイナマイト・キッドがブッキングした形だった。スモウ・ハラ(北原)とベンケイ・ササキ(佐々木健介)のサムライ・ウォリアーズとして活躍。北米タッグ王座を獲得。 90年2月28日、スタンピード・レスリングが崩壊したため帰国。3月2日、名古屋・露橋スポーツセンター大会で寺西勇と対戦し、首固めでフォール勝ちして帰国第1戦を白星で飾った。5月14日、試合中に右肩を脱臼して長期欠場。天龍を慕ってSWSに参加。12月15日、SWSの道場大会でアポロ菅原と対戦。8分3秒、首固めにフォール負け。 91年2月22日、後楽園ホール大会で冬木と対戦。11分35秒、サムソンクラッチにフォール負け。3月7日、札幌中島体育センター大会で佐野と対戦。11分28秒、フェイスロックに敗れた。3月9日、函館市民体育館大会で仲野信市と対戦。13分19秒、ノーザンライトスープレックスに敗れた。4月1日、神戸ワールド記念ホール大会で冬木と対戦。10分56秒、変型エビ固めにフォール負け。5月25日、横須賀市総合体育館大会で畠中と対戦。12分38秒、ジャーマンスープレックスで勝利。8月4日、長岡市厚生会館大会で佐野と対戦。16分18秒、ジャーマンスープレックスに敗れた。8月9日、横浜アリーナ大会で折原と対戦。13分44秒、ジャーマンスープレックスで勝利。9月16日、福井市体育館大会で大矢と対戦。11分42秒、ジャーマンスープレックスで勝利。9月17日、富山市体育館大会で折原と対戦。14分55秒、かんぬきスープレックスで勝利。10月29日、福岡国際センター大会で片山明と対戦。11分30秒、ジャーマンスープレックスで勝利。 SWS崩壊後はWARに所属。光騎に改名。ランス・ストーム荒谷と組んでWAR6人タッグ王座を獲得した。 98年1月26日、所属の全選手が解雇され、WARが活動停止。2月11日、WARのシリーズ最終興業となった後楽園ホール大会で平井と対戦。14分23秒、ラリアット2連発で勝利。2月19日、冬木軍の後楽園ホール大会で非道と対戦。8分28秒、キャプチャーαで勝利。4月にキャプチャーを旗揚げ。7月19日、キャプチャーの新宿ACBホール大会で北尾光司の引退試合の対戦相手として出場。2分44秒、チキンウイング・アームロックに敗れた。 01年、天龍が全日本プロレスに復帰後、北原も11年ぶりに全日本に復帰した。9月8日、日本武道館大会でと組んで荒谷信孝、奥村茂雄組を相手にアジアタッグ王座決定戦。17分38秒、嵐が嵐ドリラーで奥村に勝利。アジアタッグ王座を獲得した。10月8日、後楽園ホール大会で世界タッグ王者の天龍、安生組と組んで川田、荒谷組とジョニー・スミス、ジョージ・ハインズ組を相手に8人タッグマッチで両タッグ王座の防衛戦。15分30秒、安生が顔面ニーリフトで荒谷に勝利。10月19日、大阪府立体育会館・第2競技場大会でジョニー・スミス、ジョージ・ハインズ組を相手にタッグ王座の防衛戦。18分38秒、嵐がフロッグスプラッシュでハインズに勝利。10月27日、日本武道館大会で白使と対戦。10分42秒、ファルコンアローに敗れた。11月24日から始まった世界最強タッグ決定リーグ戦に嵐と組んで参戦。11月28日、神戸ワールド記念ホール大会で本間朋晃と対戦。9分3秒、逆エビ固めで勝利。リーグ戦は2勝5敗に終わった。 02年1月にアジアタッグ王座を返上。その後、キャプチャーの興行に専念。 03年3月8日、キャプチャーのさざんぴあ博多大会で倉島信行と対戦。7分23秒、羽根折り固めで勝利。同日のメインで川内大裕と対戦。6分36秒、TKO勝ち。9月20日、キャプチャーのさざんぴあ博多大会で幻と対戦。2分38秒、片エビ固めでフォール勝ち。10月5日、キャプチャーの新宿村スタジオ大会で下田大作と対戦。2分50秒、スリーパーホールドで勝利。同日のメインで中村和信と組んで倉島伸行、峰野雅之組と3本勝負で対戦。1本目は6分41秒、北原がスリーパーホールドで峰野に勝利。2本目は8分45秒、北原が変型STFで峰野に勝利。 04年1月30日、キャプチャーのさざんぴあ博多多目的ホール大会で川内大裕と対戦。4分3秒、KO勝ち。 06年4月9日、キングスロードの後楽園ホール大会で天龍源一郎と組んで安田忠夫、橋本友彦組と対戦。8分11秒、天龍が53歳で橋本に勝利。7月27日、後楽園ホールでのWARのファイナル興行のメインで天龍源一郎、折原昌夫、ドン・フジイと組んで越中詩郎、齋藤彰俊、小原道由、青柳政司組と対戦。15分23秒、天龍が53歳で青柳に勝利。 10年6月9日、天龍プロジェクトの新宿FACE大会に出場し、天龍、百田と組んで高山後藤関本組と対戦。15分55秒、関本のダイビングボディプレスに北原がフォール負け。 15年11月15日、両国国技館での天龍の引退興行で復帰。土方隆司、那須と組んで中嶋勝彦佐藤光留、橋本和樹組と対戦。WARスペシャルを見せて観客を沸かせた。13分8秒、佐藤のジャーマンスープレックスからの腕ひしぎ逆十字固めに那須が敗れた。 6月11日、後楽園ホールで行われた小橋建太のプロデュース興行「Fortune Dream」で引退試合。長井満也と組んで丸藤正道、スーパー・タイガー組と対戦。17分4秒、スーパー・タイガーの顔面蹴りをくらって北原がフォール負け。



スクラップブック
――レガースと言えば、先輩の川田利明にキックを教えたんですよね。
「あれは川田さんが”北原、キック教えて”って。僕が佐山さんのところにいたのを知ってたからでしょ。それに僕が教えていた渡部さんが三沢さんと同級生で、川田さんは1年後輩になるんですよ。それで渡部さんが”お前、北原さんに変なことするなよ”って言ってくれたりしてたらしいんで。僕はプロレスでは新弟子だけど、川田さんの先輩の先生という複雑な関係ですね(苦笑)」(Gスピリッツ9号より)