レスラーノート

クリス・リッジウェイ

CHRIS RIDGEWAY

1993年7月6日
イギリス・マージーサイド州リバプール市出身
175p 79kg

タイトル歴
GHCジュニアタッグ
得意技
ペナルティ・キック
アックス・キック
アンクル・ロック
パッケージジャーマンスープレックス

松濤館流空手やキックボクシング、フリースタイルレスリングなど豊富な格闘技経験をバックボーンに、各種関節技や打撃を武器としたファイトスタイルでイギリスを中心にイタリア、スペイン、ドイツなどヨーロッパ各地で活躍。 14年5月16日、PWK(プロレスリング・キングダム)のバーミンガム大会で本格デビュー。クリス・ブルックスに勝利した。 17年12月11日、ディファイアントのイギリス・リーズ大会でプライメイトのディファイアント・ハードコア王座に挑戦。ハーフネルソン・チョークに敗れた。

2018

18年10月14日、RPWのロンドン大会でオスプレイと対戦。チョークスリーパーで勝利。11月9日、RPWのイギリス・ロンドン大会でジョシュ・ボドムと対戦。ブリスバスターに敗れた。

2019

19年5月28日から始まったノアのグローバルジュニアタッグリーグ戦に熊野準と組んで参戦。3勝3敗に終わった。6月27日から始まったグローバルジュニアリーグ戦に参戦。開幕戦の後楽園ホール大会で大原はじめと対戦。9分20秒、ムイビエンロックに敗れた。6月29日、島田市総合スポーツセンター大会でHi69と対戦。13分8秒、アンクルホールドで勝利。7月6日、新潟・風鈴屋大会でHAYATAと対戦。14分30秒、ムーンサルトプレスに敗れた。7月12日、所沢市民体育館サブアリーナ大会で鈴木鼓太郎と対戦。8分38秒、アンクルホールドで勝利。7月20日、秋田・セリオンプラザ大会で熊野準と対戦。10分1秒、アンクルホールドで勝利。リーグ戦は3勝2敗に終わった。8月25日、大阪府立体育会館・第2競技場大会で原田大輔のIPWジュニア王座に挑戦。14分34秒、片山ジャーマンスープレックスに敗れた。9月7日、横浜ラジアントホール大会でソニコと対戦。6分36秒、アンクルホールドで勝利。11月24日、新木場1stRING大会でタダスケと対戦。12分28秒、パッケージジャーマンスープレックスで勝利。12月3日、後楽園ホール大会でHAYATAのGHCジュニア王座に挑戦。20分14秒、ヘデックに敗れた。

2020

20年1月10日から始まったノアのグローバルジュニアリーグに参戦。開幕戦の横浜ラジアントホール大会で仁王と対戦。14分43秒、ジャーマンスープレックスで勝利。1月11日、横浜ラジアントホール大会で田中稔と対戦。11分34秒、ミノルスペシャルに敗れた。1月25日、大阪府立体育会館・第2競技場大会で原田大輔と対戦。10分56秒、フランケンシュタイナーに敗れた。リーグ戦は1勝2敗に終わった。

2022

22年4月、ノアに来日。4月29日、両国国技館大会で小川良成と組んで小峠篤司、YO−HEY組のGHCジュニアタッグ王座に挑戦。33分41秒、クリスがストレッチマフラーホールドで小峠に勝利。GHCジュニアタッグ王座を獲得した。5月14日、横浜ラジアントホール大会で吉岡世起と対戦。11分39秒、フラッシュピンで勝利。5月21日、大田区総合体育館大会で吉岡世起、進祐哉組を相手にタッグ王座の防衛戦。21分4秒、ペロス・デル・マール・デ・ハポン(論外、Eita、鈴木鼓太郎)が乱入して無効試合。8月7日、レッスル・カーニバルのイギリス・ノッティンガムポートランドセンター大会でHAYATAのGHCジュニア王座に挑戦。20分56秒、へデックに敗れた。9月3日、大阪府立体育会館大会でEita、鈴木鼓太郎組を相手にタッグ王座の防衛戦。19分24秒、リッジウェイがリッジウェイクラッチで鈴木にフォール勝ち。9月25日、愛知県体育館大会で小峠篤司、吉岡世起組を相手にタッグ王座の防衛戦。26分56秒、吉岡のバズソーキックに小川が敗れて王座転落。10月16日、福岡国際センター大会で中嶋勝彦と対戦。13分3秒、バーティカルスパイクに敗れた。

2023

23年3月9日、後楽園ホール大会で小川良成と対戦。10分20秒、アンクルホールドで勝利。3月14日、横浜ラジアントホール大会でEitaと対戦。7分35秒、垂直落下式ブレーンバスターで勝利。3月19日、横浜武道館大会でHAYATAと組んで小川良成、Eita組のGHCジュニアタッグ王座に挑戦。25分29秒、小川の4の字式エビ固めにリッジウェイがフォール負け。6月10日、横浜ラジアントホール大会でタダスケと対戦。6分44秒、アンクルホールドで勝利。6月22日、後楽園ホール大会でダガと組んでYO−HEY、タダスケ組のGHCジュニアタッグ王座に挑戦。21分29秒、ダガがジャスティスでYO−HEYに勝利。GHCジュニアタッグ王座を獲得した。9月3日、大阪府立体育会館大会で小峠篤司、Hi69組を相手にタッグ王座の防衛戦。13分59秒、ダガがディアブロ・ウイングスでHi69に勝利。9月5日、ノアが「個人的な事情により急遽帰国することとなりました」と発表。GHCジュニアタッグ王座は返上となった。
スクラップブック
英国期待の新鋭 クリス・リッジウェイ
(週刊プロレス No.2018より)
―― プロレスとの出会いは?
クリス 確か6、7歳の時にお母さんと一緒にテレビでWWFを見たのが始まりかな。それからずっと好きでした。高校を卒業してから、地元のプロレスのスクールに行ったら、そこはあまりレベルが高くなかった。だから辞めて、ちょっと離れたプロレスのスクールに行くことにしたんだ。
―― イギリスにプロレス団体があると知ったのはいつ?
クリス 最初にプロレスのスクールに行く1週間前だよ(笑)。当時はちょうどイギリスでプロレスが廃れていた頃だったんだ。
―― 2010年頃ですね。
クリス そう。当時、イギリスではプロレスと言えば、WWEだった。
―― 誰から主にプロレスを教わりましたか?
クリス ジョニー・モスかな。あとロビー・ブルックサイドからも教えてもらった。2人とも今はWWE・NXTでコーチをしているよ。すごくいいスクールだった。ほかのプロレスのスクールに行って、練習をさせてもらったこともあるよ。
―― オフィシャルのプロフィルを見るとデビュー戦は14年5月16日になっています。
クリス 21歳になるちょっと前だったかな。本格的に練習を始めてから2年ぐらいが経ってた。その前にプレデビューというか、練習試合みたいなことはやってたよ。そのころになるとプロレスはWWEだけじゃなくてイギリスにも小さなプロモーションがたくさんあって、日本でも非常に盛んだってわかってた。
(中略)
―― いつ頃から本格的にプロレスラーを目指すようになった?
クリス 16年頃だったかな。それまでは仕事をしながらプロレスをやってたんだけど、プロレス一本でやっていこうと決意したのがその頃。
(中略)
クリス 空手は10歳から5年ぐらいやってた。キックボクシングやレスリングは高校時代に学校が終わったら近所の道場に通ってた。当時はプロレスのためというよりも、ただ体を動かしたいなって感じだったよ。
(中略)
クリス 最初は教科書通りの試合というか、わりと教えられた通りに闘っていたけど、2年ぐらいしてからアドバイスを参考にしながら自分で考えて試合をするようにしている。それで現在のスタイルにたどり着いた。
―― 特に影響を受けた選手は?
クリス ディーン・オールマークかな。
―― WRESTLE―1などで来日経験のあるイギリスの選手ですね。
クリス そうだね。彼から「自分のやりたいように、思った通りにやった方がいい」ってアドバイスをもらってから、自分でしっかりと考えて試合をするようになった。