レスラーノート

ボブ・サップ

BOB SAPP

本名:ロバート・サップ
1974年9月22日
コロラド州コロラドスプリングス出身
200cm 145kg

通称
ザ・ビースト
タイトル歴
IWGPヘビー
得意技
パワーボム

通称「ザ・ビースト」。10歳からアメフトを始め、21歳で米NFLのシカゴ・ベアーズに入団。ミネソタ・バイキングスを経てボルティモア・レイバンズ時代に左右のアキレス腱を痛めて引退。WCWに登場。 01年3月にWCWが倒産。

2002

02年3月から本格的に格闘技の練習を始めた。その後、K1やPRIDEで大活躍。4月28日、PRIDEの横浜アリーナ大会で山本憲尚と対戦。1R2分44秒、パンチの連打でレフリーストップ勝ち。6月2日、K1の富山市総合体育館大会で中迫剛と対戦。1R1分30秒、ロープをつかみながら倒れた相手をストンピングして反則負け。6月23日、PRIDEのさいたまスーパーアリーナ大会で田村潔司と対戦。1R11秒、TKO勝ち。8月28日、国立霞ヶ丘競技場での「Dynamite!」でアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラと総合格闘技戦(1R10分、2&3R5分)。2R4分3秒、腕ひしぎ十字固めに敗れた。9月22日、K1の大阪城ホール大会でシリル・アビディと対戦。1R1分17秒、後頭部へのハンマーパンチで3つめのダウンを奪いTKO勝ち。10月5日、K1のさいたまスーパーアリーナ大会でアーネスト・ホーストと対戦(3分3R)。1R終了時、ホーストが左眉をカットしたためドクターストップ勝ち。10月14日、新日本プロレスの東京ドーム大会で新日本プロレスに初参戦し、中西学と対戦。6分26秒、ドロップキックを決めてリングアウト勝ち。11月17日、横浜アリーナでの「WRESTLE−1」でムタと対戦。「ボブ・サップのバトル・エンターテイメント」をキャッチコピーに、フジテレビで19時からのテレビ番組として放映された。6分33秒、ビーストボム、ドロップキックからのダイビングヘッドバッドで勝利。12月7日、K1の東京ドーム大会でワールドグランプリに参戦し、1回戦でアーネスト・ホーストと対戦(3分3R)。2R2分53秒、パンチの連打で2つのダウンを奪いKO勝ち。試合後、右手の指の骨折の疑いがあるため準決勝を棄権した。12月31日、さいたまスーパーアリーナでの「INOKI BOM−BA−YE」のメインで高山善廣と総合格闘技戦。1R2分16秒、腕ひしぎ十字固めで勝利。02年度のプロレス大賞のMVPを受賞した。

2003

03年1月19日、東京ドームで開催された「WRESTLE−1」の第2回大会のメインでアーネスト・ホーストと対戦。ドームの天井から吊るされて入場。5分11秒、スクールボーイにフォール負け。3月30日、さいたまスーパーアリーナ大会でミルコ・クロコップと対戦。1R1分26秒、左ストレートをくらってKO負け。8月15日、K1のラスベガス大会でキモと対戦。2R1分11秒、右フックでKO勝ち。9月21日、K1の横浜アリーナ大会でステファン・ガムリンと総合格闘技戦(5分2R)。1R52秒、フロントスリーパーで勝利。10月11日、K1の大阪ドーム大会のメインでレミー・ボンヤスキーと対戦(3分3R)。2R1分20秒、倒れた相手の後頭部へパンチしてしまい反則負け。12月31日、ナゴヤドームでの「K−1 PREMIUM Dynamite!!」のメインでと対戦。1R2分58秒、右フックでKO勝ち。KOしたシーンでの瞬間視聴率が関東地区で43%を計測し、同時期の紅白歌合戦を上回った。

2004

04年2月22日、全日本プロレスの日本武道館大会で武藤敬司と組んでジャマール、ディーロ・ブラウン組と対戦。15分5秒、シャイニング・インパクトでディーロに勝利。3月14日、K1の新潟コンベンションセンター大会でドルゴルスレン・スミヤバザルと総合格闘技戦。1R終了時 TKO勝ち。3月27日、K1のさいたまスーパーアリーナ大会でセス・ペトルゼリとK1ルールで対戦(3分3R)。1R57秒、ダウンを奪われたが、試合再開後にペトルゼリが右腕を痛めて10カウントでファイティングポーズが取れなかったためTKO勝ち。3月28日、新日本プロレスの両国国技館大会で佐々木健介のIWGP王座に挑戦。8分24秒、ラリアット2連発からのビーストボムで勝利。IWGPヘビー級王座を獲得。4月30日、K1のラスベガス大会でトミー・グランビルと対戦。1R33秒、左フックでKO勝ち。5月3日、東京ドーム大会のメインで中邑真輔を相手に防衛戦。中邑の関節技をパワーではね返し、最初のビーストボムはカウント1で返されたが、12分31秒、2発目のビーストボムで勝利。5月22日、さいたまスーパーアリーナでの「K1 ROMANEX」で藤田和之と対戦。開始早々にテイクダウンを取られ、頭部にキックの連打をくらい、1R2分15秒、パウンドをくらってタップアウト負け。5月23日、K1の谷川貞治イベント・プロデューサーが一夜明け会見で「サップ本人、新日本プロレス側にも伝えていませんが、僕はIWGPのベルトを返上したい」との意向を表明。6月1日、新日本プロレスがIWGP王座返上を決定した。6月26日、K1の静岡・エコパアリーナ大会でレイ・セフォーと対戦。2R29秒、右ボディブローをくらってKO負け。12月31日、大阪ドームでの「K1 PREMIUM Dynamite!!」でジェロム・レ・バンナとK−1&総合格闘技MIXルールで対戦(1&3R3分、2&4R5分)。4R終了引き分け。

2005

05年3月26日、さいたまスーパーアリーナでの総合格闘技イベント「HERO’S」でキム・ミンスと総合格闘技ルールで対戦(5分3R)。1R1分12秒、右ストレートでレフリーストップ勝ち。6月14日、K1の広島県立総合体育館グリーンアリーナ大会でJAPAN GPトーナメントに参戦し、1回戦で中尾芳広と対戦(3分3R)。3R終了3対0の判定勝ち。同日の準決勝で堀啓と対戦(3分3R)。2R1分54秒、右ストレートで2ノックダウンを奪いKO勝ち。同日の決勝で富平辰文と対戦。3R終了3対0の判定勝ち。トーナメントに優勝した。7月6日、国立代々木競技場・第一体育館での総合格闘技イベント「HERO’S」でアラン・カラエフと対戦。1R3分44秒、左ストレートでKO勝ち。8月4日、両国国技館での「WRESTLE−1 GRAND PRIX 2005」でジャイアント・バーナードと対戦。5分30秒、横入り式エビ固めでフォール勝ち。9月23日、大阪ドームでの「K1 WORLD GP」でチェ・ホンマンと対戦(3分3R)。3R終了0対2の判定負け。10月2日、国立代々木競技場第一体育館での「WRESTLE−1 GRAND PRIX 2005」で秋山準と対戦。7分21秒、ビーストボムで勝利。その後、WRESTLE−1の大会が開かれることはなくトーナメントは消滅した。11月5日、韓国のソウルオリンピック第1体育館での総合格闘技イベント「HERO’S」でキム・ジョンワンと対戦。1R8秒、右膝蹴りでKO勝ち。12月31日、大阪ドームでの「K1 PREMIUM Dynamite!!」で武蔵と対戦(3分3R)。3R終了0対3で判定負け。

2007

07年6月23日、アムステルダムでの「K1 WORLD GP」でピーター・アーツと対戦。1R26秒、左膝蹴りをくらってKO負け。11月22日、ハッスルの後楽園ホール大会でRGと対戦。2分53秒、肉弾ヘッドバットで勝利。11月25日、ハッスルの横浜アリーナ大会でHGと対戦。6分43秒、ビーストボムで勝利。12月31日、大阪ドームでの「K1 PREMIUM 2007 Dynamite!!」でボビー・オロゴンと対戦。1R4分10秒、パウンドでKO勝ち。

2008

08年2月23日、ワシントン州の金網総合格闘技大会「ストライクフォース」でヤン・ザ・ジャイアント・ノルキヤと対戦。1R55秒、スタンドパンチ連打でTKO負け。3月20日、ハッスルのグランキューブ大阪大会でボノちゃんと対戦。7分38秒、BBDで勝利。5月24日、ハッスルの有明コロシアム大会で坂田亘と「坂田亘負けたら店の権利書剥奪マッチ」。9分14秒、スーパーキックに敗れた。7月6日、ハッスルの福岡国際センター大会でハッスルGPに参戦し、1回戦でタイガー・ジェット・シンと対戦。3分53秒、シンがレフリーを暴行して反則勝ち。8月23日、ハッスルの大阪府立体育会館大会での2回戦でゼウスと対戦。6分47秒、ジハードに敗れた。9月28日、ハッスルの愛知県体育館大会での準決勝で坂田亘と対戦。10分13秒、スーパーキック2008に敗れた。10月26日、ハッスルの宇都宮市清原体育館大会でボノちゃんと対戦。4分44秒、ボノちゃんフリップに敗れた。11月12日、韓国・オリンピック公園フェンシング競技場で李王杓(イ・ワンピョ)と総合格闘技ルールで対戦。1R、アームバーに敗れた。12月31日、さいたまスーパーアリーナでの「Dynamite!!」でキン肉万太郎(田中章仁)と対戦。1R5分22秒、スタンドパンチ連打でTKO勝ち。

2009

09年5月26日、横浜アリーナでの総合格闘技イベント「DREAM」でミノワマンと対戦。1R1分15秒、アキレス腱固めに敗れた。6月27日、ミシシッピー州ビロクシーのミシシッピーコースト・コロシアムでの総合格闘技大会「Ultimate Chaos」でボビー・ラシュリーと対戦。1R3分17秒、パウンドにタップアウト負け。10月6日、横浜アリーナでの総合格闘技イベント「DREAM」でソクジュと対戦。1R1分31秒、パウンドにTKO負け。10月7日、香港スターホテルでの「PLANET BATTLE」で アライン・ンガラニと対戦。3R0対3の判定負け。11月3日、IGFのJCBホール大会でモンターニャ・シウバと対戦。2分52秒、ボディスラムで勝利。11月28日、フランスの「A1 World Combat Cup」でパトリス・カルテロンと対戦。1R2分32秒、右膝蹴りをくらってKO負け。

2010

10年2月22日、IGFのJCBホール大会でジョシュ・バーネットと対戦。6分29秒、バックドロップに敗れた。3月27日、K1のクロアチア大会でサスチャ・ウェインポルターとMMAルールで対戦。1R、ギロチンチョークで勝利。5月9日、IGFの大阪府立体育会館大会でネクロ・ブッチャーと対戦。7分43秒、アバランシュホールドで勝利。11月27日、スウェーデン・ストックホルムのホヴェット・アリーナでの「Rumble of the Kings」でユルゲン・クルトと対戦。1R1分38秒、左膝蹴りをボディにくらって立ち上がれなくなり戦意喪失。タオル投入によるTKO負け。

2011

11年2月5日、IGFの福岡国際センター大会のメインで鈴川真一と対戦。1分57秒、フロントネックロックに敗れた。4月28日、IGFの東京ドームシティホール大会で角谷正義と対戦。1R1分19秒、KO負け。8月26日、ドイツの「STEKO’S FIGHT NIGHT」でフロリアン・パビッチと対戦。3R判定負け。12月2日、IGFの両国国技館大会で長島☆自演乙☆雄一郎と対戦。4分24秒、横入りエビ固めにフォール負け。12月4日、IGFの両いわき明星大学大会でウルティモ・ドラゴンと対戦。3分53秒、アルゼンチンバックブリーカーで勝利。

2012

12年2月17日、IGF東京ドームシティホール大会で将軍岡本と対戦。2分、逆片エビ固めに敗れた。7月10日、IGFの中国・上海国際体操中心大会で澤田敦士と対戦。4分4秒、スリーパーホールドに敗れた。

2013

13年2月23日、IGFの東京ドームシティホール大会で泰山と対戦。1R1分39秒、KO負け。3月20日、IGFの福岡国際センター大会で定アキラと対戦。3分26秒、ビーストボムで勝利。9月8日、東京ドームシティホールでのW−1の旗揚げ戦のメインで武藤と組んでレネ・デュプリゾディアック組と対戦。10分20秒、武藤がムーンサルトプレスでデュプリに勝利。9月28日、IGFの愛知県体育館大会でケンドー・カシンと対戦。4分8秒、逆エビ固めで勝利。10月26日、IGFの東京ドームシティホール大会で5代目ブラックタイガーと対戦。3分31秒、アルゼンチンバックブリーカーで勝利。11月17日、熊本・益城町総合体育館メインアリーナでの「LEGEND」で西島洋介と対戦。この試合で引退する相手に1R2分36秒、KO負け。

2014

14年7月20日、IGFのいわき明星大学大会で5代目ブラックタイガーと対戦。3分29秒、アルゼンチンバックブリーカーで勝利。7月21日、IGFのスポーツアリーナそうま大会で5代目ブラックタイガーと対戦。5分58秒、アルゼンチンバックブリーカーで勝利。7月22日、IGFの岩沼市総合体育館大会でエディ・フレンチと対戦。 4分59秒、急所攻撃からの横入りエビ固めにフォール負け。7月27日、IGFの青森産業会館大会でエディ・フレンチと対戦。4分7秒、エルボードロップで勝利。8月30日、IGFの北朝鮮・平壌市の柳京・鄭周永(ユギョン・チョンジユヨン)体育館大会でジョン・アンダーセンと組んで澤田敦士、将軍岡本組と対戦。6分23秒、サップがアルゼンチンバックブリーカーで澤田に勝利。8月31日、同会場での大会で澤田敦士と対戦。4分40秒、ビーストボムで勝利。12月31日、IGFの両国国技館大会でアステカイザーを相手にエキシビションマッチ。回転エビ固めにフォール負け。

2015

15年1月31日、石垣市総合体育館で行われた格闘技イベント「武勇伝」のメインで寺島力と対戦。2R、アルゼンチンバックブリーカーでレフリーストップ勝ち。12月31日、さいたまスーパーアリーナでの格闘技イベント「RIZIN」で曙と対戦。1Rに右フックを決めて曙が後頭部から出血。出血のため2R途中で試合終了となり、3対0の判定勝ちに終わった。

2016

16年2月26日、IGFの東京ドームシティホール大会でケンドー・カシンと対戦。5分44秒、首固めにフォール負け。7月2日、中国・湖南国際会議コンベンションセンターで行われた格闘技イベント「ROAD FC 032」で中国人のアオルコロと対戦。1R36秒、パウンドの連打をくらってTKO負け。9月3日、IGFの東京ドームシティホール大会でヌックスと対戦。6分20秒、エルボードロップで勝利。

2017

17年5月12日、ZERO1の名古屋市露橋スポーツセンター大会でTARU、ジャガー横田と組んで大仁田、アジャ・コング、将軍岡本組と電流爆破マッチで対戦。16分29秒、大仁田の電流爆破バット攻撃にTARUが敗れた。8月5日、フランスで開催のキックボクシング大会「ファイトナイト・サントロペ5」のメインに出場し、グレゴリー・トニーと対戦。1R、TKO負け。

2018

18年9月30日、RIZINのさいたまスーパーアリーナ大会で、総合格闘家デビュー戦となる大砂嵐とMMA特別ルールで対戦。3対0の判定勝ち。

2023

23年8月26日、ブレイキングダウンのアリーナ立川立飛大会でノッコン寺田と対戦。0対4の判定負け。