レスラーノート

PAC

本名:ベンジャミン・サッタレイ
1987年8月22日
イギリス・ニューカッスル・アポン・タイン出身
172cm 78kg

タイトル歴
オープン・ザ・ドリームゲート
オープン・ザ・ブレイブゲート
3CWヤングライオンズ
1PW無差別級
PWG世界タッグ
NXTヘビー
WWEクルーザー
AEWオールアトランティック
AEW世界トリオ
得意技
360°シューティングスタープレス
その場飛びシューティングスタープレス
フレーミングスタープレス(リバース・ファイヤーバードスプラッシュ)
レッド・アロー(コークスクリュー式シューティングスタープレス)
リングス・オブ・サターン(別名、ブルータライザー。ナガタロック3と同型)

ブレイドソンにあるIWFノースイーストのレスリングスクールに通う。04年3月27日、IWFでデビュー。その後、ブレイドソンにあるNWAハンマーロックに通い、ジョニー・モース、アンドレ・ベーカーの指導を受けた。その後、FWAでトレーニング。05年にFWAでデビュー。同年暮れに若手選手のタイトルである3CWヤングライオンズ王座を獲得。06年11月26日、バトルロイヤルで勝利して1PW無差別級王座を獲得。同年にはアメリカに遠征し、PWGに出場。07年と08年にはジャングルPACの名でイタリアの団体であるNWEに出場した。 07年5月20日、ロデリック・ストロングと組んでトーナメントで優勝し、PWG世界タッグ王座を獲得。PWGでのドラゴンゲートの選手との対戦がきっかけで同年にドラゴンゲートに初来日。以後、日本ではドラゴンゲートに定期的に出場した。 08年7月11日、ドラゴンゲートの新木場1stRING大会でエル・ジェネリコと対戦。14分24秒、ウラカンラナをエビ固めに切り返されてフォール負け。9月5日、ドラゴンゲートのカリフォルニア州ロサンゼルス大会でSHINGO(鷹木信悟)と対戦。13分12秒、MADE IN JAPANに敗れた。 10年2月7日、ドラゴンゲートの博多スターレーン大会でK−ness.のオープン・ザ・ブレイブゲートに挑戦。17分57秒、ダークネスバスターに敗れた。8月29日、博多スターレーン大会での王座決定戦で横須賀享と対戦。22分15秒、360°シューティングスター・プレスで勝利してオープン・ザ・ブレイブゲートを獲得。以後、11度の防衛を重ねていった。11月10日から21日にかけて、フランスのAWRのシリーズ全7大会に出場。11月10日、ボルドー・メディアリック・アイスリンク大会でKAIと対戦し、11分47秒、高角度前方回転エビ固めを切り返してのエビ固めにフォール負け。11月14日、フランス・ディジョン・ゼニスアリーナ大会でKAIとショーン・マックサーを相手に3WAYマッチで対戦し、9分12秒、PACがシューティングスタープレスでショーン・マックサーに勝利した。 11年11月19日、大阪府立体育会館第2競技場大会でリコシェを相手に防衛戦。22分40秒、ダブルローテーション・ムーンサルトプレスに敗れて王座転落。

2012

12年1月27日、ドラゴンゲートUSAのザ・ウェスティン・ロサンゼルス国際空港大会で戸澤陽と対戦。19分56秒、パッケージ・ジャーマンスープレックスに敗れた。3月4日、ドラゴンゲートの大阪府立体育会館・第二競技場大会のメインでCIMAのオープン・ザ・ドリームゲート王座に挑戦。24分17秒、メテオラに敗れた。3月30日、ドラゴンゲートUSAのフロリダ州マイアミビーチ大会でロウ・キーと対戦。24分39秒、フットスタンプに敗れた。5月27日から新日本プロレスのベスト・オブ・ザ・スーパージュニアに初出場。開幕戦の後楽園ホール大会で獣神サンダーライガーと対戦。10分20秒、360°シューティングスタープレスで勝利。5月30日、信州スカイパーク体育館大会でタイチと対戦。10分43秒、360°シューティングスタープレスで勝利。6月1日、岩出市立市民総合体育館大会でアンヘル・デ・オロと対戦。9分46秒、ハイジャックバックブリーカー式フェイスバスターに敗れた。6月2日、KBSホール大会でKUSHIDAと対戦。9分33秒、ミッドナイトエクスプレスに敗れた。6月3日、明石市立産業交流センター大会で外道と対戦。14分36秒、シューティングスタープレスで勝利。6月5日、春日部コンベンションホール大会でロッキー・ロメロと対戦。10分14秒、首固めにフォール負け。6月6日、後楽園ホール大会のメインでプリンス・デヴィットと対戦。リーグ戦のベストバウトといえるような大熱戦を展開。360°シューティングスタープレスを両膝を立てて防がれ、ドリームキャスト(回転延髄斬り)、垂直落下式ブラディサンデー、ダイビングフットスタンプをくらうが、とどめのブラディサンデーをリバースフランケンシュタイナーで切りかえし、最後は17分24秒、フレーミングスタープレスを完璧に決めて勝利した。6月9日、名古屋国際会議場イベントホール大会でBUSHIと対戦。8分35秒、360°シューティングスタープレスで勝利。リーグ戦を5勝3敗で終えて決勝トーナメントに進出。6月10日、後楽園ホール大会での準決勝で田口隆祐と対戦。360°シューティングスタープレスをかわされてしまい、10分38秒、フェイスバスター2連発からのどどんに敗れた。7月22日の神戸ワールド記念ホール大会を最後にドラゴンゲートを離脱。9月にWWEと契約。WWEではエイドリアン・ネヴィルに改名。

2014

14年2月27日、NXTのフロリダ州ウィンターパーク大会でボー・ダラスのNXTヘビー級王座にラダーマッチで挑戦。シューティングスタープレスを決めてベルト獲得に成功。NXTヘビー級王座を獲得した。7月10日、両国国技館でのWWEの日本公演にエイドリアン・ネヴィルとして来日。サミ・ゼイン(エル・ジェネリコ)を相手にNXT王座の防衛戦。11分38秒、レッドアローで勝利。7月11日、同会場での公演2日目でサミ・ゼインを相手にNXT王座の防衛戦。11分1秒、レッドアローで勝利。7月12日、舞洲アリーナでの日本公演3日目でサミ・ゼインを相手にNXT王座の防衛戦。12分13秒、レッドアローで勝利。12月11日、NXTのビッグマッチ「テイクオーバー・レボリューション」でサミ・ゼインに敗れて王座転落。

2015〜2016

15年3月30日、WWEのRAWにネヴィルの名で進出。4月26日、PPV「エクストリーム・ルールズ」に登場。バッドニュース・バレットと対戦。レッドアローで勝利。5月17日、PPV「ペイバック」でバレットと対戦。プランチャを決めた後、バレットが試合放棄してリングアウト勝ち。試合後、襲いかかってきた相手にジャーマンスープレックス、レッドアローを決めて撃退した。5月31日、PPV「エリミネーション・チェンバー」でボー・ダラスと対戦。延髄斬りからのレッドアローで勝利。7月3日、両国国技館で行われたWWEの日本公演でコフィ・キングストンと対戦。10分32秒、レッド・アローで勝利。7月4日、同会場の2日目でクリス・ジェリコと対戦。16分20秒、必殺のレッドアローを膝を立てて防がれ、ウォール・オブ・ジェリコに敗れた。8月23日、PPV「サマースラム」で俳優のスティーブン・アメルと組んでスターダスト、キング・バレット組と対戦。ネヴィルがレッドアローでバレットに勝利。 16年7月19日、ドラフトでRAWに所属。

2017

17年1月29日、PPV「ロイヤルランブル」でリッチ・スワンのクルーザー級王座に挑戦。雪崩式ブレーンバスターからのリングス・オブ・サターンで勝利。クルーザー級王座を獲得した。3月5日、PPV「ファストレーン」でジャック・ギャラハーを相手に防衛戦。レッドアローで勝利。4月2日、PPV「レッスルマニア」でオースチン・エイリースを相手に防衛戦。レッドアローで勝利。4月30日、PPV「ペイバック」でオースチン・エイリースを相手に防衛戦。ラスト・チャンスリーを決められたがレフリーを投げ飛ばして反則負け。規定により王座防衛。6月4日、PPV「エクストリーム・ルールズ」でオースチン・エイリースを相手に防衛戦。レッドアローからのリングス・オブ・サターンで勝利。6月30日、両国国技館で行われたWWEの日本公演でオースチン・エイリース、戸澤陽を相手に3WAYでの防衛戦。戸澤がダイビングセントーンをエイリースに決めたが、ネヴィルが戸澤をリング下まで投げ飛ばし、エイリースにフォール勝ち。7月1日、同会場で戸澤、エイリースを相手に3WAYでの防衛戦。戸澤にディスカス・ファイブアームを決めたエイリースを場外に投げ飛ばして戸澤にフォール勝ち。7月9日、PPV「グレート・ボールズ・オブ・ファイアー」で戸澤陽を相手に防衛戦。トップロープにまたがらせた状態でロープを蹴りあげて股間を痛打させ、ソバットを決めてフォール勝ち。8月14日、RAWで戸澤を相手に防衛戦。ダイビングセントーンに敗れて王座転落。8月20日、PPV「サマースラム」で戸澤のクルーザー級王座に挑戦。ダイビングセントーンを膝を立てて防いだ直後にレッドアローで勝利。王座奪回。9月24日、PPV「ノーマーシー」でエンツォ・アモーレを相手に防衛戦。急所蹴りから丸めこまれてフォール負け。クルーザー級王座から転落した。10月9日、出場予定だったRAWの放送前に会場を立ち去る。その後、WWEでの出場が途絶えた。その後もどこの団体にも出場せずに、しばらく試合から遠ざかる。

2018

18年10月2日、ドラゴンゲートの後楽園ホール大会のメインでEitaのパートナーの「X」としてサプライズ登場。鷹木信悟、B×Bハルク組と対戦し、19分5秒、PACが360°シューティングスタープレスで鷹木に勝利。ユニット「R.E.D」に加入した。11月4日、大阪府立体育会館大会でフラミータと対戦。17分45秒、ブラックアローで勝利。11月22日、RPWのハンプシャー州ポーツマス大会でマイク・ベイリーと対戦。ブラックアローで勝利。12月4日、後楽園ホール大会で吉野正人の王座に挑戦。20分33秒、ブラックアローで勝利。オープン・ザ・ドリームゲート王座を獲得した。

2019

19年2月10日、博多スターレーン大会でKzyを相手に防衛戦。25分17秒、ブラックアローで勝利。2月15日、RPWのロンドン大会でオスプレイと対戦。30分時間切れ引き分け。2月17日、OTTのアイルランド・ダブリン大会でウォルターと対戦。ウォルターがレフリーを突きとばしたため反則勝ち。3月3日、大阪府立体育会館・第2競技場大会でシュン・スカイウォーカーを相手に防衛戦。18分30秒、ブラックアローで勝利。5月6日、ドラゴンゲートの愛知県体育館大会でドラゴン・キッドを相手に防衛戦。21分58秒、ブラックアローで勝利。7月21日、ドラゴンゲートの神戸ワールド記念ホール大会のメインでBen−Kを相手に防衛戦。26分31秒、Ben−Kボムに敗れて王座転落。8月31日、AEWのイリノイ州シカゴ・シアーズ・センター大会でケニー・オメガと対戦。23分20秒、コブラクラッチ式ブルータライザーで勝利。10月2日、AEWのワシントンD.C.・キャピタル・ワン・アリーナ大会(テレビ番組「AEWダイナマイト」の第1回放送)でハングマン・ペイジと対戦。ブルータライザーで勝利。10月23日、AEWのペンシルバニア州ピッツバーグ大会でジョン・モクスリーと対戦。時間切れ引き分け。11月6日、AEWのノースカロライナ州シャーロット大会でトレント・バレッタと対戦。ブルータライザーで勝利。11月9日、AEWのメリーランド州ボルチモア・ロイヤル・ファームズ・アリーナでのPPV「フルギア」でハングマン・ペイジと対戦。デッドアイに敗れた。11月13日、AEWのテネシー州ナッシュビル大会でハングマン・ペイジと対戦。ブルータライザーで勝利。11月27日、AEWのイリノイ州シカゴ大会でケニー・オメガと対戦。十字架固めにフォール負け。

2020

20年1月15日、AEWのフロリダ州マイアミ大会でダービー・アリンと対戦。ブラックアローで勝利。1月21日、クリス・ジェリコのクルーズ・イベント大会(AEWで22日に放送)でジョン・モクスリーと世界王座挑戦者決定戦。パラダイムシフトに敗れた。2月26日、AEWのミズーリ州カンザスシティ大会でケニー・オメガと30分アイアンマッチ。イス攻撃で反則負け、ブラックアローで勝利し、1対1で終了。1本先取した方が勝利となる延長戦となり、片翼の天使に敗れた。2月29日、PPV「レボリューション」でオレンジ・キャシディと対戦。ブルータライザーで勝利。3月4日、AEWのブルームフィールド大会でチャック・テイラーと対戦。ブルータライザーで勝利。11月18日、AEWの放送で ザ・ブレイドと対戦。シューティングスタープレスからのブルータライザーで勝利。12月23日、AEWの放送でザ・ブッチャーと対戦。ブラックアローで勝利。

2021

21年1月13日、AEWの放送でエディ・キングストンと対戦。ブラックアローで勝利。2月10日、AEWの放送でライアン・ネメスと対戦。ブラックアローからのブルータライザーで勝利。3月7日、PPV「レボリューション」で15チーム参加のバトルロイヤルにフェニックスと組んで優勝し、タッグ王座への挑戦権を獲得。4月14日、AEWの放送でフェニックスと組んでヤングバックスのAEW世界タッグ王座に挑戦。フェニックスがマスクを剥ぎとられ直後にダブルトラースキックに敗れた。5月12日、AEWの放送でオレンジ・キャシディと世界王座挑戦者決定戦。サンセットフリップパワーボムを決めたが、世界王者のケニー・オメガのベルト攻撃をくらってしまい、両者KO。5月30日、PPV「ダブル・オア・ナッシング」でオレンジ・キャシディ、AEW王者のケニー・オメガと3WAYで王座戦。オメガの十字架固めにキャシディがフォール負けしたため王座奪取に失敗した。9月10日、AEWの放送でアンドラーデ・エル・イドロと対戦。ブルータライザーを決めたが乱入したチャボ・ゲレロ(ジュニア)に背後から攻撃されてフォール負け。10月22日、AEWの放送でアンドラーデ・エル・イドロと対戦。丸めこんでフォール勝ち。11月10日、AEWの放送でダックス・ハーウッドと対戦。ブルータライザーで勝利。

2022

22年3月9日、AEWの放送でウィーラー・ユウタと対戦。雪崩式ブレーンバスターからのブルータライザーで勝利。6月8日、AEWの放送で初代オールアトランティック王座決定4WAYマッチへの出場権をかけてバディ・マーフィーと対戦。ブラックアローで勝利。6月26日、シカゴで行われた新日本プロレスとAEWのPPV「フォビドゥン・ドア」でミロ、マラカイ・ブラック、クラーク・コナーズとAEWオールアトランティック初代王座決定4WAYマッチ。15分10秒、PACがブルータライザーでコナーズに勝利。AEWオールアトランティック王座を獲得した。9月4日、PPV「オールアウト」でキップ・セイビアンを相手に防衛戦。ブラックアローで勝利。9月7日、AEWの放送でレイ・フェニックス、ペンタゴン・ジュニアと組んでオレンジ・キャシディ、バレッタ、チャック・テイラー組と王座決定戦。PACがブラックアローでテイラーに勝利。AEW世界トリオ王座を獲得した。9月21日、AEWの放送でオレンジ・キャシディを相手に防衛戦。場外でゴングを叩くハンマーで攻撃し、リングに戻してフォール勝ち。10月7日、AEWの放送でジョン・シルバー、アレックス・レイノルズ、10組を相手に6人タッグ王座の防衛戦。PACがブルータライザーでレイノルズに勝利。同日、AEWの放送でトレント・バレッタを相手に防衛戦。場外で凶器を隠し持ち、エプロンからリングへのバックドロップで担がれた時に凶器で殴ってフォール勝ち。10月12日、AEWの放送でオレンジ・キャシディを相手に防衛戦。オレンジパンチに敗れて王座転落。10月18日、AEWの放送でオレンジ・キャシディ、トレント・バレッタ、チャック・テイラー組を相手に6人タッグ王座の防衛戦。フェニックスがフィニックスドライバーでバレッタに勝利。11月16日、AEWの放送でダンテ・マーティン、ダリウス・マーティン、ARフォックス組を相手に6人タッグ王座の防衛戦。PACがブラックアローでフォックスに勝利。11月19日、PPV「フルギア」でケニー・オメガ、ヤングバックスを相手に6人タッグ王座の防衛戦。片翼の天使を狙ったオメガにフェニックスが凶器攻撃からの丸めこみでフォール勝ち。