レスラーノート

コフィ・キングストン

KOFI KINGSTON

本名:コフィ・サルコジ・メンサー
1982年
ガーナ出身
185cm 102kg

タイトル歴
WWE世界ヘビー
WWEインターコンチネンタル
世界タッグ
WWE・USヘビー
WWEタッグ
WWE・SDタッグ
NXTタッグ
得意技
トラブル・イン・パラダイス(回転してのキック)
ソウル・シェイクダウン(モーションをつけてのダブル・レッグドロップ)

ガーナで生まれ、生後まもなくアメリカに移住。05年にデビューし、ニューイングランドのインディ団体を転戦。06年9月にジョージアにあるWWEの2軍団体DSWに入団。07年6月からフロリダの2軍団体FCWで活躍。

2008

08年1月22日にECWに登場。「WWE初のジャマイカ人選手」のギミックで、華麗な身体能力を生かした躍動感ある動きで活躍。シェルトン・ベンジャミンらと高度なレスリングを披露して注目を浴びる。6月のドラフトでRAWに移籍。6月29日、PPV「ナイト・オブ・チャンピオンズ」でクリス・ジェリコと対戦。ショーン・マイケルズが乱入してスイート・チン・ミュージックをジェリコに放ち、直後にトラブル・イン・パラダイスを決めて勝利。インターコンチネンタル王座を獲得した。6月30日にジェリコと再戦。フォールを奪われたが、トランクスをつかまれてのフォールだったため反則勝ちで防衛に成功。8月17日、PPV「サマースラム」で女子王者のミッキー・ジェームズと組んでベス・フェニックス、サンチノ・マレラを相手にインターコンチ王座と女子王座の防衛戦。ミッキーがベスにフォール負けして王座から転落。10月27日、CMパンクと組んでテッド・デビアス、コーディ・ローズ組を破り世界タッグ王座を獲得。12月13日、オンタリオ州ハミルトンでのハウスショーでジョン・モリソンミズ組に敗れて王座転落。

2009

09年6月1日、MVPを破りUS王座を獲得。6月7日、PPV「エクストリーム・ルールズ」でMVP、リーガルマット・ハーディーを相手に防衛戦。リーガルにトラブルインパラダイスを決めてフォール勝ちし、防衛に成功。9月13日、PPV「ブレイキング・ポイント」でミズを相手に防衛戦。トラブル・イン・パラダイスで勝利して防衛に成功。10月5日、ミズに敗れて王座転落。12月13日、PPV「TLC」でランディ・オートンと対戦。RKOに敗れた。

2010

10年4月26日、ドラフトでスマックダウンに移籍。5月23日、PPV「オーバー・ザ・リミット」でマッキンタイアのインターコンチネンタル王座に挑戦。SOSで勝利して王座獲得。6月20日、PPV「フェイタル4ウェイ」でマッキンタイアを相手に防衛戦。トラブル・イン・パラダイスで勝利して防衛成功。7月28日、ジグラーに敗れて王座転落。8月17日、NXTの放送でアレックス・ライリーと対戦。トラブル・イン・パラダイスで勝利。9月19日、PPV「ナイト・オブ・チャンピオンズ」でジグラーのインターコンチネンタル王座に挑戦。トラブル・イン・パラダイスをかわされた直後にジグザグに敗れた。12月19日、PPV「TLC」でインターコンチネンタル王者のジグラー、スワッガーを相手に3WAYのラダーマッチで王座戦。最後にベルトを獲得したかに見えたが、手がすべってベルトが落下。それを拾ったジグラーに勝利を奪われた。

2011

11年1月4日、ジグラーのインターコンチネンタル王座に挑戦。フライングボディアタックで勝利。ジグラーの「恋人」であるヴィッキー・ゲレロから再試合を通達されたが、必殺のトラブルインパラダイスでカウント3。インターコンチネンタル王座を獲得した。2月20日、PPV「エリミネーション・チェンバー」で、アルベルト・デル・リオと対戦。クロスアーム・ブリーカーに敗れた。3月22日、ウェイド・バレットを相手に防衛戦。ウェイストランドに敗れて王座転落。4月のドラフトでRAWに移籍。5月1日、PPV「エクストリーム・ルールズ」でシェーマスのUS王座にテーブルマッチで挑戦。場外にいたシェーマスにコーナー最上段からのレッグドロップを決め、テーブル破壊に成功して勝利。US王座を獲得した。6月19日、PPV「キャピタル・パニッシュメント」でドルフ・ジグラーを相手に防衛戦。スリーパーホールドにレフリーストップ負け。US王座から転落した。8月22日、エヴァン・ボーンと組んでマイケル・マギリカッティ、デヴィッド・オトゥンガ組のタッグ王座に挑戦。ボーンがエア・ボーンでオトゥンガに勝利。WWEタッグ王座を獲得した。その後もボーンと「エア・ブーム」のチーム名で活躍。9月18日、PPV「ナイト・オブ・チャンピオンズ」でミズ、トゥルース組を相手にタッグ王座の防衛戦。ミズのスカル・クラッシング・フィナーレをボーンがくらってしまったが、レフリーがトゥルースと口論していたためフォールが遅れてカウント2。フォールが遅れたことに怒ったミズがレフリーを暴行して失格判定。反則勝ちで王座防衛に成功した。10月2日、PPV「ヘル・イン・ア・セル」でスワッガー、ジグラー組を相手にタッグ王座の防衛戦。ボーンがパワーボムをしかけたスワッガーにウラカンラナを決めてフォール勝ち。10月23日、PPV「ヴェンジェンス」でスワッガー、ジグラー組を相手に防衛戦。コフィのトラブル・イン・パラダイスからのボーンのエア・ボーンでジグラーに勝利。12月18日、PPV「TLC」でプリモ、エピコ組を相手にタッグ王座の防衛戦。コフィのトラブル・イン・パラダイスでプリモに勝利。

2012

12年1月15日、カリフォルニア州オークランドのハウスショーでプリモ、エピコ組に敗れてタッグ王座から転落。4月30日、Rトゥルースと組んでプリモ、エピコ組に勝利してタッグ王座を奪回。5月20日、PPV「オーバー・ザ・リミット」でジグラー、スワッガー組を相手にタッグ王座の防衛戦。コフィのトラブル・イン・パラダイスでジグラーに勝利。8月9日、両国国技館でのスマックダウンの日本公演でUS王者のサンティノ・マレラ、コーディ・ローズを相手に王座戦。8分、マレラのコブラにコーディが敗れた。8月10日の公演2日目はダニエル・ブライアンと対戦。22分49秒、イエスロックに敗れた。8月19日、PPV「サマースラム」でダレン・ヤング、タイタス・オニール組を相手にタッグ王座の防衛戦。トゥルースがペイダートでヤングに勝利。9月16日、PPV「ナイト・オブ・チャンピオンズ」でケイン、ブライアン組を相手にタッグ王座の防衛戦。仲間割れしたブライアンがトップロープにいたケインを突き落とすが、ダイビング・ボディプレスとなってしまいコフィがフォール負け。タッグ王座から転落した。10月16日、インターコンチネンタル王者のミズに挑戦。トラブル・イン・パラダイスで勝利して王座獲得。10月28日、PPV「ヘル・イン・ア・セル」でミズを相手に防衛戦。トラブル・イン・パラダイスで勝利。12月16日、PPV「TLC」でウェイド・バレットを相手に防衛戦。トラブル・イン・パラダイスで勝利。12月29日、RAWでバレットに敗れてインターコンチネンタル王座から転落。

2013

13年2月17日、PPV「エリミネーション・チェンバー」でドルフ・ジグラーと対戦。ジグ・ザグに敗れた。4月15日、RAWでアントニオ・セザーロのUS王座に挑戦。トラブル・イン・パラダイスで勝利してUS王座を獲得。5月19日、PPV「エクストリーム・ルールズ」でディーン・アンブローズを相手に防衛戦。フック・アンド・ラダー(変形フェイスバスター)に敗れて王座転落。9月15日、PPV「ナイト・オブ・チャンピオンズ」でカーティス・アクセルのインターコンチネンタル王座に挑戦。ハングマンズ・フェイスバスターに敗れた。10月6日、PPV「バトルグラウンド」でブレイ・ワイアットと対戦。シスターアビゲイルに敗れた。12月15日、PPV「TLC」でミズと対戦。トラブル・イン・パラダイスで勝利。

2014

14年1月1日、NXTの放送でアレクサンダー・ルセフと対戦。アコレードに敗れた。1月15日、NXTの放送でアレクサンダー・ルセフと対戦。トラブル・イン・パラダイスで勝利。7月10日、両国国技館でのWWEの日本公演に来日。ビッグEと組んでエリック・ローワン、ルーク・ハーパー組と対戦。14分49秒、コフィがスクールボーイでハーパーにフォール勝ち。7月11日、同会場での公演2日目でセザーロと対戦。12分28秒、ニュートラライザーに敗れた。7月12日、舞洲アリーナでの日本公演3日目でビッグEと組んでローワン、ハーパー組と対戦。12分51秒、コフィがスクールボーイでハーパーにフォール勝ち。11月、ビッグE、エグザビアー・ウッズとタッグチーム「ニュー・デイ」を結成。

2015

15年4月26日、PPV「エクストリーム・ルールズ」でビッグEと組んでセザーロ、タイソン・キッド組のタッグ王座に挑戦。コフィがセザーロを丸めこんでフォール勝ち。WWEタッグ王座を獲得した。ニュー・デイとして3人でタッグ王者となった。5月17日、PPV「ペイバック」でセザーロ、タイソン・キッド組を相手に3本勝負でタッグ王座の防衛戦。お互いに1本ずつ取った3本目、乱入したセコンドのウッズがセザーロを丸めこみ、外見が似ていたためレフリーに気づかれずにそのままフォール勝ち。5月31日、PPV「エリミネーション・チェンバー」でダレン・ヤング、タイタス・オニール組、セザーロ、タイソン・キッド組、ロス・マタドールズ、アセンション、ルチャ・ドラゴンズを相手にエリミネーション・チェンバー・マッチで防衛戦。コフィがトラブル・イン・パラダイスをオニールに決めて勝利した。6月14日、PPV「マネーインザバンク」でプライムタイム・プレイヤーズ(タイタス・オニール 、ダレン・ヤング)を相手にタッグ王座の防衛戦。タイタスのクラッシュ・オブ・タイタス(スパイン・ボム)にウッズが敗れて王座転落。7月3日、両国国技館で行われたWWEの日本公演でネヴィルと対戦。10分32秒、レッド・アローに敗れた。7月4日、同会場での2日目でブロック・レスナーと対戦。2分38秒、F5に敗れた。7月19日、PPV「バトルグラウンド」でプライムタイム・プレイヤーズのタッグ王座に挑戦。タイタスのクラッシュ・オブ・タイタスにビッグEが敗れた。8月23日、PPV「サマースラム」でロス・マタドールズ、ルチャ・ドラゴンズ、タッグ王者のプライムタイム・プレイヤーズを相手に4WAYでのタッグ王座戦に勝利。WWEタッグ王座を獲得した。9月20日、PPV「ナイト・オブ・チャンピオンズ」でダッドリーボーイズを相手にタッグ王座の防衛戦。ウッズの乱入により反則負け。規定により王座防衛。10月25日、PPV「ヘル・イン・ア・セル」でダッドリーボーイズを相手にタッグ王座の防衛戦。コフィがトラブル・イン・パラダイスでババ・レイに勝利。12月13日、PPV「TLC」でウーソーズ、ルチャドラゴンズを相手にラダーマッチで防衛戦を行い勝利。

2016

16年1月24日、PPV「ロイヤルランブル」でウーソーズを相手にタッグ王座の防衛戦。ビッグEがビッグ・エンディングでジェイに勝利。7月1日、両国国技館でのWWEの日本公演でビッグEと組んでボードビレインズ、ウーソーズ、ギャローズカール・アンダーソン組を相手に4WAYで防衛戦。10分9秒、コフィがミッドナイトアワーでアンダーソンに勝利。7月2日、同会場での公演2日目でウッズと組んでボードビレインズを相手にタッグ王座の防衛戦。11分9秒、ウッズがダイビング・フットスタンプでサイモンに勝利。7月19日、ドラフトでRAWに所属。8月21日、PPV「サマースラム」でウッズと組んでアンダーソン、ギャローズ組を相手にタッグ王座の防衛戦。ビッグEが乱入したため反則負け。規定により王座防衛。9月25日、PPV「クラッシュ・オブ・チャンピオンズ」でビッグEと組んでアンダーソン、ギャローズ組を相手にタッグ王座の防衛戦。合体技のミッドナイトアワーでアンダーソンに勝利。12月12日に放送されたRAWで、シェーマス、セザーロ組、アンダーソン、ギャローズ組との3WAYマッチに勝利して防衛に成功。ザ・デモリッションの持つタッグ王座最長保持記録を更新した。祝賀会でウッズがシャンパンをコミッショナーのステファニー・マクマホンにかけてしまったことで、メインでもジェリコ、オーエンズ組、レインズ組、ロリンズ組との3WAYでの防衛戦が組まれたが、これにも勝利して防衛に成功した。12月18日、PPV「ロードブロック」でセザーロ、シェーマス組を相手にタッグ王座の防衛戦。コフィがトラブル・イン・パラダイスをセザーロに決めたが、フォールをシェーマスにひっくり返されてフォール負け。タッグ王座から転落した。

2017

17年6月18日、PPV「マネーインザバンク」でビッグEと組んでウーソーズのSDタッグ王座に挑戦。リングアウト勝ち。規定により王座奪取に失敗した。7月23日、PPV「バトルグラウンド」でウッズと組んでウーソーズのSDタッグ王座に挑戦。ウッズがスプリングボード・ダイビングエルボーでジミーに勝利。ニュー・デイとしてSDタッグ王座を獲得。8月20日、PPV「サマースラム」でウッズとビッグEが出場してウーソーズを相手にタッグ王座の防衛戦を行い、ダブルサモアンスプラッシュに敗れて王座転落。9月12日、スマックダウンでビッグEと組んでウーソーズのSDタッグ王座に挑戦。合体技のミッドナイト・アワーを決めて勝利。SDタッグ王座を奪回。9月16日、大阪府立体育会館でのスマックダウンの日本公演でビッグEと組んでウーソーズを相手にタッグ王座の防衛戦。ミッドナイトアワーで勝利。10月8日、PPV「ヘル・イン・ア・セル」でビッグEとウッズが出場し、ウーソーズを相手にヘル・イン・ア・セルマッチで防衛戦。ダブルサモアンスプラッシュに敗れて王座転落。

2018

18年3月11日、PPV「ファーストレーン」でウッズと組んでウーソーズのSDタッグ王座に挑戦。ブラジオン・ブラザーズ(ハーパー、ローワン)が乱入してノーコンテストに終わった。4月8日、PPV「レッスルマニア」でビッグEと組んでブラジオン・ブラザーズ、SDタッグ王者のウーソーズを相手に3WAYでの王座戦。雪崩式のパワーボムをくらってハーパーにコフィがフォール負け。6月29日、両国国技館でのWWEの日本公演でビッグEと組んでセザーロ、シェーマス組と対戦。12分44秒、ミッドナイトアワーを決めてセザーロに勝利。7月15日、PPV「エクストリーム・ルールズ」でビッグE、ウッズと組んでサニティ(エリック・ヤング、アレキサンダー・ウルフ、デイン)とテーブルマッチで勝利。ヤングのエルボードロップをエプロンでくらって、場外の机の上に落下してコフィが敗れた。8月21日、スマックダウンでウッズと組んでブラジオン・ブラザーズのタッグ王座に挑戦。コフィがハーパーにトラブル・イン・パラダイスを決めてハーパーをテーブルに寝かせ、ウッズがダイビングエルボーを決めて勝利。ニュー・デイとしてスマックダウンタッグ王座を獲得した。9月16日、PPV「ヘル・イン・ア・セル」でビッグEと組んでルセフ、エイデン・イングリッシュ組を相手にタッグ王座の防衛戦。コフィがトラブル・イン・パラダイスでイングリッシュに勝利。10月6日、オーストラリアでのPPV「スーパーショーダウン」でウッズと組んでシェーマス、セザーロ組を相手にタッグ王座の防衛戦。ウッズのバックスタバーとコフィのダブルフットスタンプの合体技を決めてセザーロに勝利。10月16日、スマックダウン1000回放送記念大会でシェーマス、セザーロ組を相手にタッグ王座の防衛戦。ビッグEとウッズが出場した。終盤にビッグショーが現れてチョークスラムでコフィをアナウンステーブルにたたきつける。これに気を取られたビッグEがシェーマスのブローグキックに敗れて王座転落。11月2日、サウジアラビアで行われたPPV「クラウンジュエル」でビッグEと組んでシェーマス、セザーロ組のタッグ王座に挑戦。セコンドについていたビッグショーのパンチをビッグEがくらい、直後にシェーマスのブローグキックに敗れた。

2019

19年3月19日のスマックダウンで、レッスルマニアでのWWE王座挑戦をかけてガントレットマッチ。シェーマスにトラブル・イン・パラダイスで勝利。セザーロにSOSで勝利。ローワンにイス攻撃による反則勝ち。サモア・ジョーに回転エビ固めでフォール勝ち。オートンに丸めこんでフォール勝ち。52分40秒、奇跡の5人抜きを達成した。そこにビンス・マクマホン会長が登場し、最後の相手としてWWE王者のダニエル・ブライアンとの試合を命じられ、ガントレットマッチの開始から1時間8秒、ニープラスに敗れた。3月26日、スマックダウンでビッグE、ウッズと共にビンスに王座への挑戦を直訴。ビンスからビッグEとウッズに対し、5チーム相手のガントレットマッチに勝利すればコフィの王座挑戦を認めると試練を与えられ、見事に勝利。ニュー・デイがシングル、タッグのスマックダウン最強ユニットとして君臨。レッスルマニアでのコフィのWWE王座挑戦が決定した。4月7日、PPV「レッスルマニア」でダニエル・ブライアンのWWE王座に挑戦。必殺のニープラスをくらってもカウント2で返し、イエスロックを決められてもなんとか脱出し、最後はストンピングの連打からトラブルインパラダイスで勝利。WWE世界ヘビー級王座を獲得した。4月8日、RAWでユニバーサル王者のセス・ロリンズとダブルタイトルマッチ。乱入したシェーマス、セザーロがコフィを襲って反則勝ち。直後にロリンズと組んでシェーマス、セザーロ組と対戦。コフィのトラブル・イン・パラダイスからロリンズがカーブストンプをセザーロに決めて勝利。5月19日、PPV 「マネー・イン・ザ・バンク」でケビン・オーエンズを相手に防衛戦。トラブル・イン・パラダイスで勝利。6月7日、サウジアラビアで行われたPPV「スーパー・ショーダウン」でドルフ・ジグラーを相手に防衛戦。トラブル・イン・パラダイスで勝利。6月23日、PPV「ストンピング・グラウンズ」でドルフ・ジグラーを相手に金網マッチで防衛戦。金網を脱出して勝利。7月14日、PPV「エクストリーム・ルールズ」でサモア・ジョーを相手に防衛戦。トラブル・イン・パラダイスで勝利。8月11日、PPV「サマースラム」でランディ・オートンを相手に防衛戦。両者リングアウト。9月15日、PPV「クラッシュ・オブ・チャンピオンズ」でランディ・オートンを相手に防衛戦。トラブル・イン・パラダイスで勝利。10月4日、スマックダウンでブロック・レスナーを相手に防衛戦。F5に敗れて王座転落。11月8日、スマックダウンでビッグEと組んでリバイバルのSDタッグ王座に挑戦。コフィがトラブル・イン・パラダイスでワイルダーに勝利。SDタッグ王座を獲得した。12月15日、PPV「TLC」でリバイバルを相手にラダーマッチでタッグ王座の防衛戦。ベルトを獲得して勝利。

2020

20年2月27日、サウジアラビア・リヤドでのPPV「スーパーショーダウン」でミズ、ジョン・モリソンを相手にタッグ王座の防衛戦。コフィがモリソンのイス攻撃をくらってミズに丸めこまれてフォール負けして王座転落。4月4日、PPV「レッスルマニア」(新型コロナウィルスの影響により無観客試合。実際の試合は3月25日)でジミー・ウーソ、SDタッグ王者のジョン・モリソンを相手に3WAYラダーマッチでタッグ王座戦(ミズが欠場したためシングル戦でのタッグ王座戦)。18分40秒、モリソンにベルトを獲得されて敗れた。4月17日、スマックダウンでニューデイとしてミズ、ジョン・モリソン組を破りSDタッグ王座を獲得。5月10日、PPV「マネー・イン・ザ・バンク」で4WAYマッチでの防衛戦に勝利。7月19日、PPV「エクストリームルールズ」でビッグEと組んでセザーロ、中邑真輔組を相手にテーブルマッチでタッグ王座の防衛戦。セザーロにコフィが場外のテーブルに叩きつけられて敗れて王座転落。10月9日、スマックダウンでエグゼビア・ウッズと組んで中邑真輔、セザーロ組のSDタッグ王座に挑戦。コフィのトラブル・イン・パラダイスからウッズがダイビングエルボードロップで中邑に勝利。SDタッグ王座を奪回した。この大会でのドラフトによりウッズと共にRAWへの移籍が決定。ビッグ・Eは残留となった。10月12日、RAWで、スマックダウンに移籍することになったRAWタッグ王者のストリート・プロフィッツ(アンジェロ・ドーキンス、モンテズ・フォード)と王座を交換する形でRAWタッグ王座を獲得。11月22日、PPV「サバイバーシリーズ」でSDタッグ王者のストリート・プロフィッツと対戦。合体ブロックバスターにウッズが敗れた。12月20日、PPV「TLC」でシェルトン・ベンジャミン、セドリック・アレキサンダー組を相手にタッグ王座の防衛戦。アレキサンダーのランバーチェックにコフィが敗れて王座転落。

2021

21年3月15日、RAWでウッズと組んでシェルトン・ベンジャミン、セドリック・アレキサンダー組のRAWタッグ王座に挑戦。合体技のデイブレイクを決めてベンジャミンに勝利。RAWタッグ王座を獲得した。4月10日、PPV「レッスルマニア」の1日目でAJスタイルズ、オモス組を相手にタッグ王座の防衛戦。9分47秒、オモスの高角度スパインバスターにコフィが敗れて王座転落。5月31日、RAWでドリュー・マッキンタイアとWWE王座挑戦者決定戦。クレイモアに敗れた。7月18日、PPV「マネー・イン・ザ・バンク」でボビー・ラシュリーのWWE王座に挑戦。ハートロックに敗れた。10月11日、RAWでキング・オブ・ザ・リングに参戦し、1回戦でジンダー・マハルと対戦。カラスに敗れた。

2022

22年1月1日、PPV「DAY1」でキング・ウッズと組んでウーソズのSDタッグ王座に挑戦。1Dをくらってコフィが敗れた。1月7日、スマックダウンでウッズと組んでウーソズのSDタッグ王座にストリートファイトマッチで挑戦。テーブルの上への1Dをくらってコフィが敗れた。1月14日、スマックダウンでリディック・モスと対戦。パンチラインに敗れた。1月21日、スマックダウンでマッドキャップ・モスと対戦。トラブルインパラダイスで勝利。3月18日、スマックダウンでリッジ・ホランドと対戦。ノーザングリットに敗れた。4月29日、スマックダウンでシェーマスと対戦。ブローグキックに敗れた。5月13日、スマックダウンでブッチと対戦。ビターエンドに敗れた。8月5日、スマックダウンでエリックと対戦。丸めこんでフォール勝ち。10月14日、スマックダウンでサミ・ゼインと対戦。丸めこまれてフォール負け。11月11日、スマックダウンでウッズと組んでウーソズのWWE統一タッグ王座に挑戦。1Dをくらってコフィが敗れた。12月2日、スマックダウンでグンターのインターコンチネンタル王座に挑戦。ラストシンフォニーに敗れた。12月10日、NXTデッドラインでエグゼビア・ウッズと組んでプリティデッドリー(エルトン・プリンス、キット・ウィルソン)のNXTタッグ王座に挑戦。バックブリーカーとダブルフットスタンプの合体技を決めてプリンスに勝利。NXTタッグ王座を獲得した。12月20日、NXTの放送でジョシュ・ブリッグス、ブルックス・ジェンセン組を相手にタッグ王座の防衛戦。ウッズがダイビングエルボーでブリッグスに勝利。

2023

23年1月3日、NXTの放送でジョー・ゲイシーと対戦。トラブル・イン・パラダイスで勝利。1月6日、スマックダウンでサントス・エスコバーと対戦。ファントムドライバーに敗れた。2月4日、NXTヴェンジェンス・デイで4WAYマッチに敗れてタッグ王座から転落。2月24日、スマックダウンでLAナイトと対戦。トラブル・イン・パラダイスで勝利。9月18日、RAWでアイバーと対戦。トラブル・イン・パラダイスで勝利。9月25日、RAWでドリュー・マッキンタイアと対戦。クレイモアに敗れた。
スクラップブック
【WWE】コフィ 歴史に残る「3608秒」大奮戦もWWE王座挑戦棚上げ
(東スポWeb 2019年3月20日14時22分より)
【インディアナ州インディアナポリス19日(日本時間20日)発】WWEのスマックダウン(SD)大会で、ニュー・デイ(ND)の人気者コフィ・キングストン(37)が奇跡の5人抜きでガントレットマッチを制した。しかしまたしても悪の最高権力者ビンス・マクマホン会長(73)の策略により、祭典「レッスルマニア35」(4月7日、ニュージャージー州イーストラザフォード)でのWWE王座挑戦は棚上げとなった。
 先週大会で会長は王座挑戦を迫るコフィに対し、ザ・バー(シェイマス&セザーロ)、ローワン(37)、サモア・ジョー(40)、ランディ・オートン(38)とのガントレット戦を命じた。誰がどこからどう見ても勝ち目のない試合だったが、WWE王者ダニエル・ブライアン(37)から2度もフォールを奪った人気者がまたしても奇跡を演じた。
 まずシェイマスをトラブル・イン・パラダイス(回転ハイキック)で退けると、セザーロにはSOS(変型大外刈り)を見舞って見事な3カウントを奪う。ペース配分など関係ない。まるで「途中で死んでもいい」とでも決意したかのような猛攻だ。人気者の明日なき暴走に、会場はインディアナポリス市全体にまで響き渡るような「コフィコール」に包まれた。
 続くはブライアン配下のローワン。実況席まで使う暴走には手を焼くも、ローワンがイスを手にした瞬間、レフェリーが反則裁定。敵が自滅した格好となり、コフィには救いの1勝となった。バックステージのVTR前にはNDのビッグE、エグザビア・ウッズを筆頭に30人以上もの選手が並び、涙声でコフィに声援を送った。
 さあ、残るはあと2人。疲労の色濃いコフィはサモアの怪人のパワーに押され、ストンピングからラリアートの波状攻撃を浴びる。しかしジョーがキン肉バスターを狙った瞬間、しなやかな上体を巧みにそらして大逆転の回転エビ固め。一瞬で勝負をひっくり返した。この時点ですでにゴングから40分が経過。英雄の奮闘に場内は割れんばかりの大騒ぎだ。
 5人目は毒蛇オートン。さすがにこの試合だけは荷が重い・・・のムードが漂ったが、コフィだけは勝利を確信していた。毒蛇に場外でいたぶられ、スチール製階段に投げつけられたが、逆に投げ返して意地を見せる。リング上では毒蛇の非情な顔面ストンピング、エルボーで青息吐息となるが、勝負を決めにきたRKOは寸前で逃れ、跳躍力抜群のドロップキックで反撃した。
 奇跡は続く。雪崩式脳天砕きをダブルニーで返すと、必殺のRKOにも耐えて、後方へクルリ。鮮やかな丸め込みでコフィが5人抜きを決めた。実に52分40秒、驚異的な底力を発揮してコフィが実力で王座挑戦権を獲得。歓喜の雄たけびを上げる英雄を相棒のビッグEとウッズが肩車して祝福した。
 ここでビンス会長が登場し「コフィおめでとう。君は祭典での挑戦権を獲得した」と妙に素直に称賛。しかし続けて出てきた言葉は「だが、王座戦の前にもう一人倒さなければならない男がいる。紹介しよう。この男だ」。ここで王者のブライアンが登場する。もちろん場内は大ブーイング。NDは「聞いてねえよ!」と猛抗議するが、ゴングは鳴らされてしまう。どこまで会長はコフィに嫌がらせするつもりなのか・・・。
 場内は旧イエス男に対して耳をつんざかんばかりの「ノー!」コールを浴びせる。それでもけなげなコフィは雪崩式バックドロップに耐え、逆にトラブル弾で反撃。しかし第1試合から1時間を経過しているとあって、体が動かなくなってくる。最後はランニングニーで無念の3カウントを聞いた。実にここまで1時間8秒。課せられた試合に勝ちながらコフィの挑戦はまたもやお預けとなった。
 大の字でピクリとも動けないコフィ。その姿はまるで15ラウンドを戦い抜いて真っ白に燃え尽きた矢吹丈のような神々しさに満ちていた。すぐさまビッグE、ウッズが駆けつけて介抱するがコフィは動けない。祭典での王座挑戦は振り出しに戻ったが「コフィの3608秒」はWWE史上に永遠に残る大奮戦となった。
【WWE】コフィのWWE王座挑戦ようやく決定・・・反ビンス派が男気アシスト
(東スポWeb 2019年3月27日13時30分より)
【コネティカット州アンカスビル26日(日本時間27日)】WWEのスマックダウン(SD)大会が開催され、人気者コフィ・キングストン(33)が祭典「レッスルマニア35」(4月7日、ニュージャージー州イーストラザフォード)でWWE王者ダニエル・ブライアン(37)に挑戦することがようやく正式決定した。
 冒頭ではニュー・デイ(ND=コフィ、ビッグE、エグザビア・ウッズ)がまたもやビンス・マクマホン会長(73)に全員で直訴。3人で頭を下げて「会長、挑戦ごっちゃんです」と懇願した。しかし執拗かつ陰湿にコフィいじめを続けるビンス会長が素直に首を縦に振るはずもない。先週大会ではガントレット戦を命じながら、実に52分40秒の激闘を制して堂々挑戦権を得たコフィに「エクストラマッチ」としてブライアン戦を追加。力尽きて敗れたコフィから強引に挑戦権を奪った。
 ビンス会長は「私の中で彼は「Bプラス」の選手にすぎない。ならばお前らの力でコフィを挑戦させたらどうだ?」と語り、何と今週はビッグE(33)とエグゼビア・ウッズ(32)に5チームとのガントレット戦を命じて、NDが勝てばコフィの挑戦を認めると断言した。
 これで張り切らないお祭り男たちではない。ビッグEはパンパンに張り詰めた肉体を躍動させて、必殺のアップアップダウンタウン(合体式顔面砕き)でカール・アンダーソン(39)、ルーク・ギャローズ(35)組、中邑真輔(39)、ルセフ(33)組を連破。続くザ・バー(シェイマス&セザーロ)はウッズが巧みに丸め込んだ。
 バックステージのVTR前には、コフィ、カリスマのベッキー・リンチ(32)らを筆頭に、ビンス派以外の選手が大声援を送る。残るはあと2チーム。ここで登場したSDタッグ王者組のウーソズ(ジミー&ジェイ)が実に泣かせる男気を見せた。
 2人は「俺たちは実力でチャンスをものにしたコフィが、挑戦すべきだと思う。ニューデイ、俺たちは、結束が固いお前らを尊敬するよ。今日は俺たちの負けだ。祭典での幸運を祈る」と話し、何と試合放棄でNDに勝利を譲渡したのだ。
 この光景を控室で見ていた王者ブライアンは大荒れ。イスを部屋中に投げ散らかした。明らかに流れがNDに傾いている状況で、ローワン(37)を引き連れて最後の相手としてリングインした。さすがに疲労の色濃いNDだが、盟友のために最後の力を振り絞る。まずウッズがミサイル弾を王者の後頭部に決めて動きを鈍らせると、ビッグEはニープラスをキャッチしてそのままマットに叩きつけ、リング下に排除した。
 さらには場外で孤立したローワンに、ウッズにトペスイシーダを見舞う。ここでビッグEが頭脳的プレーを見せた。実況席を引っくり返しローワンを下敷きにしたのだ。これでは身動きがとれない。場外カウントが進み、NDがリングアウト勝ち。5チーム勝ち抜きを達成して、コフィが王座挑戦権を獲得した。
 すぐさまコフィがリングに飛び込んで、号泣しながら3人で熱い抱擁を交わす。ウーソズの試合放棄も含めて、SNSなどで誹謗中傷や陰口が後を絶たないすさんだ現代社会において、これ以上は考えられない感動的な友情劇だった。ND全員で得たコフィの祭典出陣に、ベッキーら約30選手とレフェリー陣までが飛び出してエプロンを叩いて祝福した。
 不服そうに愛車に乗り込んだビンス会長はインタビューアーに対し「・・・挑戦を認めよう」と渋々語った。祭典まであと12日、さすがに会長も謀略をめぐらせる気力もうせたに違いない。期せずしてNDは、半年後に迫ったラグビーW杯日本大会に先立ち「One For All、All For One」の精神を見せつけた格好だ。
 リング上のお祭り騒ぎは延々と続き、場内には「ニューデイ」と「コフィ」の大コールが交錯した。2週で5選手と5チームを撃破して事実上、SD最強チームとなったND。あとはコフィのWWE王座奪取の瞬間を待つだけとなった。

【WWEレッスルマニア】苦節11年・・・コフィが奇跡のWWE王座初戴冠
(東スポWeb 2019年4月8日11時57分より)
【ニュージャージー州イーストラザフォード7日(日本時間8日)発】WWEの祭典「レッスルマニア」が当地のメットライフ・スタジアムで開催され、注目のWWE選手権は、人気者コフィ・キングストン(37)が悪の王者“ニュー”ダニエル・ブライアン(37)を撃破。奇跡の初戴冠を果たした。
 全米が、いや世界中が泣いた。ここまで2度も王者からフォールを奪い破竹の快進撃を続けながら、権力者サイドの陰謀で挑戦を延期され続けてきたコフィ。会場は努力の人の王座奪取を念じるかのような大「コフィコール」一色に包まれた。
 開始はじっくりとしたグラウンド戦。ブライアンは冷酷に挑戦者の関節を決め続ける。5分、10分・・・しなやかな肉体を誇るコフィにもさすがに疲労の色が見え始めた。しかしニュー・デイの盟友エグゼビア・ウッズ(32)のトロンボーン、ビッグEの大声援を背に受けたコフィは、さっそうと立ち上がった。
 そう、俺たちは悪や権力に屈してはダメなんだ――。再びファイティングポーズをとるコフィの表情は毅然とした決意に満ちていた。
 王者が十八番のニープラス(ランニングニー)にきたところをカウンターのダブルニーで迎撃。さらにはトラブル・イン・パラダイス(回転式ジャンピングハイキック)を決める。しかし王者のセコンド、エリック・ローワン(37)が介入。このピンチは、ニュー・デイの相棒2人が場外でのミッドナイトアワーで救出する。逆にコフィも場外でのトラブル弾でローワンを排除した。
 それでもダメージは大きい。フィニッシュを狙う王者はイエスポーズから悪魔の笑みを浮かべてトドメのニープラスに出た。しかしコフィはこれを寸前で回避すると、逆転のSOS(変型大外刈り)一撃。鮮やかに決まるも王者はカバーに入った挑戦者を逆にイエスロックに捕らえる。詰め将棋のようなハイレベルな技術戦は続いた。
 ブライアンはイエスキックを連打。全身の激痛に耐えながらコフィもミドルキックで反撃する。さらにはドラゴンスリーパーの態勢から、何とそのまま後方にスーパープレックスで投げ捨てる。追い込まれた王者の目からは狂気の色がうせ、明らかにレスラーとしての闘争本能が燃え上がっていた。コフィの大健闘が王者の目を覚めさせたのかもしれない。
 バックステージのモニター前では50人以上のスーパースター勢がコフィに大声援を送り続ける。劣勢に立たされた王者は両腕をリストクラッチして非情な顔面へのストンピング。そして再びイエスロックでグイッと絞め上げた。
 しかしコフィの頭にはタップの概念など消えていた。腕を決められた状態にもかかわらずマウントを強引に奪うと、鬼の形相でリストクラッチ式顔面ストンピングを逆に見舞う。直後に必殺のトラブル弾一撃。文句のない3カウントを奪って苦節11年、コフィが悲願のWWE王座を手中にした。
 場内はもはやお祭り騒ぎだ。号泣するニュー・デイのメンバーに肩車されたコフィは、天まで突き抜けんばかりの勢いで「やったぜ!」誇らしげにベルトを掲げた。夢とも思われたコフィの王座奪取は、あらゆる苦境に立つ人間にとって最高の激励メッセージとなった。WWE王座史上でも前例のない、万人に愛される王者の時代が始まった。