89年11月23日にデビュー。マサチューセッツのインディ団体NEWA(New England Wrestling Association)で経験を積む。91年からジョバーとしてWWFに出場。97年秋からWWFでスコット・テイラーの名でライトヘビー級のレスラーとして本格的に登場。TAKAみちのく、ブライアン・クリストファーと抗争を展開。99年5月にヒップホップキャラに変身し、スコッティ・トゥ・ホッティに改名。ブライアン・クリストファーもグランド・マスター・セクセイに改名し、共に「トゥ・クール」を結成。随所にあふれる明るいダンスムーブで人気者となった。難解かつ衝撃、危険度の高い必殺技、「ワーム」を武器に大活躍。「W」、「O」、「R」、「M」という観客の掛け声と合わせて飛び跳ねる動作や、技にいたるまでの盛り上がりは、他のレスラーには産みだせない一体感があった。この技だけで長期間の活躍となった。その後、トゥ・クールはリキシを仲間に入れることに成功。試合後のダンスが人気を呼ぶ。00年4月17日、ディーン・マレンコを破りWWFライトヘビー級王座を獲得。5月29日にブライアン・クリストファーと組んでWWF世界タッグ王座を獲得。01年2月に首の手術のため長期欠場。6月に復帰。02年4月に首の負傷のため長期欠場。5月に手術を行った。03年4月に復帰。10月からはリキシと組んでタッグ戦で活躍。重い動きと軽い動きがかみ合って、タッグチームとしての魅力を発揮。リキシの明るい面を引き出すことにも成功した。04年2月5日にバシャムブラザースを破りWWEタッグ王座を獲得。3月14日、レッスルマニア20での4ウェイタッグマッチにも勝利して防衛に成功。4月22日にチャーリー・ハース、リコ組に敗れて王座転落。7月16日にリキシが離脱してからはシングルで活躍。07年5月にWWEを離脱。12月10日、WWEのRAW15周年記念大会でのバトルロイヤルに出場。残念ながら残り4人のところでスキナーにリングの外に落とされてしまったが、IRSにワームを成功させたシーンはこの試合のハイライトだった。08年10月24日から11月19日にかけて、ランペイジ・アメリカン・レスリングのヨーロッパツアー(全20大会)に出場。10年7月24日、SMASHの新宿FACE大会にスカリー2ホッティの名で来日。昼の部ではTAKAみちのく、ユージンと組んでTAJIRI、KUSHIDA、リン・バイロン組と対戦し、17分12秒、必殺のWORMでKUSHIDAに勝利。夜の部ではTAKAみちのくと組んでユージン、朱里組と対戦。13分15秒、ユージンのスクールボーイにホッティがフォール負け。11月22日、SMASHのJCBホール大会でAKIRA、KAORU、野崎と組んでヌンジオ、TAKA、植松、中川ともか組と対戦。10分39秒、WORMでヌンジオに勝利。14年12月6日、ノアの有明コロシアム大会に来日し、フナキ、スペル・クレイジーと組んでペサディーヤ、ザック・セイバー・ジュニア、小川良成組と対戦。10分55秒、スコッティがWORMでペサディーヤに勝利。
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