危険にピンぼけたが、「悦と俊子の碑」。大正時代の女流作家「田村俊子」と、夫の作家「鈴木悦」の碑。田村俊子がここの出身だったらしい。田村俊子は一作も読んだことはないがなかなか興味深い。1902年に幸田露伴の門下に入って小説を発表し、その後、花房露子の名で女優に転身。結婚した小説家の田村松魚のすすめで書いた「あきらめ」で1911年に文壇デビュー。1918年に朝日新聞記者だった鈴木悦の後を追ってバンクーバーに移住。夫の死後、1936年に帰国。最期は上海で死去。ずいぶんと変わった経歴だ。

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