エディ・グラハム

カウボーイ・ルットレルのコーチを受けて４７年にテキサスでデビュー。デビュー当時はバディ・ロジャースの兄弟と自称してリップ・ロジャースというリングネームだった。５８年６月からエディ・グラハムに改名し、 レスリングブラザーとして有名だったグラハム３兄弟の次男を自称。ニューヨークなどの東海岸で活躍した。６０年にチームを離れてフロリダで活躍。フロリダ地区ではサム・ステンボートと組んで活躍。６６年５月、ステンボートと共に日本プロレスに初来日。５年ぶりに凱旋帰国したヒロ・マツダの対戦相手として招かれた。マツダとはフロリダ地区で何度も対戦し、仲がよかった。６７年１月、マツダとの関係から、国際プロレスの旗揚げシリーズに参加。フロリダではボリス・マレンコと抗争を展開。７１年からＣＷＦ（チャンピオンシップ・レスリング・フロム・フロリダ）を運営。ＮＷＡフロリダ地区の７０年代〜８０年代のプロモーターとして活躍した。息子マイクがプロレス入りすると親子そろって７４年２月、全日本プロレスに登場。７６年から７８年にかけてＮＷＡ会長に任命されていた。７７年に引退。マイクやスティーブ・カーンのＮＷＡインタージュニア王者時代には新日本プロレスにも来日。８５年１月２１日、フロリダ州タンパにてピストル自殺した。