秩父農工時代は相撲部で活躍。2年の時にインターハイ個人戦3位となる。80年1月、大相撲の押尾川部屋にスカウトされ、高校3年で中退。玉麒麟の四股名で十両6枚目まで昇進。87年に親方とケンカ別れして廃業。通算成績は199勝149敗7休。相撲部屋によく来ていた三遊亭楽太郎の紹介で8月にプロレスに転向。楽太郎は馬場の友人でもあった。当初はジャパンプロの所属だった。88年1月2日後楽園ホールのバディ・ランデル&ポール・ハリス組戦(パートナーは馬場) でデビュー。90年6月に仲野と組みアジアタッグ王座を獲得。当初は恵まれた体格を活かしきれず、むしろ持て余し気味なところもあったが、ジャンボ鶴田の助言と本人の努力の甲斐あって怪物殺法を習得。巨体を活かした喉輪落としを最大限に駆使するなど、ダイナミックな攻撃がウリとなる。92年3月、鶴田と組んで世界タッグ王座を獲得。96年4月にチャンピオンカーニバル優勝。5月24日に札幌中島体育センターで三沢の3冠王座に挑戦。ジャンピング・ネックブリーカーを狙う三沢に狙いすました喉輪落としが決まりフォール勝ちし、3冠王座を獲得した。タッグでは川田と組んで活躍し、96年、97年の世界最強タッグ決定リーグ戦に優勝した。00年、ノアの旗揚げに参加。01年5月、ツアー開幕戦で「俺が田上」なる新技を初公開。5月18日に北海道立総合体育センターで三沢のGHC王座に挑戦。14分12秒、エメラルドフロウジョンで敗れた。02年5月26日に札幌メディアパークスピカで小川良成のGHC王座に挑戦。15分5秒、首固めで敗れた。03年6月6日、日本武道館大会で新日本プロレスの永田裕志と対戦。15分53秒、ナガタロック3に敗れた。04年9月10日、日本武道館で小橋建太のGHC王座に挑戦。トペ、花道での喉輪落とし、エプロンからの断崖式「俺が田上」、幻の大技「秩父セメント」などで攻めたてたが、28分5秒、リストクラッチ式バーニングハンマーで敗れた。05年11月5日、日本武道館大会でGHC王者の力皇猛に挑戦。観客の大声援に後押しされて、20分43秒、オレが田上で勝利し、GHCヘビー級王座を獲得した。12月4日、横浜文化体育館大会で、元付き人の森嶋を相手に初防衛戦。森嶋の放つ体重の乗ったラリアット、パワーボム、裏投げ、バックドロップの連続に大苦戦。しかし「オレが田上」、さらに場外への断崖式のど輪落としを放って逆転。バックドロップをココナツクラッシュで阻止すると、チョップの連打で森嶋を弱らせて、最後は22分19秒、ロープの反動を利用した変形ノド輪落とし「つくば薪割り」で勝利した。06年1月22日、日本武道館大会で秋山準と防衛戦。20分31秒、後頭部へのジャンピングニーパットで敗れて王座陥落。07年7月15日、日本武道館大会で三沢のGHC王座に挑戦。45才の三沢と46才の田上というベテラン同士の対決となった。16分44秒、エメラルドフロウジョン、ランニングエルボーからの変形エメラルドフロウジョンで敗れた。11月28日、新潟市体育館大会で森嶋と組んでタッグ王者のバイソン・スミス、斎藤彰俊組に挑戦。28分10秒、バイソンのランニングパワーボムに森嶋がフォール負け。09年6月13日、試合中に三沢が死去。7月6日、ノアの社長に就任。9月27日、ノアの日本武道館大会(三沢の追悼興行)に出場し、武藤敬司と組んで小橋、高山組と対戦。高山にシャイニングウィザードを決めるなど見せ場を作ったが、21分53秒、小橋のラリアットに敗れた。10月3日、ノアの大阪府立体育会館大会(三沢追悼興行第2弾)のメインで川田と組んで秋山、KENTA組と対戦。17分32秒、田上がおれが田上でKENTAにフォール勝ち。11月23日、博多スターレーン大会でモハメド・ヨネと対戦。8分58秒、キン肉バスターに敗れた。12月24日、ディファ有明大会で丸藤正道と対戦。社長対副社長の対決となった。不知火に挑戦したが失敗してバックドロップの形でダメージを負ってしまい、トラースキックをくらって、6分35秒、横入り式回転エビ固めに敗れた。
田上明 試練の7番勝負(91年1月)
第1戦 1月2日 後楽園ホール × ダニー・スパイビー 6分41秒
ほとんど攻めこめず完敗。
第2戦 1月3日 後楽園ホール ○ ジャイアント・キマラ2 5分37秒
コーナー最上段からのエルボードロップで勝利。
第3戦 1月7日 大阪府立第2体育館 × 川田利明 14分24秒
イス攻撃をくらい、パワーボムにフォール負け。ふがいない試合を見せた。
番外編 1月15日 後楽園ホール × 川田利明
第4戦のブッチャー戦がキャンセルされ番外編で川田と対戦。ケンカマッチに発展し、後頭部ラリアットにフォール負け。田上の実力が開花するきっかけに。
第4戦 1月19日 松本 ○ ジョニー・エース 13分6秒
第5戦 1月22日 花巻 ○ 小橋健太 13分52秒
第6戦 1月25日 石岡 × アブドーラ・ザ・ブッチャー 7分7秒
第7戦 1月26日 後楽園ホール × 三沢光晴 7分24秒
タイガードライバー91の初公開で敗れた。
※7番勝負は3勝4敗の結果に終わった。
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