ダークロHP / レスラーノート

鈴木みのる

1968年6月17日
神奈川県横浜市西区出身
178cm 88kg
タイトル歴:三冠ヘビー キング・オブ・パンクラス IWGPタッグ GHCタッグ 世界タッグ アジアタッグ
得意技:逆落とし(スタンディングのスリーパーホールドをかけたまま、腰投げでうつぶせにたたきつける) スリーパーホールド 卍固め ゴッチ式パイルドライバー

横浜高校ではアマレスで活躍。81キロ級で国体2位、関東大会2位の実績を持つ。高校時代、永田と対戦して2戦2勝。87年3月に新日本プロレスに入門。猪木の最後の付き人となった。船木とは合宿所で同室だった。88年6月23日、横浜文化体育館の飯塚戦でデビュー。8分47秒、逆片エビ固めに敗れた。89年3月31日に新日本との契約切れを待ってUWFに移籍。新日本での最後の試合は猪木とのシングルマッチだった。UWF崩壊後は91年2月に藤原組設立に参加。92年10月4日、東京ドームでソウル五輪の金メダリスト、ゴビリシビリ・ダビッドに勝利。その後、船木と共にパンクラスを設立。93年9月21日に東京ベイNKホールで旗揚げ戦。鈴木は第1試合に出場し、スリーパーホールドで稲垣に勝利した。旗揚げ戦の試合時間は全5試合で13分5秒。衝撃的な秒殺劇に観客が熱狂。その後もパンクラスは「秒殺」の名の下に快進撃を続けた。94年10月15日、両国国技館で、船木と対戦。後に「魂の111秒」と称された、お互いの瞬発力が爆発するファイトの末、1分51秒、船木のスリーパーホールドで敗れた。95年5月13日にウェイン・シャムロックを破り第2代王者になる。同年9月にバス・ルッテンに敗れ王座陥落。その後、頚椎椎間板ヘルニアのため長期欠場し低迷。02年11月30日、パンクラスの横浜大会でライガーと対戦し、1R1分48秒、チョークスリーパーで勝利した。03年4月17日、新設された「パンクラスMISSION」の所属となる。「パンクラスMISSION」とは、プロレスで試合をする選手が所属する、パンクラス内でのセクション。6月13日、日本武道館大会で14年ぶりに新日本プロレスに登場。6分58秒、スリーパーホールドで成瀬に勝利した。試合後のインタビューでは「14年も、100年も一緒。リングの大きさもやることもずっと一緒。紀元前から一緒だよ。男がリングに上がってやることは、戦うことだけ。何の感想もないね」と答えた。その後は「世界一性格の悪い男」の異名でプロレス界で快進撃を続ける。7月21日の札幌月寒大会では金本と対戦し、6分18秒、スリーパーホールドで勝利。8月31日のパンクラス両国大会では、デビュー戦の相手でもある飯塚とキャッチルールで対戦し勝利。9月21日、NWF王者の高山に挑戦。6分43秒、高山のひざ蹴りに敗れた。10月13日、東京ドームでの新日本軍VS真猪木軍5対5マッチでは、真猪木軍の一員として登場。新日本軍の最後の一人となった永田に対し卍固めをかけてレフリーストップ。真猪木軍が勝利した。04年1月4日の東京ドーム大会で西村と対戦。「ゴッチイズム追求〜原点〜」と名づけられたこの試合。息もつかせぬグラウンドテクニック合戦の末、9分39秒、西村の逆さ押さえ込みに敗れた。試合後のインタビューでは「もう1度やってとどめを刺さないといけないなと思う」、「ん〜。もっと直接的に、あの腕へし折っとけばよかったなって後悔してる」などと答えた。2月1日、札幌大会で高山と組んでIWGPタッグ王者の天山、西村組と対戦。ゴッチ式パイルドライバーで西村を破り第46代IWGPタッグ王座を獲得した。29日にはIWGP王者の天山に挑戦。13分56秒、天山のダイビング・ヘッドバットに敗れた。04年7月10日、ノアの東京ドーム大会でIWGPタッグ王座の防衛戦として力皇森嶋組と対戦。ノアでの初試合となった鈴木は、リング上を動き回り相手の攻撃をかわし続けて挑戦者組を挑発。最後は12分55秒、高山がジャーマンスープレックスホールドを森嶋に放って勝利した。11月13日、新日本プロレスの大阪ドーム大会で佐々木健介のIWGP王座に挑戦。健介とは前座時代からのライバル関係にあり、16年ぶりの対戦となった。19分55秒、ラリアットに敗れた。05年1月8日、ノアの日本武道館大会でGHCヘビー級王者の小橋建太と対戦。25分22秒、豪腕ラリアットで敗退した。6月18日、丸藤正道と組んでGHCタッグ王座を獲得。06年3月5日、ノアの日本武道館大会でGHC王者の秋山準に挑戦。試合終盤に200発以上ものビンタ合戦を延々と続けた。28分15秒、リストクラッチ式エクスプロイダーに敗れた。4月には全日本プロレスのチャンピオンカーニバルに出場。決勝トーナメントに進出したが1回戦で太陽ケアに敗れた。9月3日、全日本プロレスの札幌STVスピカ大会で、三冠王者の太陽ケアと対戦。34分52秒、裸絞めによるレフェリーストップで勝利して、三冠王座を獲得した。10月29日、福岡国際センター大会でロージーと防衛戦。ゴッチ式パイルドライバーからの裸絞めで失神させてフォール勝ち。初防衛に成功した。12月11日、2006年度プロレス大賞のMVPを受賞。12月12日、リアルジャパンプロレスの後楽園ホール大会でタイガーマスク(初代)と対戦。試合中に左ヒザを痛めたタイガーマスクに対し余裕の笑顔で技を受け止め、16分24秒にヒザ十字固めでTKO勝利。「おじさん。具合よくなったらまたおいで」とリング上で言い捨てた。試合後に、「強いって罪だな」、「あのオッサンは宇宙旅行できる時代にゼンマイ仕掛けか?もったの2〜3分じゃねえか」、「佐山聡の時代もタイガーマスクの時代も終わり。日本のプロレス界はオレが仕切る」と語った。12月24日、三冠戦での対戦が決まった永田の要望に応じて試合を観戦。試合後に目の前で敬礼ポーズをした永田に対し、ペットボトルの水をかけて対抗。そのまま乱闘になった。鈴木の得意技である逆落とし、武藤の得意技シャイニングウィザードを出した永田に対し、「しばらく見ないうちに残念なことにパクリレスラーになったな、あいつも」、「こんな永田だったら悪いが秒殺させてもらおうかな」、「十数年やってきて泣かず飛ばずで、がんばっても上に行けねえんだもん。スランプとかじゃなくて、それがあいつの限界」と試合後のバックステージで語った。07年1月4日、新日本プロレスの東京ドーム大会で永田と防衛戦。試合開始から強烈な張り手合戦。お互いに流血するなど、激しい試合を展開。永田のサンダーデスドライバー、バックドロップに追いつめられたが、張り手合戦から一瞬の隙をついてスリーパーホールド。そのまま逆落としを決めて、渾身のスリーパーホールドでレフリーストップ勝ち。2月17日、小島聡と防衛戦。逆落とし2連発からのスリーパーホールドで痛めつけて、23分58秒、体固めで勝利。試合後、「強くてごめんね」と小島に対しマイクアピールした。4月30日、愛知県体育館大会でTAJIRIを相手に防衛戦。13分26秒、裸締めからの体固めで勝利。7月1日、横浜文化体育館大会で全日本プロレスのエース、武藤敬司を相手に防衛戦。白いガウンに白いタオル、髪を銀髪にしてリングに登場。武藤の必殺技のオンパレードを返し、逆落としからのスリーパーはロープに逃げられたが、26分54秒、ドラゴンスクリューからのヒールホールドで勝利。試合後のマイクでは「おい全日本。お前たちの宝はオレの手の中にある。このケンカ、オレの勝ちだ!」と叫んだ。「カスはカス同士で勝手にやってろ。負けてどうにも行き場がなくなって、30過ぎてグレちゃった小島くんとか、40超えて好感度アップを狙ってるちゃんとかさ。カスはカス同士で勝手にやってろ。お先に行くぞ!誰もたどり着けない、誰も追いつけないところに行ってやる!」と試合後に語った。8月26日、両国国技館大会で佐々木健介を相手に防衛戦。序盤は健介が約10分間、ヘッドロックで絞めあげた。みのるも開幕戦で負傷させた健介の右腕を集中攻撃。みのるの腕十字固めで勝負あったかと思われたが、セコンドの中嶋やのTシャツ投入を制して健介がロープにエスケープ。終盤にラリアットの連続攻撃をくらい、最後は42分07秒、8発目のラリアットで敗れて王座陥落。試合後に「ハハハハッ。あー面白かった。面白かった。へへへ。最高だな。わりと面白かったぜ。あー頭いてえ。たまにはこんな日もあらーな」と笑みを浮かべた。11月にアブドーラ・ザ・ブッチャーと組んで世界最強タッグ決定リーグ戦に出場。08年4月に全日本プロレスのチャンピオンカーニバルに参戦。5日の初戦でジョー・ドーリングと対戦。10分55秒、旋回式パワーボムに敗れた。4月7日、諏訪魔と対戦。殴り合いの応酬など、ゴツゴツした試合展開となり、9分31秒、逆落としからのスリーパーホールドでレフリーストップ勝ち。試合後は翌日に控えた健介戦に向け「このために来たんだよ」と語った。4月8日、佐々木健介と対戦。ゴッチ式パイルドライバーから張り手8連発、裸絞め、逆落としとたたみかけ、12分22秒、最後はスリーパーホールドでレフリーストップ勝ち。試合後には「ハッハッハー、勝っちゃったもんねえ。これで20年の恨みを返した。健介、3冠返上した方がいいな。ハハハ!」とビールで乾杯。4月9日、西村修と対戦。腕ひしぎ逆十字固めをかけるなど優勢だったが、3分56秒、一瞬の隙を突かれた逆さ押さえ込みで敗れてリーグ戦敗退。試合後には「まあ、おれの目的は果たせたからな。あともう1つ、このシリーズで確実にセカンドギアに入ったよ、おれの中で。ハハハ!おっしまい」と語った。4月20日、全日本プロレス後楽園ホール大会のセミファイナル終了後、本隊入りとブードゥーマーダーズ入りを拒んだ太陽ケアの前に現れ、「おれはもう1度、全日本のてっぺんに行く。プロレス界の中心に行く。一緒に行こう」とリング上で握手。TAKEMURANOSAWA論外MAZADAも加え、GURENTAIを結成。6月17日、後楽園ホールでデビュー20周年記念大会を開催。5分1Rのエキシビションマッチではモーリス・スミスと対戦。時間切れ引き分けに終わる。メインでは高山と対戦。歌手の中村あゆみが生熱唱する「風になれ」に乗って登場した。22分1秒、逆落としからのスリーパーホールドで勝利。6月28日、大阪府立体育会館大会で太陽ケアと組んで世界タッグ王者の武藤、ジョー・ドーリング組に挑戦。21分4秒、ケアがTKO34thでドーリングにフォール勝ちし、世界タッグ王座を獲得。8月3日、石川県産業展示館大会で諏訪魔、西村組を相手にタッグ王座の防衛戦。28分16秒、ケアのフロント・ネックロックで西村にレフリーストップ勝ち。9月28日、横浜文化体育館大会でのメイン終了後、三冠王座を獲得したばかりのムタに背後からスリーパーホールド。赤い毒霧を吐いて失神したムタを踏みつけて三冠王座挑戦をアピール。10月11日、後楽園ホール大会で天山、小島を相手にタッグ王座の防衛戦。32分17秒、ケアのTKO34thで小島にフォール勝ち。11月3日、全日本プロレスの両国国技館大会で三冠王者のムタに挑戦。試合前に読みあげられていた認定証を破り捨てて試合開始。終盤にスリーパーで動きを止め、フォールに行こうとしたところで毒霧を浴び、シャイニングウィザード、ムーンサルトプレスをくらい、最後は25分46秒、シャイニングウィザードに敗れた。09年1月3日、NOSAWA論外と組んでアジアタッグ王座を獲得。3月1日、全日本プロレスの後楽園ホール大会のメインで小島、KAI組を相手にアジアタッグ王座の防衛戦。23分16秒、スリーパーホールドでKAIにレフリーストップ勝ち。同日の夜に行われたリアルジャパンプロレス後楽園ホール大会で石川雄規と対戦。 5分36秒、逆落としからのスリーパーホールドで圧勝。3月14日、両国国技館大会で諏訪魔、近藤修司組を相手にタッグ王座の防衛戦。20分21秒、ケアのTKO34thで近藤にフォール勝ち。4月からチャンピオンカーニバルに参戦。リーグ戦を2位で通過。4月12日、JCBホール大会での準決勝で武藤と対戦。15分13秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利。同日の決勝ではカズ・ハヤシと対戦。逆落としからスリーパーで絞めあげ、23分35秒、ゴッチ式パイルドライバーで勝利して優勝。5月30日、愛知県体育館大会で高山の三冠王座に挑戦。22分59秒、ジャーマンスープレックスに敗れた。7月5日、石川県産業展示館3号館大会で武藤、河野組を相手にタッグ王座の防衛戦。26分48秒、みのるがゴッチ式パイルドライバーで河野にフォール勝ち。9月23日、後楽園ホール大会で曙、組を相手にアジアタッグ王座の防衛戦。20分45秒、曙のダイビングボディプレスにNOSAWAが敗れて王座転落。8月30日、全日本プロレスの両国国技館での武藤敬司デビュー25周年記念スペシャルタッグマッチに出場し、蝶野と組んで武藤、船木誠勝組と対戦。21分19秒、武藤のムーンサルトプレスにみのるが敗れた。9月26日、横浜文化体育館大会で船木とシングルで対戦。船木の殺気あふれる攻撃に苦戦し、フロントスリーパーで「失神」する場面もあった。ロープ際でスタンディングのスリーパーホールドをレフリーの制止を無視してかけつづけ、最後は10分44秒、レフリー暴行で反則負け。試合後にリング上で「何回でもおまえのこと相手してやるよ。何回でも勝負してやるよ。命ある限りおれんとこ来てみろ」と船木を挑発した。11月20日から始まった世界最強タッグ決定リーグ戦では復帰したばかりの太陽ケアと組んで参戦。5勝3敗で勝ち点10で3位となり、優勝を逃した。
鈴木みのる対アポロ菅原
蝶野 そういえばSWSのときもリングで誰かとなんかなかったっけ?先輩をどうのこうのって。
鈴木 アポロ菅原さんと。
蝶野 喧嘩しちゃったんだっけ?
鈴木 はい。仕掛ける、仕掛けないって話があって。自分ではリング上でなにが起きてるか全然わからずに。
蝶野 向こうから仕掛けてきたの?
鈴木 はい。バキバキって。うしろ振り返ったら、そのときゴッチさんがセコンドにいてくれて。「いけ」って指示を出すんです。「いけ」ってなんだろうと思っていたら、レフェリーが空中さんで「鈴木、こんなヤツにやられんな。食らわせてしまえ」みたいな。セコンドはみんな「やっつけろ」って。それでグチャグチャになって終わっちゃって。
蝶野 じゃあ、相手が悪いわけだ。向こうから仕掛けてきてるんでしょ。
鈴木 でも向こうからしてみたら鈴木が悪いんじゃないですか。生意気な小僧をちょっと痛い目にあわせてやろうと。
(週刊プロレスNO1426「蝶野王国」より)

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