アルフォンソ・ダンテス

父親はアル・アメスクァという名レスラー。その父と、父の同期のデイアブロ・ベラスコのコーチを受けて６３年（６０年説あり）にデビュー。６４年には新人賞を獲得。以後、数々のＮＷＡ系のタイトル獲得に成功。６５年５月５日、ナショナル・ライトヘビー級王座を獲得。６９年４月１１日、ロスでミル・マスカラスと組んでアメリカスタッグ王座を獲得。７２年６月３日、ティファナでレイ・メンドーサのＮＷＡ世界ライトヘビー級王座に挑戦。２人とも空中殺法を使わないクラシカルな攻防を展開。１本目は１３分１３秒、変形足結び固めでメンドーサが勝利。２本目は６分５５秒、エビ固めでダンテスが勝利。３本目は１０分７秒、つり天井でダンテスが勝利。ＮＷＡ世界ライトヘビー級王座を獲得した。同王座は７２年６月１３日から８０年４月３０日までに計５回獲得している。７０年代最強のライトヘビー級と称された。７４年１１月１５日にナショナル・ライトヘビー級王座２度目の獲得。８１年９月１８日にナショナル・ライトヘビー級王座３度目の獲得。８２年１月に全日本プロレスに初来日。着実なルチャ・リブレを披露。 ８６年８月２０日、ナショナル・ヘビー級王座を獲得。８８年８月７日、ナショナル・ヘビー級王座２度目の獲得。８９年３月に事実上の引退。息子のアポロもレスラーとなった。０８年７月３０日、メキシコ・マンサニージョの自宅で心臓麻痺のため死去。