レスラーノート

カリプス・ハリケーン

CARIBS HURRICANE
本名:エドワルド・アルマンド・ロドリゲス
1932年4月7日(1936年説あり)
ベネズエラ・サンフェリペ出身
(ベネズエラ・カラカス出身説あり)
188cm 120kg

タイトル歴
テキサスヘビー
アジアタッグ
フロリダヘビー
フロリダタッグ
NWA世界タッグ(テキサス版)
WWCカリビアンヘビー
アメリカス・ヘビー
得意技
ブレーンバスター

アマチュアボクシングのミドル級クラスで活躍。ペルーから来たレスラーのエル・チクライアーノのすすめでレスラーに転向。56年、ベネズエラのカラカスでラロ・ロドリゲスの名でイタリアのロッコ・エスピネラを相手にデビュー。中南米で試合をしていた。58年にはヨーロッパを遠征。60年にアメリカに進出。9月にトルベジーノ・ブランコを破りテキサス・ヘビー級王座を獲得。62年4月27日、ドリー・ディクソンと組んでNWA世界タッグ王座(テキサス版)を獲得。11月、ドン・レオ・ジョナサンを破りテキサスヘビー級王座を獲得。年末のダラスで、ザ・デストロイヤーとの覆面剥ぎマッチで敗れて素顔になっている。その後は素顔のサイクロン・ネグロとして活躍。64年4月、カリプス・ハリケーンという名のマスクマンとして日本プロレスの「第6回ワールドリーグ戦」に初来日。3日の蔵前国技館大会で、ジャイアント馬場とノーフォールのまま45分間引き分けた試合が名勝負として有名になった。5月7日、横浜文化体育館大会でジン・キニスキーと組んで吉村、豊登組のアジアタッグ王座に挑戦したが敗れた。5月14日、横浜文化体育館大会でキニスキーと組んで吉村、豊登組を破りアジアタッグ王座を獲得。5月29日、札幌中島スポーツセンター大会での初防衛戦で馬場、豊登組に敗れて王座転落。68年5月、日本プロレスにカリプス・ハリケーンとして2度目の来日。69年4月15日、フロリダヘビー級王座を獲得。7月22日、ジャック・ブリスコと組んでフロリダタッグ王座を獲得。70年から74年にかけてはテキサス州アマリロでテリー・ファンクと抗争。72年3月、「第14回ワールドリーグ戦」にカリプス・ハリケーンとして3度目の来日。12月、全日本プロレスに素顔のサイクロン・ネグロとして来日。次の73年3月の来日ではカリプス・ハリケーンとして登場。78年12月12日、フロリダでウガンダという名のマスクマンとしてフロリダヘビー級王座を獲得。79年12月29日、プエルトリコでWWCカリビアンヘビー級王座を獲得。82年11月12日、ロスでエル・モナルカを破りアメリカス・ヘビー級王座を獲得。11月26日、エル・モナルカに敗れて王座転落。84年11月、素顔のサイクロン・ネグロとしてUWFに通算11度目の来日。85年に引退。引退後は溶接工。13年2月20日、死去。