レスラーノート

ビッグ・ショー

BIG SHOW

本名:ポール・ワイト
1972年2月8日
サウスカロライナ州アイケン出身
218cm 227kg

タイトル歴
WWF世界ヘビー
WCW世界ヘビー
USヘビー
世界タッグ(WWE版)
WWE統一タッグ
世界ヘビー(WWE版)
得意技
チョークスラム
コロッサルクラッチ(キャメルクラッチ)

大学ではバスケットボールで活躍。WCWのレスラーの養成機関である「パワープラント」でトレーニングし、95年10月29日、WCWのPPV「ハロウィン・ハボック」にザ・ジャイアントの名でWCWに初登場し、デビュー戦でハルク・ホーガンを破りWCW世界ヘビー級王座を獲得。96年9月にNWOに加入。11月に新日本プロレスに初来日。97年1月にNWOを脱退して活躍。98年2月にケビン・ナッシュと対戦。同月にWWFに進出。11月、PPV「サバイバーシリーズ」でHHHを破りWWF世界ヘビー級王座を獲得。 00年4月のPPV「バックラッシュ」でのカート・アングル戦を最後に体重オーバーを理由にWWFから離脱し2軍団体のOVWで調整。 01年1月、PPV「ロイヤルランブル」で復帰。 02年3月1日、横浜アリーナでのWWFの「スマックダウン・ツアー・ジャパン」 に来日し、ケインと組んでダッドリーボーイズと対戦。11分8秒、2人同時のチョークスラムでババ・レイに勝利。3月のドラフトでRAWに移籍。9月にスマックダウンに移籍。11月、PPV「サバイバーシリーズ」でブロック・レスナーを破り統一世界ヘビー級王座を獲得。 03年3月30日、PPV「レッスルマニア」でAトレインと組んでアンダーテイカーとハンディキャップマッチ。9分45秒、ツームストーン・パイルドライバーにAトレインが敗れた。7月17日、横浜アリーナでのRAWの日本公演に来日し、メインで王者レスナー、アングルを相手に王座戦。6分47秒、レスナーがF5でアングルにフォール勝ちしたため王座獲得に失敗。18日の大会ではメインでレスナーの王座に挑戦したが、16分4秒、F5に敗れた。10月、PPV「ノーマーシー」でUSヘビー級王座を獲得。 04年3月14日、PPV「レッスルマニア」でジョン・シナを相手に防衛戦。9分14秒、FUに敗れて王座転落。 05年4月、レッスルマニアで曙と相撲マッチで対戦。6月のドラフトでRAWに移籍。7月1日、さいたまスーパーアリーナでのWWE日本公演に来日し、曙をセコンドにしてカリート・カリビアン・クールと対戦。7分3秒、チョークスラムで勝利。7月2日の大会では曙と組んでカリート、モーガン組と対戦。8分40秒、曙がバンザイアタックでモーガンに勝利。11月にケインと組んで世界タッグ王座を獲得。 06年4月2日、PPV「レッスルマニア」でクリス・マスターズ、カリート組を相手にタッグ王座の防衛戦。6分41秒、ケインがチョークスラムでカリートに勝利。4月にタッグ王座から転落し、ケインと仲間割れ。6月にECWに移籍。10月18日、日本武道館でのWWEの日本公演でサブゥーを相手に防衛戦。7分25秒、チョークスラム・オン・ザ・テーブルで勝利。10月19日、同会場での公演2日目でハードコア・ホーリーと組んでHHH、ショーン・マイケルズ組と対戦。16分10秒、マイケルズのスウィート・チン・ミュージックからのHHHのペディグリーにホーリーが敗れた。 08年3月30日、PPV「レッスルマニア」でフロイド“マネー”メイウェザーと対戦。11分36秒、ブラスナックル右フックにKO負け。

2009

09年5月17日、PPV「ジャッジメントデイ」でシナと対戦。アティテュード・アジャストメントに敗れた。6月7日、PPV「エクストリーム・ルールズ」でシナを相手にサブミッションマッチで対戦。セカンドロープとサードロープの間に足をフックさせてのSTF(すぐに足のフックは外れた)に敗れた。7月26日、PPV「ナイト・オブ・チャンピオンズ」では、負傷して長期欠場したエッジの代役としてWWE統一タッグ王者になり、クリス・ジェリコと組んでデビアス、コーディ組を相手に防衛戦。ビッグ・ショーがコロッサルクラッチでデビアスに勝利し、防衛に成功。11月22日、PPV「サバイバーシリーズ」でジェリコ、アンダーテイカーを相手に王座戦。試合終盤で仲間割れし、ビッグ・ショーがジェリコをパンチでKO。最後はアンダーテイカーのヘルズゲートにショーが敗れた。12月13日、PPV「TLC」でのTLCマッチ(テーブル、ラダー、イスが利用可能で、頭上に吊るされたベルトを獲得した方が勝者となる試合形式)でHHH、ショーン・マイケルズに敗れてタッグ王座から転落。

2010

10年2月8日、ミズと組んでタッグ王者のHHH、マイケルズ組、CMパンク、ルーク・ガロウズ組を相手に王座戦。ミズがマイケルズを丸めこんでフォール勝ちし、WWE統一タッグ王座を獲得。3月28日、レッスルマニアでRトゥルース、モリソン組を相手に防衛戦を行ない、ビッグ・ショーがノックアウトパンチでモリソンに勝利。4月26日、ハート・ダイナスティを相手にタッグ王座の防衛戦。キッドのシャープシューターにミズが敗れて王座転落。同日のドラフトでスマックダウンに移籍。5月23日、PPV「オーバー・ザ・リミット」でジャック・スワッガーの世界王座に挑戦。終始王者を圧倒したが、ベルトで殴打されて反則勝ち。反則勝ちのため王座獲得に失敗。8月20、21日に行われた両国国技館でのWWEの日本公演に来日。初日はメインでシナと組んでNEXUS(ウェイド・バレット、デイヴィッド・オトゥンガ)と対戦。序盤はシナがローンバトルで劣勢となったが、ビッグ・ショーが登場してからは逆転。13分18秒、シナのアティチュード・アジャストメントとビッグ・ショーのチョークスラムを同時に決めて、同時フォールで勝利。2日目はマーク・ヘンリーと対戦し、7分39秒、ノックアウトパンチで勝利した。9月19日、PPV「ナイト・オブ・チャンピオンズ」でCMパンクと対戦。トップロープから飛んだパンクにタックルを浴びせ、最後はノックアウトパンチで勝利。

2011

11年2月20日、PPV「エリミネーション・チェンバー」で、ミステリオ、マッキンタイア、ウェイド、ケイン、王者のエッジを相手にエリミネーション・チェンバー・マッチで王座戦。パンチでウェイドにフォール勝ちしたが、ケインのチョークスラムに敗れた。4月19日、ケインと組んでスレーター、ガブリエル組を破りWWEタッグ王座を獲得。4月のドラフトでRAWに移籍。5月1日、PPV「エクストリーム・ルールズ」でエゼキエル・ジャクソン、ウェイド・バレット組を相手にランバージャックマッチで防衛戦。ビッグ・ショーがチョークスラムでバレットに勝利。5月22日、PPV「オーバー・ザ・リミット」でCMパンク、メイソン・ライアン組を相手に防衛戦。ダブルのチョークスラムを決めてビッグ・ショーがメインソンにフォール勝ち。5月23日、ネクサスのマイケル・マギリカッティ、デヴィッド・オトゥンガ組を相手にタッグ王座の防衛戦。乱入してきたネクサスのリーダーであるCMパンクにビッグ・ショーがハイキックをくらってしまい、最後はダブルのDDTにビッグ・ショーが敗れて王座転落。6月19日、PPV「キャピタル・パニッシュメント」でアルベルト・デル・リオと対戦。左ヒザを集中攻撃されてレフリーストップ負け。7月17日、PPV「マネー・イン・ザ・バンク」でマーク・ヘンリーと対戦。ワールズ・ストロンゲスト・スラムからのボディプレス2連発に敗れた。10月23日、PPV「ヴェンジェンス」でヘンリーの世界王座に挑戦。雪崩式ブレーンバスターをくらった瞬間にリングが崩壊。試合続行不可能となった。11月20日、PPV「サバイバーシリーズ」でヘンリーの世界王座に挑戦。急所を蹴られて反則勝ちとなり、規定により王座奪取に失敗した。11月30日、横浜アリーナでのRAWの日本公演でザック・ライダーと組んでケビン・ナッシュ、ドルフ・ジグラー組と対戦。12分35秒、ビッグ・ショーがノックアウトパンチでジグラーにフォール勝ち。12月1日、同会場での2日目はシナと組んでケビン・ナッシュ、ミズ組と対戦。9分21秒、シナがアティテュード・アジャストメントでミズに勝利。12月18日、PPV「TLC」でヘンリーの王座に挑戦。決着はピンフォールまたはギブアップ、さらにイスが使い放題のチェアーズ・マッチでの対戦となった。ヘンリーが振りおろしたイスを右手でたたき落としての左パンチをカウンターで決めてフォール勝ち。世界ヘビー級王座を獲得した。試合後に背後からヘンリーの攻撃を受けてイスの上へのDDTをくらってダウン。直後に、いつでも王座に挑戦できる資格を持ったダニエル・ブライアンが登場。世界王座挑戦権を行使されて試合開始となり、片エビ固めにフォール負け。一瞬にして世界王座から転落した。

2012

12年1月29日、PPV「ロイヤルランブル」で王者ブライアン、ヘンリーを相手に金網マッチで王座戦。ブライアンに金網脱出されて王座奪取に失敗した。4月29日、PPV「エクストリーム・ルールズ」でコーディ・ローズのインターコンチネンタル王座にテーブルマッチで挑戦。エプロンに立っていたところをコーディのドロップキックをくらって片足がテーブルについて破壊。ほとんどダメージがないまま敗れた。試合後にコーディを場外のテーブルに放りなげた。5月14日の放送で悪のGMであるジョン・ローリナイティスから「解雇」を通達された。5月20日、PPV「オーバー・ザ・リミット」でローリナイティスとシナが対戦。容赦ない攻撃を浴びて逃走したローリナイティスの前に立ちはだかり、リング上に連れ戻した。シナがアティテュード・アジャストメントでローリナイティスを担いだ瞬間、ビッグ・ショーがシナの顔面にパンチを放ち、ローリナイティスがフォール勝ち。その後はローリナイティスに再雇用されてヒールに転向。6月17日、PPV「ノーウェイアウト」のメインでシナと金網マッチで対戦。ローリナイティスの解任とシナの追放をかけての対戦となった。アティチュード・アジャストメントをくらって、金網を脱出されてビッグ・ショーが敗れた。試合後にローリナイティスがGMを解任された。8月9日、両国国技館でのスマックダウンの日本公演のメインでジョン・ローリナイティスと組んでシェーマスと対戦。11分7秒、ビッグ・ショーのKOパンチがローリナイティスに誤爆し、直後にシェーマスのブローグ・キックをビッグ・ショーがくらって敗れた。8月10日の公演2日目はメインでデル・リオ、ケイン、王者のシェーマスを相手に4WAYマッチで王座戦。13分49秒、シェーマスがブローグ・キックでデル・リオに勝利した。8月19日、PPV「サマースラム」でWWE王者パンク、シナを相手に3WAYでの王座戦。シナのアティテュード・アジャストメントをくらってしまい、直後にシナを場外にほうり投げたパンクにフォール負け。10月28日、PPV「ヘル・イン・ア・セル」でシェーマスの世界王座に挑戦。ホワイト・ノイズをカウント2で返し、ブローグ・キックをキャッチして右パンチを顔面に放ってフォール勝ち。世界ヘビー級王座を獲得した。11月18日、PPV「サバイバーシリーズ」でシェーマスを相手に防衛戦。ブローグ・キックをレフリーを盾にして防ぎ、パンチでダウンさせてフォール勝ち。その後、レフリーを盾にしたことで反則負けの判定となったが、規定により王座防衛に成功。12月16日、PPV「TLC」でシェーマスを相手にチェアーズマッチで防衛戦。リング下から取り出した巨大なイスを背中に打ち下ろしてフォール勝ち。12月19日、NXTの放送でボー・ダラスと対戦。KOパンチで勝利。

2013

13年1月11日、デル・リオを相手にラストマン・スタンディングマッチで防衛戦。場外戦で階段をたたきつけられてダウン。実況席の下敷きにさせられ、カウント10が数えられて敗れ、世界ヘビー級王座から転落した。1月27日、PPV「ロイヤルランブル」でデル・リオの世界王座に挑戦。クロス・アームブリーカーを決められたところに、デル・リオのセコンドのリカルドに粘着テープで両足をロープに巻きつけられて固定。そのまま10カウントが数えられて敗れた。2月17日、PPV「エリミネーション・チェンバー」でデル・リオの世界王座に挑戦。クロス・アームブリーカーに敗れた。5月19日、PPV「エクストリーム・ルールズ」でランディ・オートンを相手にノーDQマッチで対戦。イスの上へのRKOからのパントキックに敗れた。11月24日、PPV「サバイバーシリーズ」のメインでオートンのWWE王座に挑戦。パントキックに敗れた。

2014

14年1月26日、PPV「ロイヤルランブル」でブロック・レスナーと対戦。F5に敗れた。10月26日、PPV「ヘル・イン・ア・セル」でルセフと対戦。アコレードに敗れた。12月14日、PPV「テーブルズ、ラダーズ、チェアーズ&ステアーズ」でエリック・ローワンとステアーズマッチで対戦。鉄階段の上へのチョークスラムからのKOパンチで勝利。

2015

15年4月26日、PPV「エクストリーム・ルールズ」でローマン・レインズを相手にラストマン・スタンディング・マッチで対戦。場外戦で実況席の下敷きにされて敗れた。6月14日、PPV「マネーインザバンク」でライバックのインターコンチネンタル王座に挑戦。序盤でライバックが実況席のミズを襲撃。終盤でミズが乱入してマイクで両者が殴られ反則勝ち。規定により王座奪取に失敗した。8月23日、PPV「サマースラム」でミズ、インターコンチネンタル王者のライバックを相手に3WAYでの王座戦。ビッグ・ショーがミズにKOパンチを決めたがライバックに場外へ落とされてしまい、そのままライバックがミズにフォール勝ち。

2016

16年7月19日、ドラフトでRAWに所属。

2017

17年3月5日、PPV「ファストレーン」でルセフと対戦。KOパンチで勝利。8月20日、PPV「サマースラム」でビッグ・キャスと対戦。エンパイアエルボーに敗れた。

2018

18年10月9日、スマックダウンでランディ・オートンとWWEワールドカップ出場をかけて対戦。RKOに敗れた。

2020

20年3月26日、WWE王座を獲得したばかりのドリュー・マッキンタイアの前に現れて王座挑戦(レッスルマニアの収録日に行われ、4月6日のRAWで放送された)。クレイモアに敗れた。

2021

21年9月5日、AEWのPPV「オール・アウト」でポール・ワイトの名で登場し、QTマーシャルと対戦。チョークスラムで勝利。

2022

22年4月4日、AEWダーク・エレベーションでポール・ワイトの名で登場し、オースティン・グリーンと対戦。チョークスラムで勝利。