瞑想2008 ダークロHP
2008.11(5)

高田馬場駅で乗客はほとんど降りた。

高田馬場駅で乗客はほとんど降りた。次は西武新宿駅。一駅分の、のんびり気分。今日は、そんなに涼しくない。そして新宿駅。まだ電車は来ない。ベンチで休憩。りんかい線は10両だけど、たまに来る湘南新宿ラインは15両。だから先頭のほうでしばらく待っていると、空いている電車が来るのだ。ようやく電車が来て、いきおいよく乗客が降りる。そんなに急いで、どこに行くのでしょうか。まちがいなく、たんに回りの雰囲気に合わせて急いでいる気分になっている人がいる。家畜のような目をした人たち。今日も、いい日になるといいね。大崎で降りて、隣のホームの電車に乗って、出発するまで10分休憩。今日はめちゃくちゃ忙しい日だ。だから、忙しくなるまでは、少しのんびりしていたい。忙しい日に忙しく動き回ると、その日が忙しくなってしまう。そして夜に疲れ、眠れなくなる。何年もしてから気づいたのだが、少しでもゆっくりした時間を過ごすと、その後の時間が優雅に流れる。さあ、品川シーサイドに着いた。エスカレーターが混んでいるので回り道をして別方向の出口に通じる空いているエスカレーターで地上に上がる。このように、マイペースでのんびり出勤してます。


11月10日。6時起床。月曜日。6時46分の電車に乗る。4時間しか寝てない。今日は定時に上がる、これは絶対。感情の起伏、精神的な落ち着き、口調。相手を捉えるためのサインは様々ある。落ち着いた心で協調性をもってすごす。細々した仕事が多く、疲れきって、19時10分に会社出る。新宿まで座って居眠り。新宿、19時44分、気温14度。家で赤いきつねとシュークリーム。チーズの入った小さいパンを食べる。あとグレープフルーツジュース。眠い。電気毛布を敷いて、23時に寝る。


仕事が終わったのが23時30分。最後は何度もミスを繰り返し、気力が消えそうになった。久しぶりに呼吸困難になった。危ない。最後は発熱したのでバファリンを飲んでなんとか乗り切った。途中で仕事仲間とひつまぶしを食べた。うまかった。いつもは品川シーサイドから新宿へ一直線だけど、夜遅くになると直通がなくなる。大崎駅から山手線で高田馬場へ。ぎりぎりで乗りそこねたので20分くらい待って西武新宿線で中井へ。静かに待っている間に、ずいぶんリラックスできた。いったい、今日は、なんだったのだろう。なにをやっていたのかほとんど思い出せない。


洗濯物を干している時、道路のライトを浴びた私の影が部屋の壁に映り、何重もの私の影と洗濯物の影がゆらめいていて、ドキリとするほどきれいだった。インナーワールドに浸りこんでいるばかりではだめだ。生活は芸術だ。


まだ、人間が理解している物質は、宇宙の4%にしか過ぎない。どんな推論も成り立つのかもしれない。自分のイメージする世界を超えて「理」は存在する。これは天動説が正しかったことがエポックメイキングな出来事だった。イメージは、自分の体に制限される。1次元から、広がりのある2次元へ。さらに高さが加わり、時間が上へ、下へ、重なっていく。さらに、平行に世界は重なっているのではないか?今、この瞬間に、私は無限にいるのかもしれない。自分のイメージの外へ。アイデンティティが壊れるので、DNAがイメージできないようにさせているのではないか。DNAにとって、死は恐怖ではなくて、自然なこと。もっと恐ろしいことは認識できないような設定になっているのではないか。自分が1人だと認識させて、アイデンティティを保っているのではないか。「なんでこんなことしなければならないのだろう」という疑問は、DNAがそう思わせている可能性がある。自分のイメージする世界を超えて「理」は存在する。「なんでこんなことを知る必要があるのか」と宇宙や次元を考える行為の意味を疑問視する人間は、DNAの自己保存能力が強いのかもしれない。地球には寿命があるので、我々はどこかに行かなくてはならない。宇宙?次元?重力?我々はDNAを超えていく必要がある。DNAの自己保存能力は強い。宇宙が広がっている。これは帝国主義的な考え方かもしれない。人間は器をイメージすることが多い。群れをなして生活していた名残なのかも。宇宙は膨張していないのかもしれない。ブラックホールの先には、人間には感知できない、反重力の世界があるのではないか?太陽の寿命は半分過ぎて、残り50億年。半分をわれわれは単細胞生物として過ごしてしまった。太陽系外に暮らすことのできる可能性は、現在では20パーセント。われわれが生き残るためには、次元を超えていく必要がある。時空がゆがむことがわかったにすぎない。未だ不明な重力の本質、次元の本質。乗り越えるべきはDNA。DNAは強い。

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