瞑想2008 ダークロHP
2008.08(3)

通勤電車が空いている。

お盆期間は楽だ。通勤電車が空いている。仕事も忙しくない。出勤する社員も少ない。私の仕事の内容は根本的には「遊びの提供」なので、今こそしっかりやる必要はある。汗水たらしてやるような仕事ではないけど。今朝は曇っているので涼しい。日焼けしたくない人は、出かけるなら今日だ。出かけたくない人は、いつもどおりでOK。駅構内、電車内でうごめく人々はそれぞれベクトルがあり、信じられない挙動を示す。時間軸のベクトルは一方向。時間軸が秩序を保つ。仕事は急いだから頭が混乱。なんとか終わらせ夕方に天ちゃんとカフェ。スタンプカードがいっぱいになったので2人でトールサイズのカフェラテを飲む。おいしかった。

10時半に起床。13時に実家に向かう。東武東上線には見た感じ怪しい人が多い。家が建設中のため、両親は道を挟んですぐそばのマンションに住んでいる。ついたとたんに、寿司とカルビをたっぷりごちそうになる。ライオンズの試合をテレビ埼玉で鑑賞。9回裏からのボカチカの同点3ランホームラン、10回裏の代打平尾のサヨナラホームランを見て大盛り上がり。30日に引越しの手伝いに行く約束をした。がんばらないとな。家の新築工事が終わったとのことで、中を見せてもらう。天井が高いのがよかった。父は棒つきのバニラアイスを際限なく食べていた。健康に悪い。なんで食べ続けるのか。と聞いてみた。当たりが出ないからだ。と答えた。アイスを食べ終わった後、残った棒に「当たり」と書かれてあることがある。当たりが出ると、またお店でアイスがもらえる。味ではなく、そこに内包されたギャンブル性が好きなようだった。「おまえも手伝え」とアイスを渡された。アイスは、なんの変哲もないバニラ味だった。当たりは出なかった。「もう一本いくか?」と聞かれたが断った。一日がこうしてふけていった。23時過ぎに帰宅し、GYAOでチャウシンチーの「トリック大作戦」を途中まで見ながら、レスラーノートを更新。4時まで没頭。なかなか充実したひとときだった。

仕事帰りにトニー、YY、じんたんの4人で多摩川の河川敷でビールを飲みながら花火をやる。花火の火花が1つ1つアンパンマンに見えるメガネを買ってあったので、実際につけたらアンパンマンだらけで面白かった。メガネをかけて、頭上に通る電車を眺めると、たくさんのアンパンマンが輝いていてすごかった。YYが自由の女神のように花火を頭上に掲げていた。モニュメントみたいで印象的な光景だった。頭上に花火の火の粉が降りかかっていて熱そうだった。トニーが花火を持ちながら阿波踊りをするのが面白かった。じんたんが花火を持ちながら私を追いかけてきたのは怖かった。帰りに居酒屋でビールを飲んで気分よく帰宅。

7時に起床。眠い。朝起きて、「暑い」と感じる。この苦しい、夏の一日。外も蒸し暑い。電車が空いているので最高。仕事も楽だ。のんびりすすむ。昼に、天気がいいので橋まで川を見に行く。風が気持ちいい。今月の事業部全体の目標達成は、絶対無理。でも周りにはいい雰囲気で接しよう。明るい未達成で、今月を終わろう。オヤジの悲観論ほどつまらないものはない。帰宅すると、冷房が効いていた。消し忘れていた。この、夏の暑さがそうさせたのか。カーテンがゆらぐ。窓を開けたまま、無駄な冷気が外へ出て行ったようだ。いくらくらいの出費になったのだろうか。もう考えたくもない。


おだやかにゆっくりと起床。今日も晴れている。体が楽なので強い日差しがここちいい。今日の仕事も、休みのようなものだ。昼にまた川を見に行く。ダラダラと歩く。1時間ほど歩き、少し日にやけたかな。18時半に会社を出る。素晴らしき一日。今日の新宿はいろいろな人種の外国人が多いな。里帰りか?ヤフオクで買った週刊プロレス37冊が届く。全て91年の号。この時代はそんなに詳しくないので楽しい。

電車に乗り、眠いような眠くないような気持ちでぼうっとして、日本人が全員イスラム教徒だったらお盆はないのかなど、想像活動。真っ青に広がる空。明るい日差し。そんなに蒸し暑くない。涼しくていいなあ。気分がよかったので芝居っ気がでて「大崎に初めて降りた人」の演技をしてみた。ホームに降りるまで緊張し、ホームに初めて足を接地させる行為に全神経を集中させ、太陽をまぶしがり、深呼吸、ホームでカメラ撮影。人とは逆方向を全速力の歩きでぶっちぎり、ホームの端で朝日を浴びて仁王立ち。視線の先にはどこまでも線路が延びている。山手線だから、どこまでも延びているのは当然である。
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